Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

台湾カステラ。

2020-08-15 07:44:41 | 料理
今週の課題は「みりん」。
レシピブログさんの「タカラ本みりんコンテスト2020」モニターです。

今回は、「宝酒造さんとレシピブログさんのモニターコラボ広告企画です。
タカラ本みりんを2本モニタープレゼントしていただきました。

みりんは和食の煮物では欠かせない調味料ですが、ちょっと変わった使い道としては、「かすてら」に昔から使われています。
みりんを煮詰めるとやわらかな甘みのあるシロップになるため、砂糖代わりに使えます。

「かすてら」に使えるなら、さらにちょっと応用として、今流行りの「台湾カステラ」にも使えないかと思い作ってみました。
砂糖の一部と牛乳部分を煮詰めたみりんで置き換えて甘味と水分の両方の代用品に。

《材料》(4人分 パウンド型(中)1台分)
卵 2個
みりん 40㏄
サラダ油 15㏄
牛乳 10㏄
薄力粉 35g
砂糖 25g

《作り方》

1.フライパンにみりんを加え、中火にかけて半量になるまで煮詰める。

2.1にサラダ油と牛乳を加え、油と牛乳が60℃くらいに温まるまで加熱する。

3.耐熱ボウルに2のみりん混合物を入れ、薄力粉を加えて、粉気がなくなるまで混ぜ合わせる。

4.卵を卵黄と卵白に分けて、卵黄を3のボウルに加えて混ぜ合わせる。

5.卵白は別ボウルにいれて、砂糖を加え、柔らかくツノが立つまで泡立てる。
 泡立てすぎると焼き上がりの表面が割れるので、ツノがやっと立つくらいでOK

6.4の卵黄混合物に泡立てた卵白を加えて、ゴムベラで全体を混ぜ合わせる。

7.パウンド型にオーブン紙を敷き込み、型の外側をアルミホイルで包んで、6の生地を流し込み、ゴムベラで泡切りをして、
 バットの上に載せる。

8.オーブンを150℃に予熱して、60℃のお湯を型の入ったバットに型の高さの1/3程度まで注ぎ、オーブンに入れる。
  150℃で35分間湯煎焼きする。
  お湯の温度も高すぎると良く膨らむけれども、表面が割れるので、60℃くらいを注ぐのがポイント。
  底

9.焼きあがったら、オーブンから取り出し、すぐに型から取り出して、オーブン紙をはがす。
  冷めるにしたがって、少しずつしぼむので、すぐに紙をはがす。

10.厚めに切り分け、熱い間に食べる。
  
熱い間はふわふわ、粗熱をとって、冷蔵庫で冷やすとムチっとした食感を楽しめます。みりんの甘さが柔らかく、冷めると甘さが引き立ちます。
和風カステラとは違う食感の台湾スイーツをおウチで手軽に楽しめるので、ぜひお試しください。

タカラ本みりん簡単料理レシピタカラ本みりん簡単料理レシピ
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フィラデルフィア風トマトパイ。

2020-08-09 07:09:23 | 料理
今週の課題は、トマト。
レシピブログさんの岐阜県産夏秋トマトモニターです。

トマトは夏の代表的な野菜。今年は大雨の影響で野菜がとても高いので、トマトも貴重品です。
そんな中でのうれしいモニターで、贅沢に夏秋トマトを使ってアメリカ・フィラデルフィアの地元フード「トマトパイ」を作ってみました。
トマトパイと言ってもパイ生地ではなく、イースト発酵のパン生地。生トマトからシンプルなトマトソースを作り、トッピングしたチーズのないトマトピザみたいなものですね。
シンプルなだけにトマトの味で勝負です。

《材料》(16cm角型1個分)
岐阜県産夏秋トマト (中)2個
砂糖     大さじ2
塩(ソース用) 小さじ1
強力粉    80g
薄力粉    70g
ドライイースト 小さじ1/2
水      100㏄
オリーブ油  大さじ1
塩(パン生地用)小さじ1/2
ニンニク(粉) 適宜
オレガノ(乾) 小さじ1/2
赤唐辛子(粉) 適宜

《作り方》

1. パン生地をつくる。ボウルに強力粉、薄力粉、ドライイーストを加え、かき混ぜる。
常温の水をとオリーブ油を加え、菜箸でボロボロの生地になるまでかき混ぜる。

手でさらに粉気がなくなるまで捏ねて、ボール状にまとめる。

2. 蓋をして、10分ほど置いてから、塩小さじ1/2を加え、全体をさらに数分捏ねて、丸めてボウルに入れて、蓋をして30℃程度の場所で1時間ほど寝かせて2倍になるまで発酵させる。(2倍になる時間は温度により変わるので、加減してください。)

3. 生地を発酵させている間にトマトソースをつくる。
フライパンにざく切りにしたトマトを加え、塩小さじ1と砂糖を加え、中火にかけ、ヘラでトマトをつぶしながら炒め煮にする。
焦げそうであれば、少し水を足す。

水分が出てきて、とろとろになったら、皮を菜箸で取り除く。少し煮詰めてトロリとしたら、器に取り出し、冷ます。
お好みで砂糖や塩の量は増減してください。

4. 15cm角型にオーブン紙を敷き込み、2倍になったパン生地を入れて、油を塗った手で型に押し広げる。ソースが載せられるよう中央部分をへこませ、淵を作っておくとよい。
蓋をして、再度2倍になるまで室温で1時間寝かせる。

5.膨らんだ生地にトマトソースを塗り広げる。ニンニク粉とオレガノ、唐辛子をお好みの量振りかけ、180℃に予熱したオーブンで15分間焼く。

6. 4等分にしてアツアツを食べるのがおすすめ。

やはりパンなので、焼き立てがおいしい。カリッとして、厚みのあるパン生地にトマトのうまみと酸味がとても合う。ニンニクや唐辛子の代わりに砂糖や蜂蜜を増量して、デザート風にしてもおいしいですよ。
チーズを載せればパンピザになりますが、チーズを載せず、トマトのうまみをしっかり味わえる一品です。
香辛料の量を調整できるので、現地で食べるよりあっさりとして食べやすいです。

     
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