Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

ソーダブレッド。

2007-06-24 00:00:05 | 料理
昨日は朝からソーダブレッドを製作。
最近のマイブームのパン作りから今回はイーストを使わない短時間作成ブレッドに挑戦してみました。我が家はホームベーカリーやスタンドミキサーなどを一切持っていないため、パンをつくるとなると手捏ね、発酵に時間がかかります。朝一番に食べようとすると何時に起きることになるやら。。。冷蔵発酵法にするか発酵なしのもの、またはレンジ発酵などを使えば特別な道具がなくても1時間以内にパンを仕上げることはできます。冷蔵発酵が一番良い方法だと思うのですが、まだ試したこともなく今後の課題。今回は二番手の発酵なしのパン"ソーダブレッド"を試作してみることに。このパンは食べたこともなく、見たこともない。ネットでこういうパンがあることを初めてしったのですが、このパンはイーストを使わず、ベーキングソーダの力を使って作るパンです。

材料からはケーキの要素とパンの要素を足したもので卵もバターも使わず、ヨーグルトと小麦粉でつくるヘルシーパン。うまく作ることができれば利用価値は高いものになりそうです。

まずはボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ、砂糖、塩を加えて混ぜ合わせ、別ボウルにヨーグルトと牛乳を混ぜて液状にしておきます。両者を混ぜ合わせて生地は完成。この生地はイーストではなく、ベーキングパウダー、ソーダで膨らませるケーキの要素があるためにヨーグルト液と粉類の混ぜ合わせのときは捏ねないのが基本。ざっくり混ぜて粉がまだ残っているくらいで混ぜ合わせ終了。水分量も思ったより少なくてボロボロした生地になりました。

とりあえずレシピどおりに試作するため、私的には疑問一杯、不安一杯な生地状態のまま天板にあけ、ローフ状に手で成形。ボール状の丸型やなまこ型、型に入れてパウンド型など色々な形があるようですが、今回はローフ型に成形。丸型で十字に切れ込みを入れるものが一番一般的ですね。

表面はごつごつして、少しべたッとした生地のまま180度オーブンで40分焼きました。レシピによって20分程度の焼時間がかかれているのですが、20分では底の部分の焼きがあまいので、もう少し時間が必要でした。形にもよるのかもしれませんが、カリッとしたものがお好みであれば最初は温度を高めにして途中から温度を下げてゆっくり焼く方がいいかも。焼きすぎると"ビスコッティ"になってしまうので注意です。

焼きあがって切ってみると、パンほどの膨らみはないもののちょうどケーキとパンの中間のようなクランブになっていて、独特の食感。風味もイーストを使っていないのでヨーグルトの風味が多少と粉の味が強いパンでした。好みが分かれるパンになりますので、万人ウケはちょっと難しいかもしれませんね。普通のトーストとして食べるのはちょっと難しいかも。ジャムやクリームチーズなど味の濃いディップ類と合いそうなパンだと思います。
私は重いパンが好きなので、こういうパンは好きですが、ふわふわ軽い菓子パンのようなものが好きな人はちょっと難しいかもしれませんね。もう少し腕が上がれば、もっといいパンになるのかもしれませんが。。。
くるみやレーズンなどフィリング入りだともっと食べやすいパンになりそうです。


朝はこれを使って、クリームチーズと前日の残りのローストビーフを使ってサンドイッチにしてみました。ちょっと重たいサンドイッチになりましたね。フルーツグラタンも付け合せて朝食は結構豪華になりました。

昨日の献立は、シュリンプクリームカレー、ベジタブルスープでした。金曜日からヨセミテ旅行のため冷蔵庫の整理中。こちらに来て4日も家を空けるのは初めてです。今回はどういう旅行になるでしょうか。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピクニックパン。

2007-06-23 00:00:48 | 料理
昨日は木曜日用のピクニックパン作り。
お題は"マシュマロチョコロール"と"ぺちゃあんパン"です。
木曜日のピクニックはS先生のダンナさんグループも参加すると予想されるので、インド人多数になるかも。よってベジタリアン仕様で持参ランチを作った方が無難です。

お菓子系はやはり卵を使わずに作るとなると和菓子系かビスケット系の膨らまないものが中心。それでも種類はかなり限られ、味もイマイチになりがち。よって路線変更でパンを作りました。
パンは小麦と水とイーストで膨らみますし、菓子パン系も卵なしに作れます。
金曜日からのヨセミテ旅行のダンナさんのランチ用パンも必要ですので、アンパンも同じ生地を使って製作しました。今回は豪華二本立てです。

パン生地は卵を使わない生地。小麦粉、イースト、砂糖、マーガリン、塩を加えて混ぜ、温水を加えて練り混ぜます。午後からはずいぶん室内気温が上がってきますので、室温放置で十分に発酵する環境になってます。1時間一次発酵させてから半分に分割。半分をマシュマロチョコロールに、残りをアンパンにしました。

マシュマロチョコロールは、シナモンロールと作り方は基本的に同じ。中の巻き込む材料がマシュマロとチョコチップ、レーズンの3種類。

マシュマロはこちらでは大粒のものから小粒のものまでサイズが色々。ココアに入っている以外どういう風に使っているのかいまいちよくわかりませんが、スーパーではどこでもおいてありますし、一袋が大きい。小粒の一番安い小さい袋を選んでもかなり多いですが。。。試しにコーヒーに入れてみるとおいしかったです。
マシュマロは意外に卵や乳製品を使っていないものです。砂糖とコーンスターチ、シロップでできていてベジ使用でも使えます。

一次発酵させたマシュマロロール分の生地を四角に伸ばし、巻き込む具材ごとに一列に並べて巻き込みます。押し込むように巻き込むのがポイント。巻き終わりはしっかり指でつまんで閉じて一口大にカット。マシュマロが包んである分、切り難く、切ったところからマシュマロが飛び出てきたりするのですが、あとでまた押し込めばいいので気にせずに切っていきます。

切り口を上にして天板に並べ、本来は焼き色のために卵液を塗るのですが、ベジ仕様のため"みりん"で代用。二次発酵を15分ほどしてから200度のオーブンで10分焼きました。

焼きあがるとマシュマロは溶けてグレイズ状態になりチョコチップとレーズンだけになります。出来上がりからはマシュマロを使ったかどうかは分からなくなりますね。面白い仕上がりだと思います。

残り半分の生地を使って次はアンパン作り。今回は趣向を変えて"ぺちゃアンパン"にしてみました。とあるレシピにあった"ペタンコパン"をみてふっくら膨らんだアンパンではなく太鼓焼き風のパンにしてみました。朝お弁当作りが終わった後、前日から浸水しておいた小豆を炊いてマッシュし簡単あんこを製作。アンパンを食べたいと思ったら餡から作らなければならないのが、こちらのサバイバル生活なのですが、最近はそれも普通になってきたから恐ろしい。

餡さえあればあとは簡単。一次発酵させた生地をお好みの大きさに切り、手で広げて餡をのせ、点心の要領で丸く包みます。餡を沢山つつむと、パン生地がうすくなり饅頭っぽくなり、餡が少ないとパン的になり、お好みで分量と食感を調節できます。今回はどうせペタンコにするので餡を沢山包んで成形。こちらもみりんを表面に塗ってゴマをまぶし、天板に載せ二次発酵。ぺちゃアンパンにする場合はこの時に重しをするためオーブンシートとかぶせて天板を上に載せて発酵させます。

焼くときもこのまま焼くのですが、上の天板は予熱しておいたほうがベターです。
こちらも200度のオーブンで15分強。上に載せる天板を予熱して置かず、上の天板にさらに残りのマシュマロチョコロールの2バッチ目を載せたためちょっと焼時間がかかりました。結局最後は天板をはずして数分焼きましたが。。。

見た目はアンパンではなくゴマせんべいチック。厚みはありますのでせんべいとも違う見た目でちょっと不思議な感じ。膨らみを押さえているのでパンの柔らかさはないものの饅頭ほどもっちりしていないので面白いものになりました。見た目は好きなのですが、柔らかいパン生地の食感も好きなので、普通のアンパンの方が私的には好みかも。
荒熱をとってから袋に入れて密封。これで当日までは柔らかさを保てます。

昨日の献立は、ローストビーフ、トマトの冷製カッペリーニ、アクアコッタでした。
アクアコッタは今週のイタリアン料理番組でみたレシピ。野菜と水だけでスープストックを使わないのが特徴。最後に卵を割りいれて半熟にし、パンの上からスープを掛けて食べるもの。

メインの野菜はスイスチャードを使っていたのですが、昨日は手に入らなかったので、"Collard Green"で代用。この青菜はスイスチャードと同様こちらでは良く使われる青菜ですが、"Collard Green"はキャベツの外皮のような葉としっかりした茎が特徴。味もブロッコリーとキャベツのあいのこらしい。確かにクセは少なく煮ても煮崩れせずしっかりしていますので存在感はたっぷり。なかなか美味でした。
ローストビーフもドレッシングでマリネしてからフライパンで簡単に製作。肉がそれほど分厚くないのでフライパンでも十分にうまく作れました。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レアーチーズケーキ。

2007-06-21 00:00:47 | 料理
昨日は火曜日のソーイングクラス用のお菓子作り。
ソーイングクラス用菓子は恒例のベジタリアン仕様が一応の課題です。
今週はL先生が長期出張のためクラスがお休みになるかと思っていたのですが、S先生が代わりにクラスを開くとのこと。時間が午後からになり2時間だけとなりますが、開かれるだけいいでしょう。

持込用のお菓子についてほとんど考えていなかったので、メールで開催通知が来てから慌てて製作課題を考えました。今回はレアーチーズケーキ。ベークのチーズケーキは卵使用が必須のためベジ仕様にはならないのですが、レアーチーズの場合は卵は使わなくていいので決定。厳密に言うと"ゼラチン"を使うのでこれが多少気にかかるところなのですが、寒天で代用するとちょっとかたまりすぎるので、今回は"ゼラチン"を使用して本人には食べるときに伝えて判断してもらうことに。
牛乳やクリーム系は食べるのでゼラチンを気にするかどうか。。。アレルギーではないので、体に影響することはないのでその点は安心です。

まずはボトムの製作からレアチーズケーキはボトムなしでもいいですが、ボトムがあったほうが見た目がよく、アメリカタイプのボトムで一度作ってみることにしました。パイ生地で作ったりスポンジ生地にする場合もあるのですが、一番簡単なボトムはクラッカーボトム。グラハムクラッカーやクッキーなどをフードプロセッサーで砕いてバターと混ぜて底に詰めるボトムなのです。

私的にはクラッカーを買うのは余計な出費ですのでクラッカーボトムから作り始めました。小麦粉にベーキングパウダーと塩、砂糖、植物油と水を加えて手で軽くあわせ、サブレ生地を作るように刷り込みながら出来るだけ砂状にしました。

アルミホイルの上に広げてワックスペーパーを載せて麺棒で軽く伸ばします。焼き上がり後に砕いてしまうので、形や穴などは気にしなくてもよく、短時間で焼きあがるように薄く広げました。

オーブントースターで約5分程度加熱し、荒熱が取れたら袋にバリバリと割りいれます。ちょっと端が焦げ気味になりましたが、焦げた部分をよけてボトム用クラッカー完成。

袋にココアパウダーも加えて麺棒で叩いてお好みの粒の大きさになるまで砕き、サラダ油と牛乳を足してセメント状に。型にこのセメントクラッカーを流し込んで、底一面に広げ、上からぎゅうぎゅうに手で押さえてボトムを作ります。きっちり押さえて固めるのがポイントです。

次にクリーム生地の製作。ゼラチンの準備から始めます。日本のものと同様に粉ゼラチンを水で数分ふやかし、電子レンジで加熱して溶かしておきます。

こちらのゼラチンを使うのは初めてで、どの程度の強さなのか量も日本のレシピ通りに入れていいものかいくつか疑問がありましたが、日本のレシピどおりに入れてみて出来具合を見てみることにしました。こちらではゼラチンを見つけることは簡単ですが、たいてい味や香り、色が付いていてほとんどミックス粉に近い状態のものが多いため、単なるゼラチンを見つけるのが大変でした。
先日、やっと基本のゼラチン粉を見つけることができましたので、冷製菓子も作れるようになりました。

クリームチーズを室温に戻し、砂糖を加えて混ぜ合わせ、ヨーグルトを加えてさらに混ぜ合わせます。

溶かしたゼラチンを加えて手早く混ぜて、7-8分立てにした生クリームを最後に加えてクリーム生地完成です。
ボトムを敷き詰めた型に流し込んで表面を平らにし、冷蔵庫で固まるまで数時間冷やします。

ほとんど混ぜるだけの簡単作業で焼き菓子よりは簡単です。生クリームもきっちり泡立てる必要もないため熱いゼラチンを均一に手早く混ぜ込むことぐらいがポイント。ボトムも市販のクラッカーとフードプロセッサーがあれば30分以内で作業は終了です。冷やす時間が必要ですが、失敗も少ないお菓子だと思います。

3時間後、アメリカゼラチンの効き目を確かめるべく型からはずしてみました。少し固めの仕上がりで量が少し多かったかも。ヨーグルトの水分量が少ない堅めのものを使用した加減もあるかもしれませんが、次回からはやや少なめの使用量でいけそうです。とりあえず固まって一安心。

ボトムにココアを混ぜておいたのでクリームの白と二層になっていい仕上がりです。甘さも控えめにしたので、生クリームとクリームチーズのヘビーな材料使用でしたが味はライトでした。アメリカ的にはここにジャムソースを掛けたくなると思いますが。。。

クラスの方は、とあることから急遽"指編み講習会"となりそうです。その様子はまた明日。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガトーショコラ。

2007-06-17 00:00:39 | 料理
昨日は久しぶりにお菓子作り。
今週3日目のクラスは女性会話クラス。春セメスターが終わって以来2ヶ月近く経ちますが、やっと夏セメスターでの初回。なんだかんだで延期になっていたクラスです。

今回もそのお茶菓子用の持参菓子製作。お題は"ガトーショコラ"にしました。
ガトーショコラのレシピも色々あって、リッチなチョコレートたっぷり系か小麦粉を多目に使用したバターケーキ的なものなど調べるとわんさか出てくる。
西洋菓子なのですが、アメリカではガトーショコラは無名のようです。チョコレートケーキはアメリカ人も大好きですが、粉たっぷり使用でリッチというよりヘビーという感じのケーキになります。

作り方は比較的簡単。材料の分量によってやや難易度が変わるかもしれませんが。。。
今回は標準仕様で作りました。

先ずはチョコレート、バター、牛乳を鍋に入れ、加熱してチョコを溶かします。良く混ぜてチョコバター液を作り保温。

次に卵を卵黄と卵白に分けてそれぞれ砂糖を加えて泡立てます。卵黄は適当でいいですが、卵白はしっかり泡立ててメレンゲを作っておきます。

チョコ液に小麦粉とココアを振るい入れ卵黄と砂糖の混合物を加えて混ぜます。
この混ぜるときにチョコ液が冷めているとチョコが固まってしまうので均一に混ざらない。卵黄液が冷たすぎてもしかり。
よって、粉を加える前にすこし温めておくとベター。加熱しすぎるとスクランブルエッグになるので要注意ですが。。。

メレンゲを次に数回に分けて加えるのですが、完全に混ざりきる前に加えて最後はきっちり混ぜ込むのですが、練らないように短時間で仕上げます。
型に紙を引いて生地を流し、180度に予熱したオーブンに入れ、ケーキを入れた時点で160度に温度を下げて40分焼きます。

シュークリームと同様、一度オーブンに入れたら40分間は扉を開けないこと。ジッと我慢です。成功しても焼けた後にチーズケーキのように表面が落ち込むのがこのケーキの特徴なのですが、膨らみが違うらしく途中でオーブンをあけてはいけないとのこと。
今回は型をパウンドにしました。円形の方が見栄えとしてはいいかもしれません。

40分後、恐る恐る扉を開けると思ったより膨らんで成功。すぐに型から出して荒熱をとり、袋をかぶせて冷却です。完全に室温になったら冷蔵庫で一晩寝かせ、次の日の朝切り分けました。

チョコレートが市販のミルク板チョコだったせいかかなり甘め。砂糖をかなり控えたのですが、それでも私にはちょっと甘かったです。L先生にはちょうど良かったようでレシピを教えて欲しいとのこと。

こちらで分かってきたことの一つに「レシピを教えて欲しい」と言われると味は合格点という評価です。ちなみに"good"ではあまりウケがよろしくなかったことなりますが。。。
ガトーショコラは見るのも食べるのも初めてらしく、チョコホリックのアメリカ人にはかなり高確率でウケがよいお菓子に思います。
クラスの参加人数はやはり少なかったですが、残りのケーキも台湾人のRさんがすべて持ち帰ってくれたので完売しました。

明日にでもレシピを英訳しなければ。。。。混ぜるだけの簡単お菓子なのですが、英訳となるとハードル高しですね。まあ、英語の勉強と思ってやってみましょう。

昨日の献立は、シュウマイとアンマン、天津飯、豆腐の中華風スープ、デザートフルーツでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファッション・ディストリクト。

2007-06-15 00:00:32 | 料理
ここ2週間ほどクラスは全てお休みでしたが、今週は3日連続で開催。
昨日は一日目でソーイングクラスの日。数週間前に予定してのびのびになっていたソーイング材料の買出しに行きました。

場所はダウンタウンのファッションディストリクト。ダウンタウンにはいくつか専門店街があり、ジュエリー、ファッション、トーイ、インダストリアルなどが色々あります。有名なのはジュエリーとファッションですが。。。。
ファッションディストリクトには一度こちらに来てすぐにダンナさんの靴を買いに行ったことがあります。そのときは日曜だったのでお店はほとんど閉まっていて閑散としていました。でも10ドルで革靴が買えたので当初は驚いたものでした。。。

今回はウィークデーでもあり、目的も生地探し。L先生のクラスとして行くのでお登り気分で行くことに。。。
10時集合でしたが、例のごとく10時30分過ぎにやっと全員集合。メンバーはL先生を含めて5人なのに集合時間に集まれません。人数が少ないので車で行くのかと思いきや、Dashバスで行くとのこと。メンバーの一人のご推薦でした。L先生自身もバスには乗ったことがなく、ダウンタウンもほとんど行ったことがないので、まだ詳しいのは私の方。結局案内される方でなくて案内する方になってしまいました。

Dashバスでダウンタウンの中心部7th通りで降り、そこから歩いて散策開始。ファッションディストリクトは数ブロック先なので多少歩かなくてはならないので、L先生がお疲れにならないかとても心配。普段歩きなれていないと数ブロック往復するだけでもかなり体力消耗しますから。。。

ジュエリーディストリクトを通って15分ほど歩いてファッションディストリクトの端に到着。服飾生地を扱っているお店に入るのは初めてで、ディストリクトの北端にお店が集中しているようです。

1件1件入って生地を見るものの、初心者の皆さんは選ぶことができない。当然です。。。Lさんはピローケースを作りたいと聞き出して、綿や麻の生地で作ることを薦めました。かなり選んでいたのですが、結局今回は買わずに終了。選びきれなかったようですね。確かに卸売り的で量り売り初めてにしては規模が大きすぎて専門的。さらに値段の値切り交渉までして買わなければならないので買う気がうせてしまったかも。L先生は数種類の布をテーブルクロス用に買っていました。

もう一人参加のインド人Rさんは前回まで張り切ってソーイングしていたものの、何を作るのか聞くと、編み物をしたいと言い出しました。とは言え、編み物経験があるかというと全くなし。私に教えろと言う。毛糸は1ドルショップで買ったらしいのですが、どうせなら入門書をインド書店で買って勉強すればいいのに。。。指編みくらいなら教えてもいいと言うことになりましたが、ミシンも中途半端で編み物を教えてもまた中途半端で終わりそう。まあお遊び程度でいいのですが。。。

途中の生地屋さんでなぜか他のUSCのインド人とその母、アメリカ人学生の三人組と合流。観光していたらしい。彼らとL先生の要望で近くのサンドイッチ屋で昼食休憩。お店はファーストフードのSUBショップ。"Quizmos"でした。日本でもSUBショップは"Subway"などが有名ですが、この"Quizmos"も結構お店があります。"Quizmos"は日本では最近出店したばかりで数件しかないレアものみたいですが、まあ、マクドナルドとモスバーガーってとこでしょうか。もちろんモスの方が"Quizmos"にあたりますが。。。

サンドイッチと言っても"SUB"は細長いフランスパンのような固めのパンを横切りにして好きな具を選んで挟んでもらうのですが、SUBWAYよりちょっと高級らしく、値段も高め。最後に必ずパン全体をローストして仕上げるのが売りのよう。一番小さなサイズで安いローストビーフサンドを買いました。レギュラーサイズの半分ですが、日本ではこれがミドルサイズ。つまりレギュラーです。パンも全粒粉かホワイトパンなど種類が選べるのがこちらのサンドイッチの特徴です。

味は確かにSUBWAYよりおいしい。パンの味が良かったように思います。全体にべたついていなくて、味も濃くなく食べやすい。でもローストビーフはぱさぱさで肉の味なし。かなりイマイチでした。

L先生がみんな用にクッキーを数枚買ってくれて分けて食べたのですが、ベジタリアンのRさんが何も買わずにブスッと座っていたので結局彼女がほとんどこのクッキーを食べていました。彼女はベジタリアンですが、うまく選択すれば十分ここでも何か食べられたはず。ちょっと確信犯的なところがあって、クッキーを食べていたところからして誰かの善意を宛てにしているところがありますが。。。。まあ、そういうカントリーキャラなのでしかたないです。でもこのクッキー卵が入っていると私的には思うのですが。。。

二回戦はRさんのダンナさんの服探しとLさんの生地探し。30分ほど見て歩いて結局収穫なし。バスの乗り場までまた歩いて、Dashバスで大学まで帰りました。

何も買わなかった私には何しに行ったのかよく分からない遠足かもしれませんでしたが、ロサンゼルスの問屋街を初めてみることができたので、楽しかったです。1ヤード1-4ドルくらいで結構布が買えるようなので安いとは思いました。ただし、ブランドの服などは基本的にありませんので、掘り出し物探しでご利用ください。

昨日の献立は、ポークソテー トマトソース、パンシチュー、三度豆と豆腐のサラダ、フルーツグラタンでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ローストチキン。

2007-06-14 00:00:45 | 料理
昨日は久々に豪華夕食作り。お題はローストチキンでした。
ちょうど買い物に行くとホールチキンの半額セールに出会ってしまい、一番小さなものを選んで1羽2.7ドルで購入。それでも2kgありました。

日本に帰るとこういうものが簡単には食べられなくなりますので、私的にはご馳走作りが目的ではなく、オーブンロースト技術の総集編と言ったところでしょうか。

前回作ったのは、10月末のサンクスギビングの時。まだあの時はオーブンに慣れておらず、焼き方もオーブンのクセもよく分からず、なかなか焦げ目がつくように焼くことができず苦労したことが思い出されます。
前回の反省やらここ半年の技術の向上度もあって作り方をちょっと変えてみました。

今回購入した鶏は2kgで、量が多いので手羽先ははずし、お尻の余計な脂肪は取り除いて出来るだけ軽装状態に。足はさすがにはずすと見栄えがナンだか分からなくなるので、後ろで交差させて後ろからはローストチキン体型にしました。中の詰め物はジャガイモと玉ねぎとブロッコリー。本来は調理した野菜に卵とパンを混ぜて詰めるようですが、今回は生のまま味もつけずにそのまま角切りにしてお腹につめました。かなりチャレンジャー。

ホイル天板に焼袋を敷いてその上に鶏を置いて室温で30分ほど放置。冷蔵庫から出したてでは内側が焼きあがりにくいため、肉全体を室温に戻し、さらに皮をパリッと仕上げたいために表面の水分を乾燥させました。最後に塩コショウを表面にして、油を塗って、200度のオーブンへ。焼袋は封をして焼くようになっているのですが、蒸気がこもると表面の皮がパリッとならないため封をせずに汁ウケ代わりにして焼いて見ました。1時間経って表面がパリッとしてきたところで一度の焼汁を掛け、そこから20分ごとに焼汁を表面に掛けながら2時間オーブンで焼きました。

袋で密封しなかったため表面はパリッと仕上がり、焦げ目もやや浅めですが、前回よりきちんと付いていました。2時間焼いてそのままオーブンの余熱でダンナさんの帰宅までの1時間30分寝かせました。ダンナさん帰宅後少しオーブンで温めて完成。前回よりずいぶんうまくできました。

スタッフィングのジャガイモが調理できたか一番心配でしたが、2時間ローストしたため十分に火が通っていてホクホク。焼汁の影響もあって味もきっちりついていました。

ガーリックブレッドも試作。先日テレビでやっていた通りにバケットを二つに切ってバターをぬり、乾燥ハーブとにんにくパウダーを振ってトースターで焼いただけですが、意外に見栄え良くできました。

ボリュームたっぷりのご馳走夕食となりましたが、作るのはいつもより手間がかからず楽チン。日本に帰っても通販でホールチキンやらホールターキーは買えますので、この程度うまく作れれば、自宅で気楽に作って食べることは出来そうです。

昨日の献立は、ローストチキン、キャベツと人参のシチュー、カッテージチーズサラダ、ガーリックブレッドでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

包子。

2007-06-11 00:00:39 | 料理
ここ2週間ほどクラスもアクティビティもほとんどなかったので、製作活動お休み。
洋書料理本読みとネットのレシピサイト探しに毎日明け暮れていたのですが、来週からはまたクラス再開。制作活動もまた開始になりそうです。

2週間も休んでいると何もする気が逆になくなり、モチベーション下降気味。来週へ向けても始動の意味をこめて、"包子"を試作してみました。
チャイナタウンで食べる飲茶の中でも包子が我が家の一番人気。香港で食べて以来、日本の肉まんとは違って真っ白でふんわり柔らかい食感と具とのマッチは最高です。

日本だと肉まん、あんまんとして普及している包子ですが、生地がかなり違います。これが再現できないかと検討中。今回は試作第一弾としてイースト発酵で作ってみることにしました。
ベーキングパウダーの即製レシピもあるのですが、上質のふんわり感はイーストの方が出やすいのではないかと思い挑戦。具は豚肉のチャーシューが本格的なのですが、具より生地を重視の試作のため、具はかなり簡単製作にしました。

生地の製作から。小麦粉に砂糖、ドライイースト、塩少々を加え、ぬるま湯を少しずつ加えながら菜ばしで混ぜます。水分を加え終わったところで菜ばしでぐるぐる混ぜにし、一通りなじませてから手で軽く捏ね、粉が見えなくなるまで混ぜます。
油を加えてさらに掴むように捏ねて油分を生地に吸収させ、表面がなめらかになるまでこねます。

この生地はパン生地よりかなりこねやすく油分を吸収した時点でほぼ滑らかな状態になりました。捏ねるのは10分とかかりませんでした。
ラップをして1時間ほど室温で一次発酵。この日は室温が25度程度ありましたので、パン発酵のように湯煎することもなく、そのまま放置でO.K.でした。

一次発酵の間に具の製作。牛ひき肉と豚細切れ肉に野菜とグリーンピースを加えて炒め、オイスターソースと砂糖、しょうゆで甘辛に味付けをして冷却。基本的に甘い具の方がこの生地に合うように思います。よって冷凍保存してあった黒餡も解凍して2種類の包子にすることに。

生地の方は1時間ほど発酵させると2倍になり、パンチングして取り出し、棒状に伸ばし一口大に切り分けました。ここで大きさが決定するので、いつもどおり我が家は小さめで数多い系で作ることに。

麺棒で伸ばすのが一般的ですが、打ち粉を使いたくないので手で引っ張って伸ばし具を包むことに。生地は柔らかく、大きく広げるわけではないので手で十分簡単に伸ばせます。
包み方は色々あるようですが、我が家は最後にはさみで表面に切れ込みを入れるためとりあえず丸く包むことに。つまんでひだをつける方法で作ってみたのですが、まだまだ点心師には程遠い技術。前よりはうまく破れないように早く包めるようにはなってきただけ進歩です。

2種類包んで二次発酵。10分ほど置いて少しぷっくり膨らんだところで、蒸しあげました。
強火で10分ほどでさらに膨らんで完成。生地の厚さで蒸し時間が変わります。本当はもっと生地が厚めでもう少し蒸し時間がかかるようですが、一口サイズで薄め生地でしたので10分で調理できました。

生地はとても柔らかく本場モノにはまだかなり差がありますが、初回としてはかなり上々。本場モノは老麺というイーストとは違う発酵法を用いるのですが、イーストでもかなり近いものが出来るようですね。
今回は具をかなり沢山詰めたので生地が薄くなりましたが、目的のふんわり食感にするには具を少なめにして生地を厚めにした方が良かったようですね。次回の課題となりました。黒餡も甘さ控えめなのですが、ちょっと甘みが足りなかったかも。少し通常より甘目の方がこの料理には合うようです。チャイナタウンの桃まんのようにサツマイモ餡で今度は試したいですね。

昨日の献立は、鶏肉のフォー、肉包子&餡包子、フルーツミルク寒天でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Library。

2007-06-09 00:00:23 | その他
昨日は初めて大学図書館に行ってみました。
と言うのも、さすがに毎日本屋で立ち読みもいいのですが、受付のお兄さんと顔を合わせるのがちょっと苦痛。
ちょうど昨日本を買ってしまったことですし、別の場所で本を探してみることに。
と言うことで目を付けたのが図書館。
公共の図書館はダウンタウンやリトルトーキョウにあるのは知っていますし、大学の隣にもあるみたいなのですが、なんとなく雰囲気が薄暗い。
英会話教室のアクティビティでダウンタウンの中央図書館へ行った時に聞いた説明では、市民でない私でも借りれるらしい。費用は無料とのこと。ダウンタウンの図書館は非常に大きくていい感じなので、これが近所にあるといいのですが、我が家の近所の図書館は開いているのか閉まっているのか分からないくらいの怪しい雰囲気です。

でもここの大学の図書館は1つではない。各学部ごとぐらいに図書館があちこちにあって、メインと図書館はかなり立派。ちょうど卒業式のメインステージがあったところです。
日本の大学の図書館も立派ですが、USCの図書館は歴史的建造物チック。石造りの重厚な他建物で今まで図書館だと知りませんでした。

ネットでも収蔵されている本を探すことができ、朝に簡単に調べたところでは料理の本もなんとなくありそう。とりあえず入ってみて様子を見てくることにしました。ネットでの検索では料理の本の置いてある場所はメインの図書館みたいですので、まずそちらから。

休みに突入していることもあり、図書館に出入りする人もほとんどおらず、一人で恐々大きな扉を開けて入ってみました。学生IDがないと入れないかとも思いましたが、チェックポイントや受付はあるものの、特にIDを見せることもなくすんなり中に入ることが出来ました。

やはり中は教会のような感じで天井は高く、ステンドグラスまではまっていて、本が置いてある場所がどこかも分からない。4階建てで1階から部屋をそれぞれ見て周ってみました。

1階は二部屋に分かれていてどちらも本が壁面にずらり。でも普通の図書ではなくて目録ばかり。やはり本は書庫にあるみたいで、壁の一部に書庫の入り口が小さく開いていました。普通書庫には一般に入れないと思っていたので、欲しい本のナンバーをパソコンで探して取り出してもらう方式なのかも。部屋の端の検索用パソコンを使っている人は数人いるものの大きな部屋の閲覧用席に座っている人は一人だけ。

2階に上がってみると半分は個室のオフィスになっていて、会議室のようなホールもあり、2階以降は図書館というよりオフィスになっているようでした。小さな部屋1つだけが書籍の部屋になっていて、新入庫本がおいてあるようです。一通り見ましたが、料理の本などはなさそう。結局3階まで上がってみましたが、読めそうな本は見つかりませんでした。

地下にも行ってみましたが、ちょっとした歴史的展示と音楽学科とシネマ系学科用の図書室があるだけ。後は学生用の部屋になっていました。

次に噴水庭園をはさんで向い側にある別の図書館へ。こちらは近代的建物で比較的学生も出入りが多い。中も図書館というより学生棟のような感じで4階建て。構内図を見ると4階が書庫でそれ以外は基本的に自習室。書庫も番号で完全に整理されているため、ただ闇雲に探しても分類さえ分かりません。やはりネットで先に見たい図書の整理番号が必要のようです。

こちらもやはり夏休み中のためほとんど人気なしでした。かなり無機質な作りで最初に入った図書館とは全く違う雰囲気。
他の図書館もそれぞれ違った雰囲気なのでしょうか。。。

大学内とは言え、一人で初めていくところをうろうろするとかなり緊張しますね。お昼は久しぶりにダンナさんと待ち合わせしてお弁当を図書館前のカフェテラスで食べました。
図書館利用のハードルはまだまだ下調べが必要でハードルは高そうです。

昨日の献立は、サーモンフィッシュケーキ、マッチョバナナのスープ、海老ピラフでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

The Bread Book。

2007-06-08 00:00:56 | その他
ここ数ヶ月ほぼ同じような気温で推移しているロサンゼルスです。
3月くらいからほぼ同じ気温。4月終わりから5月最初の一週間ほどだけやたらと暑い35度近い日があったもののの、ほぼ朝は10度ちょっと、最高気温は20-25度というちょうどよい気温の日々です。
天候もここ1ヶ月以上はほぼ毎日同じで天気予報は基本的に不要。たいてい朝はどんより曇っていて、雨は降らないものの、日本的感覚では午後から雨でも降りそうな天気。でも午後からはきっちり青空になり夕方は快晴。陽が暮れるとまた涼しくなって明け方は10度ちょっとに戻ります。

それでも季節は進んでいるようで、日本で春に桜があちこち満開になるように、こちらではこの紫色の花があちこちで満開。紫色なので、1本でも目立つのですが、これが街中で一斉に咲いているのでかなり迫力があります。さすがにアメリカは花もけばけばである。。。。まあ、綺麗なんですけど、なんていう花なんでしょうね。
気温は変わらずとも乾燥も日々激しくなっているようで、夜に喉が渇いて目が覚めるくらい。こんな気候のため、衣替えの必要がなく、ここ数ヶ月は同じ服装で過ごしています。まあ、それしか持っていないので、選択の余地がないのですが。。。

昨日もやはり本屋に出動。帰りに買い物をしたいために大きなバックパックを持っていくのですが、こちらではかばんやリュックは万引き対策のためか、基本的にお店に持って入れないところが多く、入り口の受付で預けることがほとんど。スーパーでさえ、かばんを置いていくように指示されるときがよくあります。

大学の本屋さんも同様で、さすがに毎日同じ服を着て、同じリュックを持ち、ほぼ同じ時間に現れると、受付のお兄さんにも顔を覚えられそう。2時間くらい店にいて、何も買わずに毎日出て行くのを見られるのはちと後ろめたくなってきましたね。昨日は結局1冊本を買うことにしました。

昨日ブログに書いたように、持って帰ることを考えると気軽に買えないためずいぶん色々迷ったのですが、製パンの指南書を買うことに。"Nancy Silverton"の"Breads from the La Brea Bakery"です。もう一冊"The Bread bible"とどっちを購入するか非常に迷ったところで、荷物のことを考えなければどちらも購入するところなのですが。。。

最近は製パンの技術に興味があり、帰国後は市販のパンを購入するのは私用の試食のみにして日々使うパンは自作で賄いたいと思っているのですが、ホームベーカリーを使うのはあまりに機械頼みで面白くなく、手コネが基本ですが手コネは時間と労力がかかりすぎるため続かない。キッチンエイドのようなスタンドミキサーを買って捏ねを任せて、配合と焼成は自己責任でやる手法にしたいと思っています。
とりあえずは手コネ技術をマスターしなければ、機械捏ねもうまくいかない。日本の製パン本もかなりいいものがあるのですが、今回購入した本はここロサンゼルスで一番人気があるお店の創設者の"Nancy Silverton"が書いた本。

ネットでの書評もいいみたいで表紙にパンの写真が載っているものの中身はほとんどレシピのみ。アメリカでは珍しいずっしりとしたヨーロッパ系のパンが主流でラブレアに有名なお店を構えていました。現在はお店を55億で売り飛ばして違うお店をを作ったりしているようですが。。。お店は今でも盛況で、ディズニーランドにも支店があり、1月に行った時も何度も前を通っていました。その時はナンシーのことも有名なパン屋であることも知らなかったので今思うと残念。

"The Bread bible"の方がレシピ点数も多く、値段がほぼ同じであるためお買い得感がありますが、ナンシーの本の方が本自身に魅力があり、ロス一番のベーカーの技術を覗いてみたいという気持ちから購入。実はこの本は和訳本が出ているようですが。。。
来週まで英会話練習がストップ状態になりますので、この本を読んで会話ではなく、英文読解練習の日々にしようと思います。色々読んで、色々吸収し、色々作って、色々考える。これが私の独学的技術修得スタンダードです。

この日の献立は、ロールキャベツ、カポナータ風スープ、マンゴーといちごのヨーグルトサラダでした。
ロールキャベツは一口大から大型1本勝負に成形を切り替えてみました。迫力があり、盛り付けの見栄えも良く、今回もビストロ風に仕上がりなかなか上出来でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さくらんぼ。

2007-06-07 00:00:32 | 料理
今週はソーイングクラス、会話教室、プライベートクッキングのいずれもお休みの一週間。先週火曜日からクラスが止まっているのでほぼ2週間近く英会話練習場所を失っている状況です。
さすがに授業が何もないと1日ゆっくりできますが、一人では近所のスーパーへ買い物ぐらいしか出かけることがないため、ここ最近は大学の本屋さんへ毎日立ち読みに行っています。
日本でも買い物ついでに本屋に毎日行って料理本やら投資本やら新刊雑誌、本を図書館代わりに読んで現況の知識を身に付けたわけなのですが、こちらでは本屋さんが本当に少ない。大学の本屋さんも普通の本屋さんではないため、料理本の品揃えは少なめ。学術書やテキスト類が多いのですが、まだ置いてあるだけましですね。片っ端から本を開けては中身を"見る"毎日です。
もちろん文章は英語のため、ほとんど"読む"というより"見る"という感じ。こちらの料理本はほとんど絵や写真がついていないため、聞いたこともない料理はイメージがつかめません。また、ハードカバー本にもかかわらず、中身はざら半紙印刷のこともあり、中身を見ないと内容以前にがっかりすることもしばしばです。

日本では本の値段は基本的に一定ですが、こちらではネットと店頭では大きく違い、さらに会員カード所持で40%引きのものを多数。定価で買うのはかなりバカらしいのですが、電話がなく、宅配ボックスとアパートのオートロック解除がない我が家は宅配が利用できないため、ネットでの購入は無理。よって店頭で定価を買うしかない現状です。
本は重たいため、帰国が視野に入るとますます買えない。日本でもアマゾンなどで買えないこともないのですが、送料などを考えるとかなりお高い値になってしまいます。それよりも中身を見てから買うことが出来ないため、博打的購入になってしまうのが一番の問題です。
もう少し通い詰めて、数冊思い切って買うか、欲しい本を調べ上げてリストをつくり帰国後ネット購入するか。。。店頭と家でのネットでの本探しを格闘する毎日です。というのも私にとってはネットサイトか本でのみの料理修行となりますので、本探しはとても重要な作業です。

本屋の帰りにスーパーによって夕食買出し。こちらでも季節は確実に移り変わっているもので、フルーツ類の品揃えが変わってきます。日本でもそろそろアメリカンチェリーが出てくるころだと思いますが、こちらもチェリーが出始めました。日本のさくらんぼとかなり似ており、日本で見かけるアメリカンチェリーとはちょっと違う感じ。色はアメリカンチェリーのように黒っぽいのですが、小粒です。500g2ドル程度でまだモモやスイカより安いというレベルの果物ではないのですが、この日は試食を兼ねて購入。日本のものより甘さはやはり少なめですが、酸味もそれほどなく基本的には日本のさくらんぼと同じ味でした。

このチェリーを使って、夕食作り。この日は豚肉の塊をチェリーで煮込み。クランベリーでラム肉や鶏を煮込んだり、ソースにするのはこちらでは一般的です。クランベリーは生では手に入らないためチェリーで代用してみることに。種を取ったチェリーと豚塊肉を一緒に煮込むだけの簡単料理ですが、チェリーの酸味でかなり肉が柔らかくなるのが特徴。味も甘めで盛り付け次第で豪華ビストロ風の料理になりました。

本日の献立は、豚肉のチェリー煮込み、マカロニグラタン、人参のポタージュスープ、トマトとほうれん草のサラダでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする