今年の秋はやはりちょっと早い気がする。というよりここ数年が遅かったというのかもしれませんが、去年より確実に涼しい9月です。
去年の今頃は帰国して引っ越ししてばたばたしていたのですが、何につけても暑くて汗だくで物事をこなしていたのが印象的でした。
お彼岸にこれくらい涼しい印象が残っているのが、高校3年のときでしょうか。ちょうど学内推薦で大学進学がほぼ確定したので、非常に印象に残っているのですが、その時のお彼岸のお寺のお参りで汗をかくことなく、今年の状況に近い感じでした。
昨日はそのお彼岸のお参りに2年ぶりに行ってきました。お墓参りはちょくちょく行っているものの、お寺の法要の日に最近はなかなか行くことができず、帰国して初めてとなってしまいました。今年はダンナさん側の法事に出席することが多かったので、色々な宗教作法、文化を体験することができました。私はこのお寺の法事に子供のころからしょっちゅう出ていたので自分の宗教的習慣の基点となったのですが、旦那さん側の法事に出ることで宗派だけではく地方色で宗教習慣がかなりあることがよくわかりました。やはり宗教行事にいくつか出ることも大事ですね。
ということで実家にも帰りましたので、恒例の手土産用のお菓子を作りました。
涼しいとは言ってもまだ日中は30度前後になり、お寺経由になることから長時間常温で持ち運びやすいものを選びました。
今回は“クリンクル・クッキー”です。このクッキーはアメリカンソフトクッキーの一つです。いわゆる“カントリーマーム”として市販されているものに近いです。材料もシンプルで成形も楽。焼成時間も短時間なので手早くできるのが魅力的ですね。今回も特別な買い物をせず、自宅にあるもので作ることができました。
クッキーのレシピは数多くあるのですが、今回は"ウィリアム・ソノマ"のレシピを試してみることにしました。いつもは御用達洋書から作るのですが、レシピの数としてはマーサのサイトの方が充実しています。でもたまには別のサイトのものも試してみたくなり、以前から気になっていたウィリアムソノマのレシピを試してみることにしました。ウィリアムソノマのレシピサイトはかなり上品な感じ。写真もきちんと載っていて、お店仕様な見栄えです。マーサの方は家庭的やちょっとアートな感じの写真が多いので種類は多いけれど作ってみようと思うものは意外に少なかったり。
ウィリアムソノマは高級家庭料理道具店なので見栄えはいいが、味はどうかというところ。レシピは行数も少なく、簡単に書かれていてうんちくは全くないのがある意味特徴でしょうか。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/17/fb/76514855990c6855de82d3401bbae316_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/73/4f/3f35f5f0cf96d8cfddeca0d403a1b39f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5b/d7/06d6a6dbee022607a3dcd6448c6e4cc4_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/56/ce/fcaebcee6e6e94e40f0369212895dc49_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/46/36/0e7f562b875ed9d98d1646d31dbc00c8_s.jpg)
小さめのボウルに薄力粉、ココアパウダー、塩、を加えて混ぜ合わせておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7f/49/d5dc62e5e35957196ab18bb18955e6a7_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/72/70/af8d0bb2f73c56e8e19d98b27df08e81_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/32/48/10fb5c3f34201af6f94cc7be51425705_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6e/1c/77ee860ddb9a4b6a46bb4380fa7720ef_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/64/3e/12a04cdd729ebf30778aaf1acbf92129_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/62/8c/aa27e47b61afab6c0b3212ce769e2374_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1c/a0/00a13cfdfee965b08f62289d21d74792_s.jpg)
別の大きめのボウルに室温で柔らかくしたバターを入れ、砂糖を加えて泡だて器で白っぽくクリーム状になるまですり混ぜます。今回はココア仕様生地には色を少しでも濃く出すために甜菜糖を使いました。バターはかなりやわらかい状態が作業性がいいですね。某国営放送"×××ガッ○ン”でやっていたようにマヨネーズ状くらいまでやわらくして使うのがお勧めです。でも溶けて液状にならないように電子レンジにかけるのが難しいところですが。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/f4/ab483bb63406b6d9e601b487754087a2_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/24/53/a0029c6e0d4a7f81531a3ec5f4d805e1_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/33/e7/68258b03c03634542bccd6818e96e9a8_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2b/5d/e25b93f60dd92c39f035621c55558977_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/19/bad366235f85afb3a1921471632b2f9f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/3f/14b061c2b6750f4d7e35cff17ae330cd_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1a/90/f1b70f68e4d86f6d1a942d3ca5f5ae4b_s.jpg)
バターと砂糖がクリーム状になったところへ卵を2回に分けて加え、さらに泡だて器でよく混ぜ合わせます。卵もあまり冷たいと分離しがちになるので、できるだけ常温の方がベターです。一度に加えると混ぜにくいので2回に分けた方が結局早く混ざります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/27/8a/4b4a7e690f499970ea951ae0a81e8172_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/62/56/3ec3380279f59b4e42ce2b09dc7c7f37_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4e/7f/ea070d7fd08af33e31d5d0301427cacb_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/17/5f/ed45bb45ae023e78b2af4a1862b66f20_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2c/62/4fd163c07116f9460355521e13b98af5_s.jpg)
さらに最初に混ぜ合わせておいた粉類を一気に加えてゴムべらでさっくりと混ぜ合わせます。これで生地は完成。結構べたつく柔らかい生地になったので成形が思いやられますが、このレシピでは意外に簡単でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1f/55/a248bbd5a0fb5d662a30219121eab157_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1b/b9/58e05235edd6941197d1728aef6d63e0_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/78/4b/dc6a69115a7c93f00d94c7f04f05f4c1_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/55/2b/a60b91908048491a6d73633d45ec0255_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/09/3aa7ecaaa67d458fc31c4f14c98e94e8_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2a/7a/cfca083883ab334ddf081dfbf1057302_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/45/17/cc182c689d7e39bf7391152b783f97f4_s.jpg)
成形は粉砂糖を手粉代わりに使って行うのが面白いところ。小器に粉砂糖を入れておき、生地を大匙1杯程度スプーンですくって、粉砂糖の中に落とします。粉砂糖を生地にまぶしながら手で丸めていきます。粉砂糖がないとべたついてとても成形できませんが、粉砂糖をまぶすと簡単に丸めることができます。
ソノマのレシピにはウンチクが一切ないので作り方のポイントがわからないのが欠点ですが、あとで御用達料理書のとあるクッキーレシピを読んでみると粉砂糖は丸めるときにしっかり余分にまぶしておく方がいいみたいですね。あとからわかったので今回は薄くはたいて丸めてしまいましたが、しっかりまぶしておく方が、オーブン焼成時にこのクッキーの特徴となる割れ目がしっかりできるようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/54/6f4c2673136e1f068084ebf14cdee547_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5a/5d/0387274d0b71aa4a9751e2963639c0a9_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/d3/08d5a6371c37ce3f88240eae87c861ea_s.jpg)
丸めたクッキー生地を5cmずつ離してオーブンペーパーを敷いた天板に並べていきます。
このクッキー生地は前回のチョコチップクッキーのように焼成時に溶けて広がる系というより、ベーキングパウダーで膨れて大きくなる系なのでやはりできるだけ生地の間隔は空けておいた方がいいですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/11/6695e14d413a76373c8390d31ff55682_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/75/1b/f1777ee31c7971b0de629ad733b05c2a_s.jpg)
170度に予熱したオーブンで12分程焼きました。焼きはじめると高さがでて火山にように表面が盛り上がってぱっくり割れました。ソフトクッキーなので焼きすぎには注意です。表面が膨らんで割れ目ができていれば割れ目がちょっと生っぽくてもO.K.です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/16/4c/391c77cca466e45a61ba02913373b421_s.jpg)
天板からラックに移して荒熱を取って完成です。ソノマのサイトの写真とは割れ方がちょっと違い、思ったほど上品な出来栄えとはなりませんでした。やはり粉砂糖のまぶす量が足りなかったからでしょうか。それでもなんとか"クリンクル"にはなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/2e/71bff68bb041bb5ae138fc066eb0af2c_s.jpg)
ちなみに"クリンクル"はシワをいう意味。割れるというよりシワとみるアメリカ的感覚が面白いですね。アメリカ的感覚ではクッキー表面にはこういう割れ目のあるものがおいしそうに見えるようで、わざと表面を荒く作るものが多いですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/86/5fd93e14498c306f82a930c92472c0d8_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/37/05/7dbdbef45f0e1f491281f0476f25fc11_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/54/d6/950336fed206362e1efa3282d844baee_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/76/16/62e064181e6acc791e4effec820f4adf_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/62/4b/9e4f035d6a5ac0daef82a950e3168e4c_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/01/9a7fe6b1a32b82b6dd7cdf02c62b40ba_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/58/c9/c0b01570bd94233eccfcb3953367a7ea_s.jpg)
オーブンが小さかったので一度に12枚しか焼けず2バッチ作りました。1バッチ目はレシピ通りココア生地にして、2バッチ目はプレーン生地にして2色仕様にしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4f/52/1f26252a475d16b1a6a12dda1ae2279b_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/12/9c/f778d29aa751793f64fc6b40f190d088_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7a/5d/b200aad3788e8588b24659c6b0a7d857_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/20/bc/40022afe30a871eb4964b9ca331cee51_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/15/87eb5ad96b7ad439cd5158cf809772d5_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/24/aa/8cf33fffb24d2e053ec75c8fff0e6c75_s.jpg)
プレーンの方が作り方は同じで、材料の違いは小麦粉にココアを加えず、砂糖は白砂糖を使用。なぜか大きなひび割れは少なくなってしまいましたが、割れ方がよかったようで見た目は上品な感じにできたのが不思議。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6b/32/e59a3b8c90e29273cc99a668038b8e30_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3f/14/d1d4a9c0c19af155ca5b3cdccee7b638_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/43/3f/b1e932d6aac8b6d0f116a984c7cd5d71_s.jpg)
味はフレーバー不使用ですが、香りがよく甘さもちょうどよい感じ。ココア生地は甜菜糖を使ったので甘さはソノマのレシピの1/5、プレーンは白砂糖を使ったので2割ほど減量しました。そのままだとやはりちょっと甘いレシピですね。焼き時間やオーブン温度は適正で作る量も家庭量なので作りやすいいいレシピだと思います。
食感は表面はサクッとしていて中はふんわり。冷めてもがりっとしないので上出来ですね。1枚が大きめで厚みがある分食べ応えあるので手土産には一人一枚換算でも大丈夫ですね。何枚も大量に成形、焼成をしなくていいのが作りやすくていいと思いました。
全体的に見て風味も食感も良いですが、味が飛びぬけるほどではないのでいつもの御用達書の方がレシピ評価としてはやはりいいですね。ほかにもいくつか試してみないとわかりませんが、マーサのレシピよりはやはり上品な気がしますね。
このクッキーを作ってみたい方がこちらを参考にしてください。↓
クリンクル・クッキー by PCWP
![にほんブログ村 料理ブログへ](http://food.blogmura.com/img/food100_33_2.gif)
去年の今頃は帰国して引っ越ししてばたばたしていたのですが、何につけても暑くて汗だくで物事をこなしていたのが印象的でした。
お彼岸にこれくらい涼しい印象が残っているのが、高校3年のときでしょうか。ちょうど学内推薦で大学進学がほぼ確定したので、非常に印象に残っているのですが、その時のお彼岸のお寺のお参りで汗をかくことなく、今年の状況に近い感じでした。
昨日はそのお彼岸のお参りに2年ぶりに行ってきました。お墓参りはちょくちょく行っているものの、お寺の法要の日に最近はなかなか行くことができず、帰国して初めてとなってしまいました。今年はダンナさん側の法事に出席することが多かったので、色々な宗教作法、文化を体験することができました。私はこのお寺の法事に子供のころからしょっちゅう出ていたので自分の宗教的習慣の基点となったのですが、旦那さん側の法事に出ることで宗派だけではく地方色で宗教習慣がかなりあることがよくわかりました。やはり宗教行事にいくつか出ることも大事ですね。
ということで実家にも帰りましたので、恒例の手土産用のお菓子を作りました。
涼しいとは言ってもまだ日中は30度前後になり、お寺経由になることから長時間常温で持ち運びやすいものを選びました。
今回は“クリンクル・クッキー”です。このクッキーはアメリカンソフトクッキーの一つです。いわゆる“カントリーマーム”として市販されているものに近いです。材料もシンプルで成形も楽。焼成時間も短時間なので手早くできるのが魅力的ですね。今回も特別な買い物をせず、自宅にあるもので作ることができました。
クッキーのレシピは数多くあるのですが、今回は"ウィリアム・ソノマ"のレシピを試してみることにしました。いつもは御用達洋書から作るのですが、レシピの数としてはマーサのサイトの方が充実しています。でもたまには別のサイトのものも試してみたくなり、以前から気になっていたウィリアムソノマのレシピを試してみることにしました。ウィリアムソノマのレシピサイトはかなり上品な感じ。写真もきちんと載っていて、お店仕様な見栄えです。マーサの方は家庭的やちょっとアートな感じの写真が多いので種類は多いけれど作ってみようと思うものは意外に少なかったり。
ウィリアムソノマは高級家庭料理道具店なので見栄えはいいが、味はどうかというところ。レシピは行数も少なく、簡単に書かれていてうんちくは全くないのがある意味特徴でしょうか。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/17/fb/76514855990c6855de82d3401bbae316_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/73/4f/3f35f5f0cf96d8cfddeca0d403a1b39f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5b/d7/06d6a6dbee022607a3dcd6448c6e4cc4_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/56/ce/fcaebcee6e6e94e40f0369212895dc49_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/46/36/0e7f562b875ed9d98d1646d31dbc00c8_s.jpg)
小さめのボウルに薄力粉、ココアパウダー、塩、を加えて混ぜ合わせておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7f/49/d5dc62e5e35957196ab18bb18955e6a7_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/72/70/af8d0bb2f73c56e8e19d98b27df08e81_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/32/48/10fb5c3f34201af6f94cc7be51425705_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6e/1c/77ee860ddb9a4b6a46bb4380fa7720ef_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/64/3e/12a04cdd729ebf30778aaf1acbf92129_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/62/8c/aa27e47b61afab6c0b3212ce769e2374_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1c/a0/00a13cfdfee965b08f62289d21d74792_s.jpg)
別の大きめのボウルに室温で柔らかくしたバターを入れ、砂糖を加えて泡だて器で白っぽくクリーム状になるまですり混ぜます。今回はココア仕様生地には色を少しでも濃く出すために甜菜糖を使いました。バターはかなりやわらかい状態が作業性がいいですね。某国営放送"×××ガッ○ン”でやっていたようにマヨネーズ状くらいまでやわらくして使うのがお勧めです。でも溶けて液状にならないように電子レンジにかけるのが難しいところですが。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/f4/ab483bb63406b6d9e601b487754087a2_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/24/53/a0029c6e0d4a7f81531a3ec5f4d805e1_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/33/e7/68258b03c03634542bccd6818e96e9a8_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2b/5d/e25b93f60dd92c39f035621c55558977_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/19/bad366235f85afb3a1921471632b2f9f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/3f/14b061c2b6750f4d7e35cff17ae330cd_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1a/90/f1b70f68e4d86f6d1a942d3ca5f5ae4b_s.jpg)
バターと砂糖がクリーム状になったところへ卵を2回に分けて加え、さらに泡だて器でよく混ぜ合わせます。卵もあまり冷たいと分離しがちになるので、できるだけ常温の方がベターです。一度に加えると混ぜにくいので2回に分けた方が結局早く混ざります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/27/8a/4b4a7e690f499970ea951ae0a81e8172_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/62/56/3ec3380279f59b4e42ce2b09dc7c7f37_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4e/7f/ea070d7fd08af33e31d5d0301427cacb_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/17/5f/ed45bb45ae023e78b2af4a1862b66f20_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2c/62/4fd163c07116f9460355521e13b98af5_s.jpg)
さらに最初に混ぜ合わせておいた粉類を一気に加えてゴムべらでさっくりと混ぜ合わせます。これで生地は完成。結構べたつく柔らかい生地になったので成形が思いやられますが、このレシピでは意外に簡単でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1f/55/a248bbd5a0fb5d662a30219121eab157_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1b/b9/58e05235edd6941197d1728aef6d63e0_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/78/4b/dc6a69115a7c93f00d94c7f04f05f4c1_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/55/2b/a60b91908048491a6d73633d45ec0255_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/09/3aa7ecaaa67d458fc31c4f14c98e94e8_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2a/7a/cfca083883ab334ddf081dfbf1057302_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/45/17/cc182c689d7e39bf7391152b783f97f4_s.jpg)
成形は粉砂糖を手粉代わりに使って行うのが面白いところ。小器に粉砂糖を入れておき、生地を大匙1杯程度スプーンですくって、粉砂糖の中に落とします。粉砂糖を生地にまぶしながら手で丸めていきます。粉砂糖がないとべたついてとても成形できませんが、粉砂糖をまぶすと簡単に丸めることができます。
ソノマのレシピにはウンチクが一切ないので作り方のポイントがわからないのが欠点ですが、あとで御用達料理書のとあるクッキーレシピを読んでみると粉砂糖は丸めるときにしっかり余分にまぶしておく方がいいみたいですね。あとからわかったので今回は薄くはたいて丸めてしまいましたが、しっかりまぶしておく方が、オーブン焼成時にこのクッキーの特徴となる割れ目がしっかりできるようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/54/6f4c2673136e1f068084ebf14cdee547_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5a/5d/0387274d0b71aa4a9751e2963639c0a9_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/d3/08d5a6371c37ce3f88240eae87c861ea_s.jpg)
丸めたクッキー生地を5cmずつ離してオーブンペーパーを敷いた天板に並べていきます。
このクッキー生地は前回のチョコチップクッキーのように焼成時に溶けて広がる系というより、ベーキングパウダーで膨れて大きくなる系なのでやはりできるだけ生地の間隔は空けておいた方がいいですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/11/6695e14d413a76373c8390d31ff55682_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/75/1b/f1777ee31c7971b0de629ad733b05c2a_s.jpg)
170度に予熱したオーブンで12分程焼きました。焼きはじめると高さがでて火山にように表面が盛り上がってぱっくり割れました。ソフトクッキーなので焼きすぎには注意です。表面が膨らんで割れ目ができていれば割れ目がちょっと生っぽくてもO.K.です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/16/4c/391c77cca466e45a61ba02913373b421_s.jpg)
天板からラックに移して荒熱を取って完成です。ソノマのサイトの写真とは割れ方がちょっと違い、思ったほど上品な出来栄えとはなりませんでした。やはり粉砂糖のまぶす量が足りなかったからでしょうか。それでもなんとか"クリンクル"にはなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/2e/71bff68bb041bb5ae138fc066eb0af2c_s.jpg)
ちなみに"クリンクル"はシワをいう意味。割れるというよりシワとみるアメリカ的感覚が面白いですね。アメリカ的感覚ではクッキー表面にはこういう割れ目のあるものがおいしそうに見えるようで、わざと表面を荒く作るものが多いですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/86/5fd93e14498c306f82a930c92472c0d8_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/37/05/7dbdbef45f0e1f491281f0476f25fc11_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/54/d6/950336fed206362e1efa3282d844baee_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/76/16/62e064181e6acc791e4effec820f4adf_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/62/4b/9e4f035d6a5ac0daef82a950e3168e4c_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/01/9a7fe6b1a32b82b6dd7cdf02c62b40ba_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/58/c9/c0b01570bd94233eccfcb3953367a7ea_s.jpg)
オーブンが小さかったので一度に12枚しか焼けず2バッチ作りました。1バッチ目はレシピ通りココア生地にして、2バッチ目はプレーン生地にして2色仕様にしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4f/52/1f26252a475d16b1a6a12dda1ae2279b_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/12/9c/f778d29aa751793f64fc6b40f190d088_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7a/5d/b200aad3788e8588b24659c6b0a7d857_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/20/bc/40022afe30a871eb4964b9ca331cee51_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/01/15/87eb5ad96b7ad439cd5158cf809772d5_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/24/aa/8cf33fffb24d2e053ec75c8fff0e6c75_s.jpg)
プレーンの方が作り方は同じで、材料の違いは小麦粉にココアを加えず、砂糖は白砂糖を使用。なぜか大きなひび割れは少なくなってしまいましたが、割れ方がよかったようで見た目は上品な感じにできたのが不思議。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6b/32/e59a3b8c90e29273cc99a668038b8e30_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3f/14/d1d4a9c0c19af155ca5b3cdccee7b638_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/43/3f/b1e932d6aac8b6d0f116a984c7cd5d71_s.jpg)
味はフレーバー不使用ですが、香りがよく甘さもちょうどよい感じ。ココア生地は甜菜糖を使ったので甘さはソノマのレシピの1/5、プレーンは白砂糖を使ったので2割ほど減量しました。そのままだとやはりちょっと甘いレシピですね。焼き時間やオーブン温度は適正で作る量も家庭量なので作りやすいいいレシピだと思います。
食感は表面はサクッとしていて中はふんわり。冷めてもがりっとしないので上出来ですね。1枚が大きめで厚みがある分食べ応えあるので手土産には一人一枚換算でも大丈夫ですね。何枚も大量に成形、焼成をしなくていいのが作りやすくていいと思いました。
全体的に見て風味も食感も良いですが、味が飛びぬけるほどではないのでいつもの御用達書の方がレシピ評価としてはやはりいいですね。ほかにもいくつか試してみないとわかりませんが、マーサのレシピよりはやはり上品な気がしますね。
このクッキーを作ってみたい方がこちらを参考にしてください。↓
![Cpicon](http://img2.cookpad.com/image/link/cpicon.gif)
![](http://www.recipe-blog.jp/image/about_ranking/recipe_blog_3.gif)
![にほんブログ村 料理ブログへ](http://food.blogmura.com/img/food100_33_2.gif)