Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

ベイクド・ズッキーニドーナツ。

2011-07-25 15:57:24 | お試し商品
週末から上海旅行のブログ更新中ですが、閑話休題。
今週の課題は、ドーナツミックス。
プレミアムブロガーをしているcottaさんからドーナツミックスのサンプルをいただきました。

このドーナツミックスは油で揚げる通常のドーナツだけでなく、焼きドーナツにも使える優れもの。

先日作ったズッキーニケーキがあまりにおいしかったので、ドーナツミックスでズッキーニ・ドーナツを作ってみることに。
もちろん、ベイクタイプで野菜がたっぷりとれるヘルシー系。

今回も先日のケーキでおいしかったココアパウダーを加えたチョコ風味とプレーンの2色仕様にしてみました。

先ずズッキーニを削ります。
いつものように、すりおろしではなく、突きおろし器でちょっと荒めに削ります。

ボウルに入れて、塩を振り、数分放置して水気をしっかりと絞ります。
ズッキーニ系のベイクものを作る際の大事なポイントがこの水分。
見た目以上にズッキーニは水分が多いため、十分に脱水することが肝心です。
削ったときは大量でも、ぎゅっと絞って水分を抜くと、半分以下になってしまいます。

ボウルに卵とヨーグルト、油を加えて全体をよく混ぜあわせます。

さらにドーナツミックスを加えて粉けがなくなるまで混ぜ合わせます。

今回は、生地の一部にココアパウダーを加えてプレーンとチョコのドーナツにしてみました。

最後に水気を絞ったズッキーニを生地に加えて全体を混ぜ合わせて生地完成。

ドーナツ天板に油をぬり、生地を型いっぱいに流し込みます。
生地を2色作ったので、チョコ、プレーン、マーブルと3種類のドーナツにしました。

170度に予熱したオーブンに入れて20分間焼きました。
ふっくらと膨れて見た目はオールドファッション系のドーナツですね。

見た目はオールドファッション風ドーナツになりました。

荒熱をとってから蜂蜜をドーナツ表面に軽く塗って、ココナツファインでトッピング。
見た目も華やかになりました。

焼きドーナツ特有のふわふわのクラムですが、ズッキーニブレッドに似た独特のもっちり感があり、食べ応えがありますね。

暑い夏には揚げ物も敬遠しがちで、混ぜて焼くだけで簡単ドーナツが作れるのはミックス粉ならではですね。
少し涼しくなったころに今度は揚げドーナツを試してみようと思います。

このドーナツを作って見たい方はこちらを参考にしてください。↓
cotta recipe circle ベイクド・ズッキーニドーナツ by PCWP

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チョコ・ズッキーニケーキ。

2011-07-23 10:39:22 | 料理
本日の朝食実習は、ズッキーニケーキ。
ズッキーニは最近、日本でも認知度が上がってきて、スーパーで普通に売られる商品となってきました。でも食べ方があまり知られていないので、人気はいまひとつといったところでしょうか。
味が淡白な野菜でトマトやとうもろこしのようにそれだけではなかなか食べにくい野菜なので、まだ特売にかかるほどに大衆野菜にはなっていないですね。

ということで、ズッキーニを大量に消費して、みんながよろこぶケーキを作ってみました。
日本ではほとんどレシピを見かけることもないズッキーニケーキですが、アメリカでは、ズッキーニを使ったマフィン、ブレッド、ケーキはごく一般的家庭料理です。
なぜズッキーニを入れるのかちょっと不思議なのですが、日本でヘルシー嗜好で豆腐を混ぜて使うのを似たような感覚なのかもしれません。

今回は、ココアパウダーを加えたバターケーキ仕様です。

<材料>(15cmケーキ型1台分)
ズッキーニ  (中)1本
バター    20g
薄力粉    100g
ココアパウダー 大さじ2
重曹      小さじ1/2
塩       小さじ1/2
砂糖      50g
植物油     大さじ1
卵       1個
ヨーグルト   80cc


先ずズッキーニを削ります。
いつものように、すりおろしではなく、突きおろし器でちょっと荒めに削ります。

ボウルに入れて、塩を振り、数分放置して水気をしっかりと絞ります。
ズッキーニ系のベイクものを作る際の大事なポイントがこの水分。
見た目以上にズッキーニは水分が多いため、十分に脱水することが肝心です。
削ったときは大量でも、ぎゅっと絞って水分を抜くと、半分以下になってしまいます。

別ボウルに室温で柔らかくしたバターと砂糖を加え、泡だて器でクリーム状なるまでよく泡立てます。

そこへ油を加えて混ぜ合わせます。
ズッキーニ系ベイクものの特徴はこの油と砂糖。ズッキーニの味が淡白で水分が多いためか、たいていのレシピには油と砂糖が大量投入されているので注意が必要。
我が家仕様に油と砂糖を極力抑えつつも、今回は他材料の通常ベイクものよりやや多めにはなりそうです。

さらに卵を加えて全体を良く混ぜ合わせます。

器に薄力粉、ココアパウダー、重曹を加えて混ぜ合わせます。

卵液に粉混合物の1/3量を加え、全体を軽く混ぜ合わせ、ヨーグルトを1/3量加えて混ぜあわせます。

粉気が少し残る程度でまた粉混合物とヨーグルトを交互に1/3量ずつ加え、両材料がなくなるまでもう一度繰り返して交互に加えながら、全体を混ぜ合わせます。

最後に水分を絞ったズッキーニを加えて、全体がまとまるまで混ぜ合わせて生地完成。

ケーキ型にオーブンペーパーを敷きこんで、生地を流し込みます。


ゴムベラで全体を平らにならして160度のオーブンに入れて25分間焼きました。

竹串をさして焼き上がりは確認しました。
焼き上がりはふっくらとして、ガトーショコラ調。

荒熱を取って型からはずし、30分ほど休ませて粉糖を振りかけて完成。

バターの量は少ないもののかなりふんわりとした食感。
ズッキーニの粒が少々見えるものの、口ざわりにはほとんど影響がなく解けるような舌触りで、めちゃくちゃおいしい。

今まで作ったズッキーニブレッドでは、ズッキーニの風味がかすかにして食感は通常のクイックブレッド的でしたが、今回は完全にスポンジケーキ状。
詰まった食感でないのが、なによりも驚きです。

ココアを加えることで、ズッキーニの風味はほとんどなくなり、ズッキーニが入っているかは判らないくらい。野菜ケーキらしくないケーキで、ちょっと温かいくらいで食べるのがこのケーキは一番おいしいかも。
想像以上においしかったので、この季節何回か登場しそうですね。

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チーズ・ビアスコーン。

2011-07-19 07:10:17 | 料理
本日は、ビール料理研究。
というのも飲み残しのビールが発生したため。
以前に何度かやっている研究課題の1つですが、ほかの課題と違い、飲み残しのビールが発生したとき、またはビールをもらったときのみに出来るプレミアムな課題。

今回は、週末の暑さでダンナさんが家でビールを飲みたいと言いだしたのがきっかけ。
一応いつでも対応できるようにと、ビール料理のレシピはとってあったので、それを試してみることにしました。

今回は、"Circle B kitchen"から参考にしたチーズ・スコーンです。

<材料>(4個)
強力粉        35g
薄力粉        70g
フラックスシード(粉) 30g
砂糖         大さじ1
ベーキングパウダー  小さじ2/3
ピザ用チーズ     1/2カップ
細ねぎ         2本
卵          1個
マスタード      小さじ1
ビール        50cc
植物油        小さじ2


ボウルに強力粉、薄力粉、フラックスシード、砂糖、ベーキングパウダーを加えて混ぜ合わせます。
フラックスシード粉を出来るだけ活用しようと目下画策中のため、最近粉ものにはなにかと混ぜているのですが、フラックスシードを強力粉と薄力粉で代用しても可能。

そこへ、ピザ用チーズとみじん切りにしたねぎを加え、全体を混ぜ合わせます。

別ボウルに卵、ビール、植物油マスタードを加え、全体をよく混ぜ合わせます。

粉類に卵液を少しずつ入れながら混ぜ、全体をゴムベラでかき混ぜ、粉気がなくなるまで混ぜ合わせます。これで生地は完成。
スコーンの中でもかなり簡単な部類です。冷たいバターを生地に切り混ぜる必要がないので、暑い季節でも簡単に作ることができますね。

フラックスシード含有のため、生地は全体に粘り気味。
レシピでは型抜きで成型するのですが、記事が柔らかいため成型は不可。ドロップ法で作ることに。さっくりしたスコーンの食感にするため、混ぜすぎは厳禁です。

天板にオーブン紙を敷きこんで、生地をスプーンですくって4つに山盛りにします。

200度に予熱したオーブンに入れて10分焼いて完成。
思ったより大きくふっくらと膨れました。
通常の堅そうな腹割れスコーンと違いふんわりとしたふくらみ方になりました。

スコーンは焼きたてが一番。
すぐに食べるのがお勧めです。

味はチーズの塩味が柔らかく、ふんわりとしておいしい。
ビールの風味が少しほろ苦く残って大人味。ビールくさいというほどではなく、風味程度なのでいいですね。
外側はふんわりさくっとしていて、中身が軽いクラム。
スコーンというイメージが少し変わる一品でした。

小さく作ってオードブルにもいいのではないでしょうか。
簡単に混ぜるだけで作れるよいレシピですね。
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トリス・エクストラ。

2011-07-18 16:01:25 | お試し商品
今週の課題は、またまたお酒。
モラタメさんからサントリー酒類株式会社さんのトリス・エクストラをいただきました。

以前にもトリス・ハイボール缶を2缶いただいて試しました。
サントリーさんはこの夏はトリス売り出し中のようで、よくトリスの広告を見るようになりました。

前回は、ソーダで割ったハイボールをいただきましたが、今回は、原液のトリスウイスキーを300ml。
でもすぐにハイボールにできるようにと、ソーダ缶つきのセットで、うれしい心遣いです。

いつもは梅酒のソーダ割りが私の定番なのですが、今回はちょっと大人にハイボールにしてみました。
以前いただいたハイボール缶は私にはちょっと濃い感じでしたので、自分で濃度を調整できるトリスウイスキーとソーダのセットの方が私にはうれしかったですね。

ちょっと薄めに氷をたっぷり入れて、ソーダを利かせて飲みました。
梅酒割りよりかなりシャープな味でこのじめっとした夏にはキリリと体が引き締まるようで、おいしかったです。

飲むだけでなく、アルコール度数の高いトリスウィスキーは肉料理などにも使ってみたいですね。

モラタメさん、サントリー酒類さん、ありがとう。



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グルテンフリー・バナナブレッド。

2011-07-16 08:20:18 | 料理
本日は久しぶりにバナナブレッド研究。
ついでにグルテンフリー・デーも掛け合わせて、グルテンフリーのバナナブレッドを作ってみることに。

グルテンフリーのレシピで、バナナブレッドは最も作りやすいものの1つ。
もともとバナナは粘性があり、水分が少なくボリュームも出やすいため、ベイキング材料としては最適な果物ですね。

今回は、小麦粉の代わりにヒヨコマメの粉とフラックスシード、米粉、片栗粉といろいろ混ぜ合わせて栄養価の高い1品となりました。

<材料>(パウンドケーキ型中1台分)
ひよこ豆(粉)     50g
フラックスシード(粉) 20g  
片栗粉        20g
米粉         20g
キサンタンガム   小さじ1/4
重曹        小さじ1/2
塩         小さじ1/6
砂糖        大さじ1
ヨーグルト     大さじ1
卵         1個
バナナ       2本
植物油       大さじ1


ボウルにひよこ豆の粉、片栗粉、米粉、キサンタンガム、重曹、塩を加えよく混ぜ合わせます。
米粉の代わりに片栗粉を増量しても大丈夫です。キサンタンガムもなくても大丈夫かも。
アメリカではグルテンフリー食材で作る場合はキサンタンガムを入れてグルテン代わりにすることが多いです。
お好みでシナモンなどを追加しても風味がよく大人向け。

別ボウルにバナナを加え、フォークを使ってよくつぶします。
バナナはよく熟したものを使うのが鉄則です。

バナナに卵、ヨーグルト、砂糖、植物油を加え、全体を混ぜ合わせます。

バナナ液を粉混合物に加え、ゴムべらで全体に粉気がなくなるまで混ぜ合わせて生地完成。

パウンド型にオーブン紙を敷きこんで、生地を流し込み、型全体にヘラで均等に広げます。

170度に予熱したオーブンに入れて竹串をさして何もついてこなくなるまで15分焼いて完成。

焼き上がり後は網の上で冷まします。

完全に冷めてから切り分けて出来上がりです・・・が、すぐに食べるより半日ほど寝かせるのが一番のポイントかも。

焼き上がりは切ると崩れるくらいふわふわですが、甘みが物足りない感じ。
砂糖がほとんど入っていないので、バナナの甘みは冷めて少し熟成させると風味と共に出てきます。

冷めてブレッド自体がしっかりと詰まってきたら食べごろ。
もともとバナナでモッチリした生地なので、フラッスシードのベタつき感も気にならず、食べやすい。
甘さは冷めると思ったより効いていて、豆風味もバナナ風味でほとんど感じないので、子供でも食べやすい。小麦粉を使っていないとは思えないですね。

全体的には通常のバナナブレッドより軽いクラムになっていました。
グルテンフリーにさらに卵を別材料で代用して、ビーガン仕様で作ってみたいですね。
まだまだ、バナナブレッド研究は続きます。。。。

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珈琲生豆茶。

2011-07-15 05:51:59 | お試し商品
今週最後の課題は、お茶。
久しぶりに課題の多い1週間になりました。

今回は、モラタメさんからネスレ日本株式会社さんの"ネスカフェ珈琲生豆茶"です。
ネスレさんというと、コーヒーが有名ですが、やはりお茶もコーヒー仕様。

焙煎しないコーヒーの生豆から抽出したお茶のような味わいの新感覚飲料で、自社コーヒー飲料従来品の約2倍*含まれる「コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸類)」がおいしく摂れるお茶というのがウリ。名前からして、なかなか面白そうなお茶ですね。

北海道内限定で6月20日(月)から販売しているとこのこと。今年は、道内の主要コンビニエンスストア、JRや札幌市営地下鉄の駅売店、8月末まで販売する予定らしい。
来年からは、、北海道内以外の場所でも売られるようで、現在店頭では買うことはできないレアな商品みたいですね。

早速飲んでみることに。。。
見た目はウーロン茶的で普通の麦茶のようです。

主に20-30歳代の女性の購入を想定して作られた商品のようで、のみ心地は軽い。
香り的風味は弱めで味もコーヒーという味ではなく、さらりとした少し香ばしいお茶という感じなのですが、口のなかで味としても豆風味が出てくるのが特徴ですね。
味的にはクリーミーな風味という感じで、さらりとした味で風味はクリームっぽい、口の中で逆の作用が楽しめる不思議なお茶。

ちょっと豆乳っぽいところが豆好きな方にはかなりウケるのではないでしょうか。。。
確かに今までにはない風味と味。
いやな風味ではないので、ちょっと食後に物足りないときには少量でも飲み応えがあるいい飲み物。
ノンカロリー、ノンカフェインなのも女性にはうれしいですね。

関西での販売が楽しみですね。

モラタメさん、ネスレさん、ありがとう。


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クイック・チェリーデニッシュ。

2011-07-12 08:17:42 | 料理
本日はパイ実習。
この強烈な暑さにもかかわらずパイを作るという無謀な計画。
というのもバターをほとんど使わないで作ってみる手法を試してみたかったため。

アメリカでのパイ生地の作り方にバターの一部にクリームチーズを練り込む方法があるのですが、クリームチーズのかわりに先日もらったカマンベールチーズをつかってみてはどうかと思い、試してみることに。

バター使用の生地ならば常温ではすぐにべたつき、成型する前に生地を休ませる必要があるのですが、クリームチーズ生地は休ませる必要がないためカマンベールでも同じように休ませずに焼き上げまで持ち込めそう。
さらにバターよりも低カロリーなので、うまくいけば一石二鳥です。
問題は、成型が本当にしやすいかですが。。。

早速試してみることに。

フードプロセッサーに小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖を加え、軽く混ぜ合わせます。
今回は、強力粉と薄力粉を等量使用。サックリ感を出したい場合は薄力粉だけで作るといいかも。

そこへ冷たい角切りのバターとちぎったカマンベールチーズを加え、小刻みに10回程度切り混ぜて、粉の中で小豆粒くらいにします。
ポイントはあまり細かくしすぎないこと。
バターもチーズ荒めの粒の状態で粉と合わさっていればO.K.。
バターはかなり少なめ。うまくいけば、カロリー面ではかなりヘルシー仕様になりますね。

さらにヨーグルトと牛乳を加え、さらに10回程度小刻みに切り混ぜ、荒砂状にします。
ここでもあまり細かくしすぎないのがポイント。フープロを小刻みに回してざらざらの状態になればO.K.。

大きめに切ったラップの上に取り出します。

粉混合物をラップで包み込みながら押し固め、生地にまとめます。
練らないように押し固めるのがポイント。こちらはいつものパイ作りと同じ手法です。
いつもより生地がふかふか。押し固めるのも簡単で生地の柔らかさも程よく、ラップで包んでいればほとんどべとつかず、延ばしやすい。冷やしていないのに、この生地の扱いやすさはかなり魅力的ですね。

麺棒で25X15cm程度の四角に延ばします。

延ばした生地をオーブン紙を敷いた天板に上に移します。

次にフィリングの準備。

サクランボは種をとり、半分に切っておきます。

生地の中央部に縦長にサクランボをのせ、ジャムとパン粉を散らします。
パン粉はサクランボから出る水分を吸収させるためのもの。
ナッツやチョコなど水分がでないフィリングにするときは不要です。

次に成形。

長辺の両側生地を2.5cm感覚で4cmほど深さに切り目を入れます。

切りこんだ生地部分をフィリングの上に交互に重ねるように折り返します。
接点は軽く押さえるだけでO.K.。

牛乳を表面に軽く塗って砂糖(分量外)を少々散らし、200度に予熱したオーブンで15分程度焼きました。

焼くと一回り膨れて、見た目はパイ状態。
ざくざくとした感じで迫力は満点。

網の上で10分ほど荒熱をとって、切り分けて完成。

食感はざくざくした感じでパイほどサックリとしてはないものの、カチカチにもならず面白い食感。
パン的要素があるので、食べ応えがありますね。

フィリングの甘さも程よく、おいしい。
通常のデニッシュより油っぽくないので沢山食べることが出来ますね。。
お菓子というよりやはりパンの要素が強いかも。
発酵や寝かし時間が要らず成形も簡単なので、この生地でピザっぽいものもできそうで、利用用途はかなりありそう。

もう少し薄く延ばせば、食感が軽くなるかもしれませんね。この生地ならば夏場でも作れそうなので、厚みを変えて作ってみようと思います。

このクイック・デニッシュを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
Cpicon チェリー・チーズデニッシュ。 by PCWP

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チーズ太鼓焼

2011-07-11 12:47:51 | 料理
今週の課題は、チーズ。

クックパッドさんの「明治北海道十勝カマンベールチーズ」のモニターです。

今回頂いたのは、切れているタイプで味はプレーン。
カマンベールチーズは発酵が弱い白カビタイプのチーズでソフトで軽い塩味が特徴。
最初から1口サイズに切れているので扱いやすく少量使いたいときにも便利ですね。

今回はこのチーズを使って、超久しぶりに"太鼓焼"を作ってみることに。
"太鼓焼"はアメリカ生活でなくてはならなかった一品。
このおかげで友達も沢山できたし、現在の料理ヲタク生活を作ったきっかけだと思います。

"太鼓焼"はそれまで買って食べるテイクアウトものという感覚が強かったのですが、自分で作るようになってからは買うより作るものという感覚が強くなりました。

でも日本に帰ってからは作ることがほとんどなくなりましたね。逆にアメリカンなお菓子を作る機会が増えたからかもしれません。
太鼓焼きの具は餡子と相場が決まっているのですが、自家製なら色々な具材で楽しめると思い、朝食用にも出来るカマンベールチーズを使ってみました。

作り方は相変わらず紙コップで。。。セルクルで作ってもできますが、金型が熱くなって作業がしにくく、型離れのよい紙コップが最適素材であることが経験上よくわかっています。

ボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、重曹、砂糖を加えて混ぜ合わせます。
今回は、小麦粉の一部にフラックスシードを加えてみました。コーンミールなどを加えてもおいしいかも。

そこへ水240ccと卵、ヨーグルトを加え、全体が滑らかになるまで混ぜ合わせます。
生地はこれで完成。おどろくほど簡単にできます。
ホットケーキ生地みたいなものなので、ホットケーキミックスで作ってももちろん構いません。
具が塩味系のチーズなので、生地の甘さは今回は控えめにしています。

そのまま冷蔵庫で30分以上寝かせます。

その間に型の準備。

紙コップを2個を切り口が平らになるように半分切り分けます。
底部分も切り取ります。
紙コップの大きさが判サイズになるので、大きめの紙コップで作る方が本格的。オードブル系に一口サイズにしたい場合は小さいコップやたこ焼き器で作ってもいいですね。

テフロン製フライパンを中火にかけ油を薄く引き、紙コップを並べます。

寝かせた生地を大さじ1~2程度入れ、型底に広げます。

カマンベールチーズを半分の個数の型に入れます。
片方はひっくり返して上蓋になるので、具は入れません。

ふたをして、数分間生地にぷつぷつと穴が浮いてくるまで数分弱火で焼きます。

チーズの入っていない生地の型の周囲に竹串を差し入れてまわし、生地を型からはずします。

はずした生地をチーズ生地の方にひっくり返してのせます。

軽く押して下の生地のなじませてそのまま弱火で数分間焼きます。
焼き方のコツは、デパートなどの太鼓焼き売り場のデモを見るととても参考になります。

生地と型の周囲に竹串を差し込んでぐるっとまわして型からはずし、さらに数分焼きます。
お好みで側面も焼くと全体がカリッとし、形もしっかりします。
ふわっと仕上げたい場合は、上下だけを焼くといいですね。

ひさしぶりに焼きましたが、思ったよりうまく焼けました。
味の方は、チーズがとろりとして、美味。市販のものもおいしいですが、焼きたてを食べられるのが自家製の一番の醍醐味です。朝食には小豆よりもチーズの方が食べ応えがあり、いいかも。
パンケーキと材料は同じなのですが、なぜか一味違った和風なスナックになるところが面白いですね。


焼きながらアメリカ生活をしみじみと思い出していました。アパートを出る最後の日まで焼いていたこの太鼓焼きは私にとってはとても思い出深い品。
色々な思い出の詰まった複雑な味でした。。。。

この太鼓焼きを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
Cpicon チーズ太鼓焼 by PCWP

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雑穀ジンジャー・ビスコッティ。

2011-07-08 08:24:45 | お試し商品
今週の課題は"雑穀畑"。
レシピブログさんの「やずやの雑穀畑」を使ったレシピモニターです。

やずやさんと言えば、"にんにく卵黄"でおなじみのお店ですが、サプリメント以外にもスープやスナック、穀物など様々なジャンルの健康食品を扱っておられるようで、今回は主食スナックの"雑穀畑"を頂きました。

今回は、おまけにスープ3種類もついていて盛りだくさんのセット。
スープも是非試してみたいと思います。

"雑穀畑"はごはんを炊く時間がないときや、火が使えない場合でも雑穀を手軽に摂れる便利なスナック。
そのままでもおやつとして食べられますが、調理方法によって、おかずとしても主食としても使えます。
それを開拓するのが今回のモニターの使命です。

"雑穀畑"はサクサクしたライスパフのような食感と軽さが売り物。
このサクサク感を生かして油分を使わず、アクセントとしてクリスタルジンジャーを加えて、きりっと引き締まった夏向けホットなビスコッティを作ってみました。

<材料> (二人分)
薄力粉 70g
ココアパウダー 大さじ2
ベーキングパウダー 小さじ2/3
塩         小さじ1/4
卵         1個
ヨーグルト     大さじ1
やずやの雑穀畑   1枚
クリスタル・ジンジャー  大さじ4
(黒糖しょうが)


ボウルに薄力粉、ココアパウダー、ベーキングパウダー、塩を加え、混ぜ合わせておきます。

クリスタルジンジャーと雑穀畑は包丁で細かくきざんでおきます。
クリスタルジンジャーはアメリカではよく使われるドライフルーツ的乾物。
そのまま食べると、かなりしょうがが効いていて、ぴりぴりと強い風味と味なのですが、お菓子に混ぜ込んで焼いたりすると、風味がほのかに残ってぴりぴり感は消え、旨みをプラスするちょっと変わった材料。
アメリカのスーパーではたいてい売られていますが、味は様々。中でも"Whole Foods Market"で売られているものがおいしく、量り売りなので、少量から買えるのが魅力的。料理に使うならお勧めです。

日本では黒糖しょうがやしょうがの砂糖がけなどでも代用できます。

粉類に卵とヨーグルトを加えて混ぜ合わせます。

粉気がなくなれば、雑穀畑とクリスタルジンジャーを加えて軽く混ぜ合わせます。

オーブン用天板にオーブン紙を敷いて、生地を盛ります。
ビスコッティは型が不要。なまこ型にこんもりと生地を広げます。
お好みで薄く作っても、厚めに盛り付けても可能。厚みによって焼き時間を調整してください。

170℃に予熱したオーブンにいれて10分焼いて取り出します。
ビスコッティは二度焼きするのが特徴で、1度目は表面が固まったらO.K.。

焼きたてはちょっと中が柔らかいふんわりとした感じですが、冷めると全体が固まってきます。

固まったビスコッティを好みの厚みに切り分けます。目安は2cmくらい。
なまこ型を斜め切りに細長くするのが一般的ですが、大きすぎる場合は普通に横切りにしてもいいかも。

再度天板にビスコッティの切り口を上にして並べ、160℃のオーブンに入れて10分間焼きます。
2度目は乾燥させるように焼くのがコツ。柔らかめに仕上げる場合は10分でO.K.。カリカリにする場合は15~20分ほど焼きます。

焼きあがったら、網の上で冷まして完成。冷めるとさらにカリカリになってきます。

二度目の焼き時間が10分程度なら、仕上がりもソフト。食べやすく、朝食向き。
カリカリビスコッティはお茶菓子としてや日持ちのするスナックとして、また持ち運びにも向きます。

味の方は、雑穀畑の白さがココア生地に映えて見た目のよく、しょうが風味とほんのりとした甘さがあり、雑穀畑のサックリ感も健在。
食物繊維も豊富で食べ応えもあるものの、油分は加えていないのでヘルシー仕様。
薬膳的ビスコッティですね。

"雑穀畑"は3食分頂いたので、他にもストロイゼルとして使ってみたり、色々ためしてみたいと思います。

レシピブログの「やずやの雑穀畑」を使ったヘルシーレシピモニター参加中!

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ハニー・コーンマフィン。

2011-07-06 07:59:58 | 料理
本日はマフィン研究。
お題はコーンマフィンです。

コーンマフィンは今まで御用達書のレシピで何度も作っている、ある種、我が家の定番。御用達書でかなりおいしいマフィンになっていたので、ほかのレシピをほとんど試したことがない状態だったので、たまには違ったレシピを試してみようと思いました。
他のレシピもおいしいものがあるに違いない。。。。

今回は、"Baked Exploration"という本のレシピを参考に作ってみることに。

<材料>(6個分)
卵         1個
ヨーグルト     120cc
蜂蜜        大さじ2
植物油       小さじ2
コーングリッツ   35g
コーンフラワー   35g
強力粉       25g
薄力粉       25g
ベーキングパウダー 小さじ2
砂糖        大さじ1
塩         小さじ1/4


卵を卵黄と卵白に分けて卵白をボウルに入れ、ツノが立つまでしっかりと泡立てます。

メレンゲに卵黄を加え、混ぜ合わせます。

蜂蜜と植物油、ヨーグルトを加え、全体を混ぜ合わせます。
風味を増強したい場合は、溶かしバターを使ってください。本のレシピではバターを使うことになっていました。

別ボウルに、コーングリッツとコーンフラワー、強力粉、薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩を加えて混ぜ合わせます。
本では、コーンミールと書かれていたので、コーングリッツとコーンフラワーを等量ずつ加えました。グリッツを加えることで、さくさくした食感とコーンの香りが強くなります。
小麦粉は、食べ応えが出るように、強力粉と薄力粉を等量使用。砂糖はかなり控えめにして、蜂蜜が甘さの本体となるようにしました。

粉混合物に卵液を加えて全体に粉気がなくなるまで混ぜ合わせて生地完成。

マフィン天板に紙ライナーを敷きこんで、生地をカップの2/3程度均等に詰めます。

180度に予熱したオーブンに入れて、13分焼きました。

通常のマフィンに比べて焼き時間は短め。それでもかなりこんもりと膨れて見た目はボリュームたっぷりです。

味の方は、サックリと軽くふんわりとした食感。
卵を泡立てているので、マフィン独特の重いクラムではなく、軽め。でもケーキマフィンほどふわふわではなく、少しchywyさが残っていて思ったより食べ応えがありました。

油と砂糖が少ないコーンマフィンなので、食後もお腹にもたれることもないので、食欲の落ちるこの時期でもパワーフードとして朝食にはいいかも。

味としては、御用達書のガッツリ感がインパクトがあり、おいしいかもしれませんが、こちらもライト仕様で、おやつにはこちらの方が向いているかかも。

まだまだマフィン研究は続きます。。。。
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