Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

ピクニックパン。

2007-06-23 00:00:48 | 料理
昨日は木曜日用のピクニックパン作り。
お題は"マシュマロチョコロール"と"ぺちゃあんパン"です。
木曜日のピクニックはS先生のダンナさんグループも参加すると予想されるので、インド人多数になるかも。よってベジタリアン仕様で持参ランチを作った方が無難です。

お菓子系はやはり卵を使わずに作るとなると和菓子系かビスケット系の膨らまないものが中心。それでも種類はかなり限られ、味もイマイチになりがち。よって路線変更でパンを作りました。
パンは小麦と水とイーストで膨らみますし、菓子パン系も卵なしに作れます。
金曜日からのヨセミテ旅行のダンナさんのランチ用パンも必要ですので、アンパンも同じ生地を使って製作しました。今回は豪華二本立てです。

パン生地は卵を使わない生地。小麦粉、イースト、砂糖、マーガリン、塩を加えて混ぜ、温水を加えて練り混ぜます。午後からはずいぶん室内気温が上がってきますので、室温放置で十分に発酵する環境になってます。1時間一次発酵させてから半分に分割。半分をマシュマロチョコロールに、残りをアンパンにしました。

マシュマロチョコロールは、シナモンロールと作り方は基本的に同じ。中の巻き込む材料がマシュマロとチョコチップ、レーズンの3種類。

マシュマロはこちらでは大粒のものから小粒のものまでサイズが色々。ココアに入っている以外どういう風に使っているのかいまいちよくわかりませんが、スーパーではどこでもおいてありますし、一袋が大きい。小粒の一番安い小さい袋を選んでもかなり多いですが。。。試しにコーヒーに入れてみるとおいしかったです。
マシュマロは意外に卵や乳製品を使っていないものです。砂糖とコーンスターチ、シロップでできていてベジ使用でも使えます。

一次発酵させたマシュマロロール分の生地を四角に伸ばし、巻き込む具材ごとに一列に並べて巻き込みます。押し込むように巻き込むのがポイント。巻き終わりはしっかり指でつまんで閉じて一口大にカット。マシュマロが包んである分、切り難く、切ったところからマシュマロが飛び出てきたりするのですが、あとでまた押し込めばいいので気にせずに切っていきます。

切り口を上にして天板に並べ、本来は焼き色のために卵液を塗るのですが、ベジ仕様のため"みりん"で代用。二次発酵を15分ほどしてから200度のオーブンで10分焼きました。

焼きあがるとマシュマロは溶けてグレイズ状態になりチョコチップとレーズンだけになります。出来上がりからはマシュマロを使ったかどうかは分からなくなりますね。面白い仕上がりだと思います。

残り半分の生地を使って次はアンパン作り。今回は趣向を変えて"ぺちゃアンパン"にしてみました。とあるレシピにあった"ペタンコパン"をみてふっくら膨らんだアンパンではなく太鼓焼き風のパンにしてみました。朝お弁当作りが終わった後、前日から浸水しておいた小豆を炊いてマッシュし簡単あんこを製作。アンパンを食べたいと思ったら餡から作らなければならないのが、こちらのサバイバル生活なのですが、最近はそれも普通になってきたから恐ろしい。

餡さえあればあとは簡単。一次発酵させた生地をお好みの大きさに切り、手で広げて餡をのせ、点心の要領で丸く包みます。餡を沢山つつむと、パン生地がうすくなり饅頭っぽくなり、餡が少ないとパン的になり、お好みで分量と食感を調節できます。今回はどうせペタンコにするので餡を沢山包んで成形。こちらもみりんを表面に塗ってゴマをまぶし、天板に載せ二次発酵。ぺちゃアンパンにする場合はこの時に重しをするためオーブンシートとかぶせて天板を上に載せて発酵させます。

焼くときもこのまま焼くのですが、上の天板は予熱しておいたほうがベターです。
こちらも200度のオーブンで15分強。上に載せる天板を予熱して置かず、上の天板にさらに残りのマシュマロチョコロールの2バッチ目を載せたためちょっと焼時間がかかりました。結局最後は天板をはずして数分焼きましたが。。。

見た目はアンパンではなくゴマせんべいチック。厚みはありますのでせんべいとも違う見た目でちょっと不思議な感じ。膨らみを押さえているのでパンの柔らかさはないものの饅頭ほどもっちりしていないので面白いものになりました。見た目は好きなのですが、柔らかいパン生地の食感も好きなので、普通のアンパンの方が私的には好みかも。
荒熱をとってから袋に入れて密封。これで当日までは柔らかさを保てます。

昨日の献立は、ローストビーフ、トマトの冷製カッペリーニ、アクアコッタでした。
アクアコッタは今週のイタリアン料理番組でみたレシピ。野菜と水だけでスープストックを使わないのが特徴。最後に卵を割りいれて半熟にし、パンの上からスープを掛けて食べるもの。

メインの野菜はスイスチャードを使っていたのですが、昨日は手に入らなかったので、"Collard Green"で代用。この青菜はスイスチャードと同様こちらでは良く使われる青菜ですが、"Collard Green"はキャベツの外皮のような葉としっかりした茎が特徴。味もブロッコリーとキャベツのあいのこらしい。確かにクセは少なく煮ても煮崩れせずしっかりしていますので存在感はたっぷり。なかなか美味でした。
ローストビーフもドレッシングでマリネしてからフライパンで簡単に製作。肉がそれほど分厚くないのでフライパンでも十分にうまく作れました。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レアーチーズケーキ。 | トップ | ソーダブレッド。 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
southAsia (southAsia)
2007-06-23 15:34:20
はじめまして。southAsiaと申します。いつもはROMオンリーで楽しくBLOGを見せてもらっています。
楽しみにしてるんで更新頑張って下さいね!
僕のブログではターバン野口の折り方を紹介しています。
暇があったら是非どうぞ。
http://panicblog.blog109.fc2.com/?eid=264
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

料理」カテゴリの最新記事