Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

抹茶チーズパン。

2013-02-28 09:20:56 | お試し商品
Cottaさんのサンプル試作第4弾。
少し気温も上下に変動し始めて、春に向かって動き出しているのが感じられるようになりました。
よって今回は、雪解けをイメージした春らしい抹茶蒸しパンを作ってみました。

今回使用したサンプルは抹茶パウダーと桜の花。
京都宇治茶園の抹茶パウダーに、退色を遅らせるクロレラを15%配合しているので、しっかりとした若草色が出てくれます。
以前にもサンプルとしてカボチャパウダーや紫芋パウダーなどをいただいていて、これで3色目。
昔は色粉というと抹茶のイメージが強かったのですが、最近はいろいろな色粉が出ていて、着色料を使わなくても、カラーバリエーションが楽しめるようになって便利ですね。

雪解けのイメージを出すために、モッツアレラチーズを生地に埋め込んで、残雪風にしてみました。

作り方はとても簡単。卵や油を使わずにワンボウルで作れるのも自家製の魅力ですね。

1.ボウルに薄力粉。強力粉、ベーキングパウダー、砂糖、抹茶パウダーを加え、全体をよく混ぜあわせます。

2.そこへヨーグルトを加え、粉気がなくなるまで混ぜ合わせます。
先日使ったバターミルクパウダーを水に溶いれ使ってもいいですね。
生地が少し硬い場合は、ヨーグルトを大さじ1程度足してもO.K。

3.むし器にマフィンカップ用のライナーまたはアルミカップを並べ、大さじ1杯分ずつ生地を入れます。
形が崩れないように、セルクルを使いました。

4.一口大に切ったモッツアレラチーズを各生地の上にのせ、残りの生地を均等にチーズの上からかぶます。
カップ8分目くらいまで入れるとちょうどいいですね。

5.蒸し器を熱湯の上にセットして、13分間蒸します。

6.最後に桜の花を生地の上に一本ずつ飾り、蓋をして、再度2分間蒸して完成。
若草色の生地が割れて、モッツアレラチーズがトロッと溶け出して、色合いもよく、桜のピンクも白いチーズに映えてとても春らしい。

味の方も、甘い蒸しパン生地にモッツアレラチーズのやさしいコクとミルク感がよく合い、桜の花のほんのりと塩気がよいアクセントに。
おやつだけでなく、朝食としても使えますね。
明日から3月。お雛祭りの日の朝食にいかがでしょうか?

この蒸しパンを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
cotta recipe circle 春の抹茶蒸しパン by PCWP

Cottaさんでは、春の食材特集をやっています。
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マシュベリー・バー。

2013-02-24 06:14:24 | 料理
Cottaさんからのサンプル試作第3弾。

今回は、粒ジャムを使ってオートミール・バーを作ってみました。

粒ジャムは、見た目はラムネのような形で、そのまま食べると固くてコリコリしています。
パンや焼き菓子の生地に混ぜ込むことで、焼いている間に解けて、ジャム状になってくれます。
今回のような水分が少ない生地だと、チョコチップのような粒状のまま概観を保って、彩りのアクセントとなります。
前回は、ブルーベリーを頂きましたが、今回はストロベリー味。色々なフレーバーが出ているんですね。

オートミール・バーは、ヘルシーバーとして日本でも最近売られているのを見かけるようになりましたが、アメリカでは超定番のバーの一つ。ただ、かなり甘くて、Chewyな独特の食感で、私的には本場のバーはあまり好みではないのが実情。

自分で作ることで、お好みの材料で甘さ控えめでボリュームあるヘルシーバーをにできるので、ちょこちょこ作っています。
今回もフードプロセッサーを使ってとても簡単に作れます。

<作り方>

1.フードプロセッサーにオートミール、強力粉、薄力粉、玄米粉、重曹、砂糖、シナモンを加えて5秒ほど混ぜあわせます。
玄米粉を使って、さらに栄養成分満点にしていますが、なければ、薄力粉で代用できます。

2.そこへくるみを加え、軽く切り混ぜます。

3.さらに、冷たいバター、ヨーグルトを加えて、全体にバターが細かく散るまで、10秒ほど切り混ぜる。そぼろ状になればO.K.。
ヨーグルトを加えることで、油分を減らしています。全体にしっとりとしたクラム上になるまで切り混ぜます。
べたべたになるほど混ぜなくてO.K.。

4.15cm角型にオーブン紙を敷きこみ、ソボロ状のクラム生地の半量をいれ、型底に均一に広げます。

5.粒ジャムとマシュマロを生地の表面に均等に散らし、残りの生地をかぶせます。
 量はお好みで増減可能。マシュマロは小粒タイプを使うと散らしやすい。大きいタイプはところどころに埋め込んでも可能。刻んでもかまいません。

6.170度に予熱したオーブンに入れて、15分間焼きます。

途中マシュマロが焦げそうになったらアルミホイルをかぶせます。
生地がしっかりと固まっていれば、焼き上がり。マシュマロはすぐに焦げてくるので、最初からアルミホイルをかぶせてもいいかも。焦がしたくない場合は、焼き上がり数分前に散らしてもO.Kです。

7.オーブンから生地を取り出して、型ごと荒熱をとり、冷めてから長方形に切り分けます。

ざくざくした表面とちょっとchewyな内側。水分量の多さで、食感が変わってきますので、バー独特のChewyさがお好みであれば、ヨーグルトを増量したほうがいいですね。型に入れるときも押し込むとしっかりとした食感のバーになりそうです。

味の方は、甘みが適度に利いていて、ざくざく感と軽いChewyさで面白い食感。市販のものにはない手作り感のあるバーですね。
中身を色々と替えるとバリエーションが増えそうです。

このマッシュベリー・バーを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
cotta recipe circle マシュベリー・バー。 by PCWP

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桜のミルク・パンタルト。

2013-02-23 07:55:56 | 料理
昨日に引き続き、Cottaさんからの食材を使ったお菓子作り第2弾。

今回は、桜の花と全粉乳を使って、春らしい簡単パンタルトを作ってみました。
桜の花は桜の花を丸ごと塩漬けにしてあり、半開きで鮮やかなピンク色なのが特徴。
見た目はしんなりとしていますが、お饅頭からケーキ、おにぎりなど、ちょんとのせるだけで、華やかな感じになるのが不思議。
春らしさを簡単に演出できる食材としてはこれに勝るものはないかも。。。

全粉乳は、粉ミルクのこと。この粉を水に溶くと、普通牛乳となります。
スキムミルクは脱脂されていますが、脱脂されていないので、コクがあり、パンなどに練りこむと風味がよくなります。水分を気にする料理にコクを出すにはもってこいですね。また、液状の牛乳に比べて保存も利くので、保存食としても有効かも。

ということで、今回は、パン粉で作ったタルト皮にミルクパウダーで作ったカスタード生地を流し込んで焼いた簡単ミルクタルトを作ってみました。桜を飾るだけでとても春らしいタルトです。

<材料>(15cmスプリングフォーム型)
・タルト
食パン(6枚切り) 2枚
植物油      大さじ2

・ミルクカスタード
卵   2個
砂糖  大さじ3
全粉乳 大さじ3

<作り方>

1. フードプロセッサーに食パンを入れて、細かくなるまで切り混ぜて、パン粉を作ります。
味つきでなければ、市販のパン粉を使ってもO.K.。生パン粉の方がうまく作れます。

2.パン粉に水を加えて、そのまま10秒ほど切り混ぜて、全体に水分をなじみ、しっとりとしたクラム状にします。
通常は溶かしバターをたっぷり入れて作るのですが、型に貼り付けば良いので、水で脱脂仕様。かなりカロリー減となります。

3.テフロン製のスプリングフォーム型にできたパン粉クラムを敷き詰め、底の平らなコップなどで、型の底と側面に均一に押し固めて、タルト皮にします。
ここでしっかりと押し固めるのがポイント。

4.空になったフードプロセッサーに、卵、全粉乳、砂糖、薄力粉を加え、全体に混ざるまで10秒ほど混ぜ合わせます。

5.パン粉を敷き詰めたタルト型に生地を卵液を流し込み、160℃に予熱したオーブンに入れて、10分焼きます。
表面がほぼ固まってきたらO.K.

6.一度オーブンから取り出して、塩を水洗いで落とした桜の花をタルト表面に散らし、再度オーブンに入れて、5分焼いて工程は終了。
あとは冷やすだけ。
焼く前に桜の花を散らすと、焼いている間に卵液に花が沈んでしまうため、表面がほぼ固まってからのせると見栄え良くできます。
桜の花は、がちがちに塩がついていますが、さっと水洗いして、水分を軽くふきとって使います。少々塩っぽさが残りますが、味のアクセントとなるので、O.K.。

7.網の上で冷ましてから、冷蔵庫で冷やします。
 型からはずして切り分けます。

サクサクではないですが、フィリングのミルクカスタードを吸い込んで、もっちりしたタルトに。桜の花の塩味がちょっぴりアクセントとなりました。
見た目も桜の花でとても優しく、春らしい素朴な一品です。
このタルトを作ってみたい方はこちらも参考にしてください。↓
cotta recipe circle 桜のミルク・パンタルト。 by PCWP

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どら焼きワッフル。

2013-02-22 08:05:30 | 料理
今週は、久しぶりにCottaさんからサンプルモニター。

今までで一番大きな箱で、食材がたくさん入っていました。

サンプルは、バターミルクパウダー、全粉乳パウダー、抹茶パウダー、桜の塩漬け、桜の葉、ストロベリー粒ジャムの6種類。
粒ジャムは以前にも頂いたことがありますが、他は初めて頂くサンプルです。
特にバターミルクパウダーは、なかなか店頭では買えないレアもの。日本では液状のバターミルクは市販されていないので、本格的なバターミルクは粉状のものでしか手に入らないのですが、汎用性が少ないためか、日本の店頭でみたことがありませんでした。

早速、このバターミルクパウダーを使って、「どら焼きワッフル」を作ってみることに。
ワッフルはベルギースタイルと日本風の2種に大別されていて、ベルギースタイルは格子状の凸凹のある"マネケン"的ワッフル。
イースト発酵でボリュームのあるタイプです。
一方、日本風ワッフルはいわゆる"コロンバン"スタイル。

ホットケーキのような軽いふんわりした生地に生クリームをつめて二つ折りにしたタイプです。
私の幼いころは日本風しか知りませんでしたが、最近はベルギースタイルの方が主流かも。

<材料>(5個)
・どら焼き生地
 卵     1個
 砂糖    大さじ2
 みりん   小さじ2
 はちみつ  大さじ1
 重曹    小さじ1/4
 薄力粉   50g
 バターミルクパウダー 大さじ2
 植物油   少量

・フィリング
 生クリーム 70cc
 砂糖    大さじ3

<作り方>

1.まず、どら焼き生地を作ります。フードプロセッサーに卵と砂糖(生地用)を加えて、30秒ほど攪拌します。
ボウルにいれて泡立ててもよいですが、簡単に作りたいので、すべてフードプロセッサーで作ることに。

2.さらにみりんと蜂蜜を加えて、さらに30秒ほどフードプロセッサーで切り混ぜます。
卵液がとろりとしてボリュームが2倍程度になればO.K。

3.卵液に薄力粉、重曹、バターミルクパウダーを加えて、全体が滑らかな生地になるまで、15秒ほどフードプロセッサーで切り混ぜます。
ホットケーキよりやや水っぽいの生地になります。
厚めのしっかりとしたワッフルにしたい場合、大さじ2ほど薄力粉を足してください。

4.ボウルに生地を移し、常温で15分ほど寝かせておきます。
その間に、生クリームフィリングを作ります。

5.生クリームと砂糖(フィリング用)をボウルに入れて、泡だて器でツノが立つまでしっかりと泡立てます。使うまで冷蔵庫に入れておく。
市販の泡立て済みホイップをつかってもO.K.。
他にも小豆あんやカスタード、ジャムでも代用できます。

6.寝かせた生地を焼いていきます。

フライパンを中火で予熱し、植物油を軽く引いて、1枚につき、大さじ2杯の生地をフライパンに流し込みます。
楕円形に広げると、フィリングが包みやすいです。

7.蓋をして、表面が泡立ってくるまで1分から2分程度中火で焼きます。

ひっくり返して、弱火で1分焼いて、蓋つきのバットに取り出します。
残りの生地も同様に焼いていきます。

8.バットに蓋をして、焼いた生地を冷まします。

9.生地が冷めたら、生クリームフィリングを生地中央に大さじ1ずつ入れて、二つ折りにして完成。

甘さはほんのりとして、バターミルクを使っているためか、しっとり、もっちりした食感。市販のものよりやや厚みはないですが、和菓子っぽくなり、日本茶には合いそう。

ちょっとしたお茶うけにも、おやつにもなり、チーズなどを入れると、朝食にも使えるかも。
バターミルクはスキムミルクよりも味が濃厚。酸味はほとんどなく、コーヒー用ミルクパウダーのような感じです。
粉状なので、水に溶かして、アメリカ風の液状バターミルクとしても、粉に混ぜ込んでパンに練りこむなどいろいろな使い方もできるので、重宝しそうです。

このワッフルを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
cotta recipe circle どらやきワッフル。 by PCWP

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http://www.cotta.jp/shop/2_season/p_spring

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ラミントン。

2013-02-13 07:06:34 | 料理
毎年のことながら節分が終って、バレンタインムード一色になってきました。

ということで、恒例のバレンタインお菓子作り。
今年は"ラミントン"にしました。
"ラミントン"はオーストラリアで定番のお菓子で、スポンジ生地にチョコレートアイシングをコーティングして、ココナツをまぶした一口菓子です。
作り方もスポンジを作るだけなので簡単。一口サイズなので、持ち運びやラッピングもしやすそうなので大量制作に向きなのが、選定理由です。
Marthaのレシピやアメリカやオーストラリアの料理雑誌から抽出し、コストや作りやすさの面から材料と作り方を組み合わせて採用しました。

<材料>(50個分)
・スポンジ生地
卵 4個
薄力粉  170g
ベーキングパウダー 小さじ1・1/3
バター  大さじ2
植物油  60cc
ヨーグルト 大さじ3
砂糖   70g
ジャム(ベリー系) 大さじ5~6

・チョコアイシング
板チョコレート 2枚
牛乳      60cc
ココナツロング 100~150g

<作り方>
まずは、スポンジ生地を作りから。

1.卵を卵黄と卵白に分けておきます。


卵白をボウルに入れて、砂糖を加えてツノが立つまで泡立てます。
卵4個を手で泡立てるとなかなか大変でした。

2.泡立てたメレンゲに卵黄と溶かしバター、植物油、ヨーグルトを加えて全体を混ぜ合わせます。
本来は油分として溶かしバターだけを使うのですが、大量制作のため、植物油を混ぜてコスト削減。
風味づけ程度で、バターを使うことに。

3.別ボウルに薄力粉とベーキングパウダーを混ぜ合わせておきます。

4.2に3を加えて、全体に粉気がなくなるまで、ゴムべらで大きく混ぜ合わせ、生地完成。

6.オーブン備付の天板にオーブン紙を敷きこみ、ロールケーキ生地を焼く要領で、生地を流し込み、表面をゴムべらでならしながら、均一に天板に敷きつめます。

7.170度に予熱したオーブンに入れて、20分間焼きます。

8.天板から生地を網の上に移し、荒熱を取り、オーブン紙をはがして、袋に入れて、完全に冷まします。
数時間寝かせると焼きたてよりおいしく、このあとのデコレーション作業もやりやすくなります。

9.冷めた生地を半分に切り、半分の生地表面にジャムを表面に塗って、もう一方の生地を重ねます。
生地が薄かったので、ジャムを挟んだ「ビクトリア風」にしました。

そのまま、再度袋に入れて冷蔵庫で1時間程度寝かせます。

10.お好みの一口大に切っておきます。

チョコレートアイシングをします。

11.小器にチョコレートを割り入れ、牛乳を加えて、電子レンジ(600W)で20~30秒かけてチョコレートを溶かします。

12. 一口大に切った生地を竹串にさして、チョコアイシング液を刷毛で表面全体に塗ります。
生地をどぼんとチョコ液につけると、生地に浸みこんだり、大量にチョコが生地についてチョコ液が多量に必要になるため、最小限のチョコ液で作れるよう、刷毛塗りにしました。

13.すぐにココナツを全体にまぶして、しばらく冷やして固めて完成。

お好みの数や大きさに合わせて、切り分け方を変えられるので、天板一枚焼くと小さくて50個程度作れます。
ジャムを挟んで二層にしているので、かなり厚みも出てボリュームあり。
見た目はやや素朴なので、ラッピングなどで見た目をカバーすると十分プレゼント用になりました。

生地は簡単に作れましたが、チョココーティングに思ったより時間がかかりましたね。
それでも二日前くらいから作り置きができ、1ターンで50個くらい作れるので、材料面、作りやすさからしても大量制作用にはなかなかいいお菓子だと思います。
大きくサイコロ状切って、普段の気軽なおやつにしてもいいですね。

http://www.cotta.jp/cottastyle/sp_recipe/recipe_val2013/index.html
cotta プレミアムメンバー


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