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公開講座『ルカーチの存在論』27周年第4回







◆公開講座『ルカーチの存在論』27周年第4回は、つぎのとおりです。

(前半)『老子の現代的意味について』(発表者:関口孝之)
(後半)石塚省二著『近代の終焉と社会哲学―東欧革命のアンプリカシオン』を読む「第三章 ハーバーマスのコミュニケーション行為論批判」(発表者:大池比呂志)
(後半)ジェルジ・ルカーチ著『社会的存在の存在論』日本語版作成の試み(発表者:尾内達也・和田裕)

◆トランプ大統領は5日のツイッターで「日本と韓国が米国から高性能の軍装備品を大量に購入することを認めるつもりだ」と述べました。安保体制と日米韓同盟体制の危険性を意識化させることなく、DPRKの脅威を煽って、日本と韓国にトマホークを含む軍装備品のセールスを企てるトランプ政権。そして、この脅威を利用して支持率回復と改憲の雰囲気作りを企てる安倍政権。メディアも加担した一大狂騒曲がいま奏でられています。

トマホークは先制攻撃に使用される巡行ミサイルですから、ノドンの300発から400発がすでに半島に実戦配備されているDPRKのミサイルすべてを一回で殲滅しなければ、核攻撃を含む反撃ミサイルが日本列島に降り注ぐことになります。このアメリカのセールスは、まったく無意味なのです。

かつて当公開講座の創設者、社会的学者・石塚省二はこう語りました。「根源的な思考がもっとも実用的である」この問題の根源はなにか。安保体制・日米韓同盟体制のテーマ化と平和条約の締結でしょう。公開講座『ルカーチの存在論』第4回は、東洋の思想家、老子のアクチュアリティを探ると同時に、コミュニケーションの問題を取り上げます。近代世界の終りの中で起きている諸々の出来事について、根源的な思索と実践を重ねるために、ご参加をお待ちしています。

★日時:2017年平成29年9月16日(土) 午後18時-21時
★場所:中央大学駿河台記念館(最寄駅JR中央線御茶ノ水駅、他)
★会費:2,000円
※ 講座終了後、デリ・フランス御茶ノ水店で懇親会があります。参加自由。大いに本音の意見交換をしましょう(だいたい、費用2,000円ほど)。懇親会の議論が、表の議論より面白いという評価もあります。





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