Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

キャラメル・デビルズフードケーキ。

2009-12-27 07:34:02 | 料理
昨日に引き続き、クリスマスディナーの報告。
今回はケーキ編です。
毎年、クリスマスにはスポンジケーキを作っていて、その年によってマクロビ系だったり、ジェノワーズだったり色々。
去年のジェノワーズはたいそうおいしかったので、別の御用達洋書のレシピで作ってみようと検討していたところ、"デビルズフードケーキ"のレシピに目が留まりました。

アメリカンケーキレシピではよく見かけるもので、名前を訳すと"悪魔の食べ物ケーキ"。ものすごい名前なのですが、色がその由来となっているらしい。
御用達書によれば19世紀後半に流行した"ファンシーケーキ"の一つで現存する唯一のケーキだとか。(訳が間違っていなけば。。。)
非常に単純な超しっとりしていて滑らかさが身上のチョコレートケーキのようです。

サワークリームだけを購入すれば手持ちの材料でできそうなので、今回はこれを作ってみることにしました。
ただ作っているうちに手持ちの材料で代用したりして、出来上がりはやや別物になりましたが。。。

作り方は基本のレイヤーケーキとほぼ同じ作り方です。
ボウルに薄力粉、中力粉、塩、重曹を加え、振るっておきます。アメリカンレシピで粉を振るう手順を要求するのは珍しいですね。

中力粉は先日の韓国で買ってきた粉。ちなみに日本の有機小麦の半額でした。

ベーキングパウダーではなく、重曹を使うのがこのケーキの特徴の一つ。普通のチョコレートケーキはたいていベーキングパウダーを膨張剤として使うのですが、デビルズフードケーキの場合は重曹でないとだめらしい。御用達書の解説ではベーキングパウダーを使うと全く別物になるらしく、色の黒さが薄くなり、ファッジーなブラウニーになってしまうとか。
小麦粉も2種類併用し、薄力粉を加えることでやや軽い仕上がりにするようです。

別ボウルにバターを電子レンジで柔らかくしておき、砂糖を加えてクリーム状になるまで泡立てます。
レシピでは砂糖はブラウンシュガーを使用。普通のチョコレートケーキの場合はグラニュー糖を使うことが多いようです。ブラウンシュガーの方が風味が強いので、このケーキの場合はこちらがお勧めとか。我が家的には三温糖で代用。

クリーム状にしたバターに卵を加えて混ぜ合わせます。
ふくらみを良くしようなどと考えて卵を泡立てない方がよいらしく、別立てで泡立ててから加えたりすると、このあと加えるチョコ液の多量の水分を支えきれず、ケーキが逆にへこんでしまうらしい。
またふわふわのケーキもアメリカン的にはN.G.ですから。

均一に混ざったところへサワークリームを加えてさらに混ぜ合わせます。

オリジナルのレシピではさらに別容器にチョコレートとココアを加え、熱湯を注いで混ぜて滑らかにします。かなり水の量が多いのでちょっと腰がひけますが。。。
水のかわりに牛乳などを入れてリッチ感を出そうと思っても逆効果らしい。牛乳はチョコレート味をマイルドにしてしまうので、チョコ感を強調したい場合は水の方が効果的らしい。例にとビターチョコとミルクチョコの味の違いを比較せよとのこと。

我が家の手持ちのチョコがやや少なかったので、冷蔵庫に眠っていたもらいものの生キャラメルを投入することに。色がその分明るく仕上がりそうですが、クリスマスなのでデビルな色でなくてもいいでしょう。
ココアの代わりにこれまた冷蔵庫に眠っていたエスプレッソソースを加えてみました。

バタークリームのボウルに混ぜ合わせた粉類を1/3量加えて軽く混ぜ、チョコ液を半量加えて混ぜ合わせます。

もう一度、粉とチョコを交互に加え混ぜて最後は粉を加えて生地完成させます。
マフィン作りと同じ混ぜ方ですね。

最後にゴムベラで軽く混ぜて粉残りがないことを確認。

型にはオーブンペーパーを敷きこんでおきます。

出来上がった生地を流し込んで、ゴムへらで表面を整えてから170度に予熱したオーブンに入れて約20分焼きます。

焼き上がりは竹串でチェックして確認。中央が少し膨らんだ仕上がりですが、スポンジケーキほど膨らまなかったです。

荒熱をとっている間にデコ用の生クリームの泡立て。久しぶりに生クリームを泡立てると腕にきますね。

ケーキが冷めたら型と紙をはずし、2等分にします。1枚目の表面にクリームを塗り、洋ナシのスライスを載せてさらにクリームをかぶせ、2枚目のケーキを重ねます。

組み立てたら全体に生クリームでデコレーションして完成。
御用達書では3枚焼いてバタークリームでデコした3層のレイヤーケーキにしていました。

やはりデコは苦手であまり綺麗な仕上がりとはなりませんでしたが、家庭用なので味で勝負。

味は上々で、生地はしっとりとしていて、甘さも程よい感じ。エスプレッソソースを加え、チョコを減らしているのでビター感があり、大人な味ですね。サワークリームが入っているので、生地は見た目が重そうで詰まっていますが、食べると見た目ほどではなく、しっとりとややもっちり感もあるような少し変わった食感でした。

日本のジェノワーズのようなふわふわ感でなく、食べ応えのあるクラムが、やはりアメリカンケーキならではですね。

市販のケーキではない味と食感で、今度は御用達書の通りチョコレートをたっぷり使ったもので再挑戦したいものですね。
生キャラメルを使った方がチョコ感はないものの、マイルドなミルク風味もあってこれはこれでいいような。。。

もし、生キャラメルが余ったらぜひお試しください。

このケーキを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
Cpicon キャラメル・デビルズフードケーキ。 by PCWP

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ロースト・ブラインドターキー。

2009-12-26 08:51:14 | 料理
今年のクリスマス・ディナーのご報告。
毎年やってくるこの日はお決まりの料理日。
日本はお正月が押し迫っているため、24日が主たるお祝い日のようで、25日は盛り上がりに欠けるようですね。

日本的には24日に食べるのがいいのかもしれませんが、今年は24日はダンナさんの職場で飲み会。よって25日夜をクリスマスディナーにすることに。

24日は鶏の受難日のようで、どこを歩いても"チキン"、"チキン"。
ケーキも売り攻勢は激しいですが、"チキン"の方がスーパーでは花形でした。

今年はどうしようかと思いつつ、スーパーへ。24日の夕方に肉売り場へ行くと、チキンの値下がりはなく、丸鶏も2羽を残すのみ。
明日もでるのかと近くに居たバイトっぽい店員に尋ねましたが、一人目は微妙との返事。
よくわからないので、社員らしき売り場担当の男性を捕まえて再度聴取。
この2羽で今期は販売終了とのこと。今年は丸鶏を買う人が多いらしい。不景気でおうちパーティをする人が多いのか、加工品より安く大量に食べられる丸鶏を焼いてみようと思う人が多いのか。。。

我が家も残り2羽の丸鶏を24日に買ってしまおうと手に取りましたが、その横にターキー発見。
冷凍品で輸入ものですが、価格がすでに1/3に落ちていました。
日本では七面鳥はかなりの高級品。さすがにこの価格で買う人は巷スーパーではほとんどいないでしょうね。

鶏にするか七面鳥にするか相当迷った結果、今回はなかなか食べられないターキーにすることに。7割下げの値段なら鶏よりも安いので、かなりお買い得。
輸入品ですが、巷のお店で安いチキンを買ったり食べに行ったりするよりはまだいいかもしれません。

嬉々として買って帰り、冷凍なので、とりあえずシンクに置いて解凍。
肉売り場でも冷蔵コーナーにあったので、少しは解凍されていますが、次の日に焼きたいので寝るまではとりあえず常温で解凍。冬場なので室温も低いのでちょうどいいくらいかも。

毎年のチキンの焼き方と同じにしようかと思っていましたが、御用達書を見ていると、七面鳥は一晩ブラインドしてから焼く方法があり、一度試してみることに。
ブラインドとは、塩水に生塊肉をつけておくこと。こうすることで、塩味がつくだけでなく、保湿効果があり、焼いてもパサつきにくいとのこと。
アメリカン料理ではよくある手法で御用達所でも塊肉調理の際はよく出てくる手法です。でも今まで試したことはないですね。

七面鳥はチキンよりも肉質がパサつきやすいので、ブラインドする方がいいらしい。

早速半解凍のターキーをブラインドしてみることに。
袋に入った七面鳥を取り出し、表面とお腹を軽く水洗いします。
この袋に入った姿は日本では珍しいのですが、アメリカでは対面式以外で棚売りされている場合はたいていこういう袋入り。サンクスギビングなど祭事の際はこれが冷蔵棚に入りきらず棚横に山積みされていました。
ターキーは鶏よりも体格が大きいので2kgならベビーサイズ。アメリカの祭事での売れ筋サイズは15kgくらいですから、驚きです。

ブライン液(塩水)の濃度は肉の大きさではなく時間で決めるようで、12時間漬け込むバージョンで試してみました。短い時間で勝負するほど濃くなります。
ガロンから換算して1Lあたり大さじ2。生理食塩水濃度といったところで、一時期やっていたソルトウォーターフラッシュ用の塩水と同じ濃度でした。

問題は容器。今回の七面鳥は2キロサイズ。いつものチキンより一回りは大きく、我が家最大の鍋でもまだまだ小さい。
最大サイズのジッパーつき袋になんとか入りそうで、これなら塩水も最小限ですみます。

塩水1Lを作り、七面鳥をぎゅうぎゅうと詰め、なんとかジッパーを閉めて完了。
7割方塩水に浸かっているのでヨシとしましょう。

寝る前に冷蔵庫に入れて翌朝取出しです。

翌朝、12時間経ったところで袋から出し、一度流水で洗浄。そのままだと塩味が聞きすぎるとのこと。

表面の水気を切って、そのまま冷蔵庫に入れ、表面を乾かしました。
今回は飲み会が相当楽しかった(?)らしく、お昼帰りのダンナさん。
二日酔いで堂々のご帰還です。結婚10年も経つとイブも誕生日も一人で過ごすようになるんですね。それでもケーキとターキーを早朝から準備している自分がちと不憫な感じ。。。

当初の予定は夕方焼くつもりでしたが、おなかすいたといつ言われるかわからないのでとりあえずお昼に焼き始めました。

フィリングは野菜とご飯を軽く炒めて詰めました。御用達書ではターキーは詰め物をしない方がうまく焼けるらしいのですが、どうしても詰めたい場合はフィリングは加熱済みにするとのこと。
いつもは生で掘り込んでいた野菜も今回は炒めました。味は肉をブラインドしているので塩味は入れず、ローズマリーとにんにく、コショウだけで軽く風味をつけました。

荒熱をとって鳥のお腹に詰め、楊枝で留めてから鳥の脚を交差させて皮にひっかけて固定。

アメリカで買ってきたローストバックに小麦粉を少量入れて振り、袋内側にまぶしつけて破裂防止に。

これに入れて焼くと、脂の飛び散りもなく、脂分の多い焼き汁の処理も自在で、後片付けが楽。ロースト系には便利必需品。

表面の水気をペーパータオルで拭いてから詰め物をした七面鳥の表面に油を塗ります。

バックに入れて封をして、最後に空気穴を開けてオーブンへ。
180度で1時間20分焼きました。
1時間経ったあたりで取り出して、焼き汁をターキーの表面に掛け流して再度オーブンへ。
レシピによって焼き時間の指定はさまざまですが、焼き色がついて焼き汁がたっぷり出て沸騰していたら、焼きあがり近しです。

焼き上がりの目安は、アメリカ式で温度直計り法。肉に直接刺して華氏温度計で175Fになっていたら焼き上がりです。

オーブンから取り出して、お休みタイム。最低30分ほど寝かせてから食べることに。
今回は大きい鳥にも関わらず、うまく焼き色もついて、仕上がりは上々。毎年ローストバックを使っていますが、焼き色がうまく付かなかったりして思うように仕上がりにくいのですが、今年は日本製の大型オーブンで焼いたからかほったらかしのわりにうまく焼けました。

お味の方は、ブラインドの塩味は程よく思ったより利いていました。パサツキもなく、おいしかったです。スタッフィングのご飯も味は悪くないですが、パンの方が私的には好みですね。
なによりも油っぽくないのが、ターキーの魅力。食べていても脂っぽさが少なく、あっさりしていて食べやすい。おなかにもたれにくいので、たくさん食べられますね。

あまったお肉はその日のうちに骨からはずして取り分けておきます。
冷めると硬くなって骨から外れにくくなるので。。。。
リフトオーバーとして、明日からの食事に活用しますので、二人家庭の我が家で2Kgの七面鳥を焼いても問題なし。

来年はぜひイブに二人で楽しみたいものですぞ、ダンナさん。
クリスマスケーキの製作模様は、また明日。

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ダンプ・ケーキ。

2009-12-13 07:21:10 | 料理
今週のモラタメ当選第二弾。
今回は共立食品の「手作りクリスマスパーティセット」です。

箱を開けるとびっくりするくらいたくさんの材料が入っていました。

まずは、粉類。
スポンジケーキミックス粉、クレープミックス粉、クリームブリュレ粉。

次に飾り系。
フルーツミックスゼリー、3色デコペン、トリオスプレー。
全部で1500円くらいにはなるかも。かなり豪華なセットでした。

なかなか普段はミックス粉を使う機会がないので、我が家では貴重な試食、試作の機会です。何を作ろうかと考えた末、とりあえず手持ちの材料で簡単にできそうな「ダンプ・ケーキ」を作ってみることにしました。

アメリカではミックス粉の文化は想像を超える発展をしているようで、普通のスーパーでもおびただしい種類のミックス粉がありました。マフィン、ケーキ、プリン、パイ、ブレッドなどの種類だけでなく、それぞれにフレーバーが多様にあって使い方もさまざま。昨今では日本のホットケーキミックスも使用用途が幅広くなってきた感じですが、アメリカではミックス粉を二種混合して使うくらい進んでいます。

初めてアメリカ的ミックス粉の使い方を知ったのはELPのクッキングクラスでアップルケーキを作った時のこと。
ケーキを作るのにプリンミックスを加えるレシピになっていて、すごく不思議に思いました。

そのときは人に教える実習レシピにミックス粉を使うようなレシピを持ってくること、ケーキミックスは使わずにプリンミックスを使ってケーキを作ったこと、できたケーキはアメリカンケーキにしてはかなりおいしかったのが非常に印象的でした。

ということで本題に戻って、「ダンプ・ケーキ」を作ることに。
今回はセットの中から「クリームブリュレ」と「スポンジケーキミックス粉」を使うことにしました。
このケーキはアメリカの超簡単ホームメイドケーキの代名詞。材料を投げ込んで作ると言う意味で「dump」と言われているようで、ミックス粉とフィリング缶を使って開けるだけ、混ぜるだけ、焼くだけと言うケーキ。

作り方はいろいろあるのですが、基本的にはホットケーキのように材料をすべて混ぜ合わせて型に流し込んで焼くというもので、さらに混ぜもしない究極のやり方として、缶詰の果物フィリングを入れ、その上にミックス粉をふりかけ、最後にバターを散らして焼くと言うものまであり本当にケーキになるのか疑問なほど簡単に作られています。それだけミックス粉が優れているのかも。

日本のミックス粉はホットケーキミックスしか使ったことがないので、アメリカと同じように使えるかわかりませんが、とりあえず全材料を混ぜ合わせるタイプで作ってみることにしました。

ボウルにケーキミックスとプリンミックス粉(クリームブリュレ)、砂糖、植物油、豆乳、ヨーグルト、卵を加えます。

あとはただ泡だて器でぐるぐると全体が混ざるまでかき混ぜるだけ。
本来はヨーグルトではなく、サワークリームでしたので、コクが減る分水を加えるところを豆乳で代用。
生地はこれで完成。ホットケーキ状の生地ができました。

これをバンド型に入れて焼くだけなのですが、あまりにつまらないので先日格安で手に入れた高級マンゴージャムを入れて渦巻きにすることに。

油を塗ったバンド型に生地を流し込み、マンゴージャムを表面に塊で落として、ゴムへらで8の字を書きながらジャムを生地中に沈め大きく切り混ぜます。

すぐに170度に予熱したオーブンに入れて15分ほど焼きました。

出来上がりは竹串をさしてチェック。

型ごと荒熱をとり、逆さにして盛皿に移して完成。焼きたてより少ししぼみますが、柔らかいので割れやすく取り扱いは注意が必要です。

ケーキミックス粉の威力だけでなく、加熱しないで作るプリンミックス粉を混ぜるとどうなるのか興味深々でした。
ふくらみは普段作るバンドケーキよりはるかに良く、香りは焼きプリン。思ったよりかなり柔らかめのクラムでした。

味はかなり甘めで水分の多いもっちりとした柔らかさですが、プリンの味の蒸しパンといった感じで素朴で食べやすいですね。砂糖はもっと少なくてよかったですね。マンゴージャムの味がかなりよく、ほどよい甘酸っぱさがケーキのプリン的甘さとよくあっておいしかったです。

冷めてもモチモチ感は失われないので、カステラや蒸しパンが好きな方にはお勧めです。ただ冷めると甘みが強くでるので、作り置きする場合は砂糖は控えめに。

アメリカのケーキミックス粉は日本のものより詰まったクラムになるのかもしれません。よって日本のケーキミックスではやや水分量を減らさなくてはならないのかも。プリンミックスを混ぜると卵の割合が増えるため加える卵は半量で済みますし、卵リッチなケーキに仕上がりました。食感のもっちりさもプリンミックスの影響かも。
違った意味のプリンケーキになり、カスタード蒸しパンケーキというかパンプディングケーキと言ったところですね。

朝ごはんや急な来客など特急勝負で作らなければならないときには、失敗なく手順少なくできるのでいいですね。
ミックス粉が少量ずつ余ったときにもこれを作ればいいかもしれませんね。
今回も手順は簡単なお菓子でしたが、なかなか勉強になりました。

まだクレープ粉やトッピング材料があるので、韓国から帰ってきたらまた別のものを作ってみたいと思います。

共立食品さん、モラタメさんありがとう。

このケーキを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
Cpicon ダンプ・ケーキ。 by PCWP



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わさび豚丼。

2009-12-12 09:55:01 | 料理
今週もモラタメにダブル当選。

一つはチューブ入りワサビ、もう一つはクリスマスお菓子キットでした。

来週から韓国へ旅行の予定なので、ただいま冷蔵庫の在庫処分中。
よって当選は嬉しいのですが、当選したものを使って豪華料理は帰国するまでちょっと難しい状態。

でもせっかくもらったので、何か作ってみたいものです。
よってまずはワサビの方を使って、「わさび豚丼」を作ってみました。
今回頂いたワサビはエスビー食品さんの「本生 本わさび」。
我が家には缶の粉ワサビは常備しているのですが、やはりすぐに少量でも使えるチューブワサビの方が便利ですね。

鍋に湯を沸かし、沸騰直前の状態で豚肉を入れます。

豚肉は薄切りのもので切り落としで十分です。
沸騰していないのがポイントで、グラグラ煮立った湯に入れるとすぐに肉が固くなってしまいます。少しぬるめの湯で2~3分ゆでるとゆっくり肉の表面が固まるので柔らかく仕上がります。

茹でている間にソース作り。
ボウルに練りわさび、しょうゆを加えて溶き伸ばしておきます。
わさびの量はお好みで。わさび風味と辛味を効かせたい場合は多めに加えるとわさびがかなり堪能できると思います。

わさび醤油に茹でたての豚肉を加えて、混ぜ合わせます。
味見すると、今回いただいた練りわさびは今まで使ったものの中では風味がよく、少量でもわさび風味が思ったより鼻にきました。

ちょっとクリーミーなソースが私好みなので、さらにマヨネーズとヨーグルトを少々入れてアレンジ開始。豚肉の味を見ながら、マヨネーズとヨーグルトの量を少しずつ足していきました。

どちらも酸味のある材料なので、わさびの辛味を抑え、風味を引き立たせることができます。わさびだけでなく、塩味や唐辛子系の辛味に対しても効果があるので、味付けが濃くなってしまったときには少し酸を入れるのがポイントです。
酢を少し入れてもいいですね。
間違っても辛味に砂糖などの甘味で打ち消そうとするのは逆効果なのでご注意を。

熱々のご飯にサンチュを手でちぎって載せて、わさび豚を天盛にすれば完成。

わさび風味が利いたクリーミーなサラダ風丼でした。
豚肉も茹でているし、ヨーグルトを加えて油を減らしつつ、コクを補っているので女性向けの丼かも。サラダ風ながら肉のボリュームもあって食べ応えのある一品になりました。

ソースと豚肉を和えて時間を置いてなじませると、わさびの風味はさらに抑えられて、ほんのりわさび風味でよりクリーミーでマイルドな感じになりました。わさびが苦手な方や子供さん用には少し寝かせるといいかも。

年末にかけて、ご馳走を作る機会が増えてくるので、刺身やゴマ豆腐など添え物として使う機会が増えそうです。

この日の献立は、わさび豚丼、大鉢茶碗蒸し、油揚げと水菜の煮物でした。

モラタメさん、ヱスビーさんありがとう。

この丼を作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
Cpicon わさび豚丼。 by PCWP




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ジャーマン・アップルパンケーキ。

2009-12-03 08:16:16 | 料理
久しぶりに新しい料理道具が仲間入りしました。
1ヶ月ほど前に親戚の結婚式に出席し、その時に頂いた引き出物カタログから選んだ品が届きました。

どれにしようか色々悩んで、期限ぎりぎりで決めたお品は、「南部鉄器のファミリーパン」。
夏頃から鉄のグリルパンを買おうと画策していたのですが、Staub社のものにするかル・クルーゼにしようかなどと値段と扱いやすさなどを考えていると決めきれずに今日に至る次第。

鉄器は重いし、錆も付きやすいので使いきれるかどうかが、ちと不安なところでもあり、耐久性には疑問ののこるテフロン製のものにするか迷うところです。

普通の鉄のフライパンはWish Listにはなかったのですが、ミニサイズでお試しに使ってみるのにちょうど良くもらうことにしました。

届いたフライパンは、20cm径の赤いフライパンで、アメリカで言う"Cast-Iron skillet" 。思っていたよりミニサイズだったのですが、持ち手も全て鉄仕様で、我が家のデロンギのミニオーブンにも入るサイズですので、アメリカンなスキレット料理にかなり使えそうです。

我が家の鍋は基本的に舶来物のステンレス仕様なのですが、ミニオーブンに入る大きさのものが少なく、フライパン仕様ではないので、スキレット料理がほとんどできませんでした。

日本のフライパンでは持ち手がたいてい長く、また素材が耐熱でないものがほとんど。我が家の一つだけあるテフロンミニフライパンも持ち手はブラスチックで非耐熱。オーブンを意識した仕様にはなっていないし、スキレット料理はあまり普及していないのでしかたないのですが。。。

アメリカ料理はスキレットを使ってコンロで少し加熱したあと、オーブンに入れて仕上げる料理が多いので、作ってみたい料理が多数あります。このファミリーパンがうまく使いこなせれば、御用達書のスキレット料理がかなり作れそうです。

とりあえず南部鉄器の威力を知るために使ってみることに。
朝食用に「ジャーマン・アップルパンケーキ」を作ってみました。
この料理はアメリカのファミレス系定番メニューらしく、アメリカで初めて買った御用達書の雑誌版で初めて知りました。結局本場ものを食べることはまだできていませんが、一度食べてみたい料理の一つでした。

以前にも一度作りたくて、100均のテフロンフライパンを買い、持ち手をはずして作ってみたことがあるのですが、テフロン製であるにも関わらず、焼き上がりに生地が引っ付き、うまくできなかったので半ばあきらめていました。

今回はちゃんとしたスキレットなのでテフロン仕様ではないですが、うまく作れるかも。

まず、小麦粉、砂糖、塩を容器に混ぜ合わせておきます。

別の器に卵、豆乳を混ぜ合わせておきます。御用達書ではハーフ&ハーフというアメリカ限定の乳製品を使っていますが、生クリームと牛乳の同割でほぼ同じものになります。今回はローファット仕様にして豆乳を使いました。豆乳濃度は豆腐ができるものですが、おから入りではなく、中濃系にしました。砂糖は三温糖、小麦粉は中力粉を使いました。

粉へ卵液を混ぜ合わせ、30分ほど置いて生地をなじませておきます。
混ぜ始めはダマができますが、30分ほど寝かせておいて再度混ぜるとダマも消えて滑らかな生地ができます。

スキレットに油を敷いてよく加熱し、一口大に切ったリンゴを加えて炒めます。

黒砂糖を加えてリンゴがしんなりしてカラメル状になるまで加熱してレモン汁を加えます。
リンゴはアメリカではグラミースミス種というアメリカ版紅玉リンゴを使用していますが、今回は青リンゴで代用しました。

火を止めて寝かせた生地をフライパンの周囲側から流し込んで、リンゴの上にかけてすぐに200度に予熱したオーブンへ入れて焼きます。

生地の端に焼き色がつき、ふっくらと膨らむまで10分弱焼いて完成。

生地にはベーキングパウダーや重曹など膨張剤は入れていないのですが、オーブンに入れると思ったより膨らんで、大きなポップオーバーみたいになりました。

オーブンから取り出してお皿にするりと移し、粉砂糖をかけてすぐに食卓へ。
見た目は大きなヨークシャープディング的。加熱したリンゴの甘みが引き立ち、ほんのり甘くやさしい口当たりで美味でした。
生地の材料的にはホットケーキとほぼ同じなのですが、ひっくり返したり火加減の調整もいらないので、一人分作るにはこちらの方が簡単で美味かも。粉は少なめですが、ボリュームも出て食べ応えも満点でした。でもホットケーキほど粉の重厚さがなく、軽いのでおなかにももたれにくいですね。

テフロン仕様ではないので、焼き上がり後に生地が引っ付いてしまうのが懸念されましたが、十分に熱して油を敷きこめば全く問題なく、さらに熱の保持力がすぐれているので、テフロン製よりも熱まわりが良く、膨らみが良かったのかも。

スキレットが暖かい間に洗っておけば、そのまま予熱で乾いてくれるので錆の心配もなさそうで、かなり使い勝手がよさそうです。

大きさも一人分サイズで使いやすく、御用達書のスキレット料理に対応できそうですね。"スキレット・スフレ"や"スキレット・パイ"など作ってみたいものは目白押し。。。
いいものもらってしまいました。また当分新作料理が楽しめそうです。。
引き出物カタログを頂いたご親戚の皆様、有難うございました。

このパンケーキを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
Cpicon ジャーマン・アップルパンケーキ。 by PCWP

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黒ゴマ・コーンマフィン。

2009-12-01 20:18:12 | 料理
前回に引き続き、今回もモラタメさんからタブル当選。
午前中に洗剤が届き、夕方にはかどや製油の健康食品が送られてきました。

やはり同じ当選商品でも口に入るものの方が断然嬉しい私。
当選した健康食品は「黒ゴマ&オリゴ」でした。

この商品はサプリメント的ですが、錠剤ではなくパウチに入ったペースト状。
そのままドリンクにして飲む他、料理にも使えます。
甘い練りゴマといった感じですね。

小分けパックになっていて10本入り一袋。1パウチずつ毎回使いきれるので、我が家的には使いやすい仕様です。

まずはドリンクにして味見。
「黒ゴマ&オリゴ」をマグに入れ、温めた豆乳と湯を入れて溶かして完成。
市販の練りゴマは油分が多くて、水分となじませるのが大変なのですが、これは混ぜるだけで均一になるので、簡単にゴマ豆乳ドリンクができて便利。

味も甘味がついているので、ほんのり甘くてココア的な味。市販のミルクココアほど甘くないのがいいですね。

お次は料理に使ってみることに。いつもの御用達レシピ仕様のマフィンに加えて黒ゴマ豆乳コーンマフィンを作ってみました。

作り方は基本の御用達コーンマフィンと同じ。材料は牛乳の代わりに豆乳を使い、サワークリームではなく、自家製豆乳ヨーグルトを使ってできるだけ乳製品を排除。卵は使いますが、バターは用いず、植物油で代用し、かなり軽めな仕上がりを心がけました。

ボウルに小麦粉、コーンミール、塩、ベーキングパウダー、重曹を加えて混ぜ合わせておきます。

別ボウルに卵白と砂糖を泡立てておきます。卵白に対して砂糖は少々分量が多いので少しずつ加えながらクリーム状になるまで泡立てます。
コーンマフィンの場合、甘さが効きにくいので、今回は甘みの強い白砂糖を使いました。量も規定量使用。

泡立てた卵白に卵黄を加えてさらに混ぜ、サラダ油を序々にたらしながら混ぜ合わせます。

マヨネーズ状になった生地に豆乳の半量を加えて混ぜ、豆乳ヨーグルトも半量加えて混ぜていきます。

残りの豆乳とヨーグルトを別容器で混ぜ合わせておき、生地に加えて混ぜ合わせます。

最初に混ぜ合わせておいた粉類を生地に加えてゴムベラで大きく混ぜ合わせて基本生地は完成です。

マフィン型に油をしっかりめに塗っておき、生地を計量カップを使ってざっくりと入れます。

最後に「黒ゴマ&オリゴ」を一匙ずつ生地表面に垂らし、菜箸で数回ぐるぐると生地に混ぜ込んでマーブル状にしました。

ヨーグルトなどと一緒に生地に混ぜ込んでしまう方法もありますが、色が真っ黒になってしまうので、御用達書の「ブルーベリーマフィン」を参考に、最後に加えてマーブル状にしてみました。

200度に予熱したオーブンに入れて15分焼いて完成。
小麦粉だけのマフィンに比べて速く焼けるのがコーンマフィンの特徴。約半分の時間で焼きあがるので、急いでいる時はコーンマフィンにする方がいいですね。

見た目は狙い通りチョコマフィン的になりました。

コーンマフィンは小麦粉マフィンに比べてボソッとした食感になるのですが、ざらつき感は多少あるものの、ほどよいざっくり感のあるおいしいマフィンになりました。
逆に小麦粉マフィンではどっしりと重いのですが、コーンミールが入っている分、軽く仕上がっています。焼き上がりはコーンの香ばしい風味が食欲を刺激しますね。口に入れるとゴマの風味とほんのりした甘さが広がって、見た目はチョコマーブルで香りはコーンで味はゴマ風味という面白いマフィンになりました。

コーンとゴマの相性も悪くないようで、練りゴマを使うと強すぎるかもしれませんが、穏やかな風味の「黒ゴマ&オリゴ」ならではの良い使い方ですね。

今回は10本入りで色々試せるので、他の料理にも使ってみたいと思います。

カドヤさん、モラタメさんありがとう。

このマフィンを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
Cpicon 黒ゴマ・コーンマフィン。 by PCWP




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