Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

Vita-mix。

2009-04-28 13:17:05 | 料理
先日注文したVita-mixが早速届きました。

運送業者さんから荷物を受け取った時、思ったより"軽い?"と感じました。
たしか本体だけでも6kgあるはずですが。。。
その前日に10kg以上あるお米を担いだせいか、フィットネス通いで腕に筋力がやたらと付いたのか妙な感じでした。

とりあえず箱から出して、作業台においてみることに。土台が大きいのでやや場所をとりますが、想定内に収まり、とりあえずはここに設置して当面は使ってみることに。
そのうちもう一度キッチン周りを整理してレイアウトを変えようと思ってますが.
..。
まずはこのブレンダーがどの程度使えるかどうか、使うかどうかですね。すぐに使ってみたかったのですが、夜に到着だったので次の日の朝にスムージーを作ってみることにして、この日は水洗いして、動作チェックだけしてみました。

一番の課題は音。ミキサーはどんなものでもたいていうるさいのですが、今まで我が家にはなかったので、どれくらい爆音を立てるのか心配。特に海外製品は音に関しては考慮されていない製品が多いので、一度軽く回してみることに。

ブレンダーカップを洗って、水を入れてスイッチオン。先ずは低速で回してみると音はかなり静か。10段階にスピードを変えられるので5段階くらいに引き上げるとかなり勢いよく周り始めました。10段階にするとかなりうるさいですが、びっくりするほどではなく、掃除機程度ですね。掃除機より運転時間は短いし、振動もなく、音もどちらかというとキーンという高音というより"ブイーン"といった低音系。
次の日がお楽しみと言うことでこの日はこれでおしまい。

翌朝、早速スムージ作り。今までミキサーが無くバーミックスをミキサーとして使っていたのですが、氷はダメとのことだったのでスムージーを作ったことはありませんでした。

とりあえずダンナさんの朝食用の前に自分用にグリーンスムージーをしてみることに。手元にある野菜と果物を入れて水と氷を入れて、攪拌スタート。
朝なので音を出さないようにと高速回転時間を極力短めにしておっかなびっくりなスムージー作りになりました。

出来た記念すべき1作目は少々水っぽいジュースができました。味は悪くないのですが、スムージのようなねっとり感がなく、氷の粒もまだ残っていて"???"って感じでした。クチコミにあるような素晴らしい味と食感には程遠い感じです。
ただ量は思ったより大量にできる。あわ立てるように空気が入ってカサが増えるためなんでしょうか。コップ1杯分と思ったのに倍量は出来てしまいました。
とりあえず全部飲んでおなか一杯。

ダンナさん用に2作目は果物と牛乳、ヨーグルトと氷を少々入れ、水分を少なめに作ってみることにしました。果物はスイカとメロン、デコポンでした。
2作目は一作目よりはマシになりスムージーっぽくなりましたが、まだ氷の粒は残っていて、今度はすっぱい仕上がりに。デコポン単体はそれほどすっぱくないですが、ジュースにすると酸味が利くようです。

なかなかミキサージュースと言えど、うまく作るには技術と知識がいるようですね。初回はまあこんなもんでしょう。ジュースするとお腹が膨れやすいので果物単体で食べるよりは量を減らせそうですね。

このブレンダーの利点はもう一つ。洗うのが簡単。バーミックスも簡単ですが、さらに簡単かも。油分の強いものを入れていないせいか、軽く容器内をスポンジで洗って水を入れてもう一度軽く回すだけでか綺麗になりました。よく使うならこの程度で十分かも。
さらに容器はポリカーボネートなのでガラス製に比べてかなり軽く、容量2Lと大きいですが洗いやすいです。

夕食には朝食の反省を踏まえてコーンスープを作ってみることにしました。
今度は暖かいスープですが、最初にたまねぎとコーンを炒めてから水とパンの耳を加えてブレンダーにかけました。
今度は高速で少々時間をかけ、滑らかになるまでじっくり回してみると、素晴らしい出来になりました。

ブレンドしたものを鍋に戻し、牛乳で伸ばして加熱すると甘みがひきたった滑らかなスープに。バーミックスだと濾さない限りコーンの皮の粒が残ってしまうのですがVitaではまったく残らず滑らかな液体になっていました。さらに驚いたのは味。
普段ならやはりチキンスープなどのウマミ成分を少々入れなければちょっと物足りない感じですが、今回は全く必要なし。コーンとたまねぎと塩、食パン、牛乳だけで十分リッチなスープになりました。牛乳も低脂肪でしたがコクがでてとろみもちょうどよく、これにはびっくりしましたね。

自分用にまた夕食時もグリーンスムージを試作。こちらも氷を完全に砕くため高速で朝より長めにかけてみました。氷問題はやはり高速と低速の使い分けと回転時間のようですね。朝食よりは随分よいできになりました。

これはかなりいい機械だというのが正直な感想。お高い機械でしたが、毎日使ってしまいそうで、モトはすぐに取れるかも。
スタバのフラペチーノやデパ地下の高級系ジュースなどおいしいものが自宅で格安に食べられそうで楽しみ。。。

当面のグルメ的目標はスタバのドリンクメニューと同等のものを作ってみたいですね。健康的目標はローフードを取り入れてこれでダンナさんのアレルギーも改善できればいいのですが。。。

今回も当分楽しめそうです。

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ブレンダー購入計画。

2009-04-25 21:25:49 | 料理
先月から始めている第二回短期アルバイトでの初給料がでました。秋にも一度同じ職場で働いていましたが、一度契約が切れて3ヶ月ほど待機していましたので、久しぶりの固定給。

そもそもアルバイトを始めたのは、10年間の専業主婦生活を一度変えてみようという試みと某ブランドの時計が欲しかったことの2点。どちらかというと後者の目的が大きかったような気がします。1度目のアルバイトで本来は目標額に届くはずでしたが、少々足りずに今回のアルバイトに持ち越し。今回も始めた頃は任期満了の6月には今度こそ買えそうだと意気込んでいたのですが、ここにきてまたまた大きく方向変換と相成りました。

というのも最近非常に関心を持っているローフードについて勉強したいという思いがさらに強まってきたため。
今春はダンナさんが花粉症発症。スギ花粉が終ってもまだ続いているようでヒノキも重なっているのかそれとも他にもアレルギーがあるのかとりあえず毎日鼻水とくしゃみがひどい感じ。
今までも春は皮膚に湿疹を作っていた人なんですが、そちらは出ずに今年から鼻へ方針転換のご様子。

この10年間食事でダンナさんの健康維持に躍起になっていた私としては新たな戦線布告状態。何とかしてこのアレルギー的症状を治してみたいと思っています。
ローフードは数年前から存在を知ってはいましたが、マクロビなどの方に興味があり、そちらを少々実践しつつ、勉強しつつで独学独歩でやってきました。
最近はマクロビもかなりメジャーになってきてかなり書店にも本が溢れるような状態になってきましたね。
でもその分マクロビの問題点もよく指摘されるようになってきたように思います。

マクロビの次にはブームがやってきそうなものがこのローフード。マクロビよりもさらに制限が多く、48度以下で処理された食べ物で食事を構成するという食事法。つまり生食ということです。基本的に肉や魚、乳製品はご法度で調理法もかなりユニーク。ちょこっと勉強し始めるとかなり役に立ちそうな技術と知識が満載です。

完全に実行しようとするとマクロビなどと同様、大変で俗世に済んでいる現況ではなかなか難しいのですが、一部を取り入れながら始めてみたいと思っています。効くのであればダンナさんのアレルギーもこれでかなり改善するはず。

先立って自分が基本的に果菜2食主義でここ最近人体実験してますが、悪いところはあまりなさそう。痩せるということは私に限ってはまだ見られませんが、さらにローフードにするともう少し成果が出てくるかもしれません。肉食しているより体が軽いのは確かですね。どちらかというとどこかのブログで読んだ体が軽すぎて動きすぎという指摘が当てはまるかもしれませんが。。。

とりあえずネットでローフード関連の知識を多少読み込み、ダンナさんにも適用するために実践レベルをもう一段あげてみようということで道具を買ってみることにしました。
ローフード生活にはジューサーとブレンダー、ハイドレーターが3大基本道具のようです。"先ずはジューサーかブレンダーを。。。"と検討を始めました。迷ったのですがミキサーは以前から買おうを思っていたこと、他の普通料理にも使え汎用性が高いという点でブレンダーを購入することにしました。

とは言っても相変わらずのマニアックなブレンダーを購入。普通の日本のミキサーならいいのですが、ローフーダーに愛用されているのはアメリカ製の2馬力強力ブレンダーです。もちろん普通のミキサーでもスムージーなどジュース類は作れますのでローフード生活を始めることができますが、このブレンダーは相当すごいものらしく、できるものが全然違うとのこと。どうせ買うなら買いなおしはできないので、一味違うものをということでローフーダー愛用のアメリカ製のvita-mix社のブレンダーを買うことにしました。

お値段がかなり高いので、安いところをかなり探して検討をしてきましたが、基本的にはアメリカで売られているものを個人輸入するか日本版改良品を少々高値で購入するかの二択。個人輸入の方が安くつくようなのですが、電圧やトラブルの心配から日本版を購入することに。
ちょうどネット通販で日本版の最安値で売っているお店が難波にあり、実物を展示しているようなので、大きさを確認するために実物を観にいってきました。

大きさは日本のミキサーより大きいのは確かですが、何とか許容範囲で、ネット上でも値段は他店より安かったのにさらに1万円ほど安く売られていました。
近所の道具店も実物がありましたが値段は高くて、買うならここしかないという感じ。ここで買うか買わぬか随分悩みましたが、どうせ数ヶ月以内に買うのなら早く買って実践してみるのがいいのではということで、購入決定。

さらに交渉して値段を1500円ほど下げてもらい、ついでに送料込みにしてもらいました。正規の値段より3万円ほど安く買えました。それでも個人輸入の方が数万円安いかもしれませんが、モノがちがうので一概には言えないし、保証も付いていますのでトラブルを避ける意味でも価格差は許容範囲としました。
とりあえず今日発送してくれるので、明日届くとのこと。楽しみです。

帰りに本屋によってローフード関連の本を立ち読みしまくってきました。
最後にローフーダーのバイブル書の1冊だけ買いました。
ゴールデンウィークに読み込んでお勉強しようと思います。次は先月の渡米で目をつけたローフードのレシピ本を購入しようと思います。

当初の時計は当分買えそうにないですね。
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お花見菓子。

2009-04-12 07:47:56 | 料理
今週は暖かくて桜も最盛期を過ぎた模様。
ダンナさんの先週のお花見大会は雨で中止になったのですが、今週になって延期とのこと。つまり、もう一度今週にやるということになりました。

よってお花見菓子作りも再度作ることになりました。メニューを変えようかとも思いましたが、材料がまだもう1ターン分あること、食べる人も先週とは異なるため当初の予定通りのメニューで再製作することにしました。

やはり前日の朝、仕事に行く前にブルーベリーマフィンを2バッチ24個焼いておきました。前回は初めて作るレシピだったのですが、今回は2回目という事でコツと出来具合が分かっており、前回よりかなりうまく作ることができました。

改善点としては、前回はヨーグルトの水切りをしましたが、せずに牛乳量も減らさずに少し生地をゆるめに作りました。
もう一点は前回はジャムを使ったのですが、ジャムが爆発気味でしたので、入れたものは量を控えめに。入れなかったものも作ってみて、代わりにベリーの缶シロップを小さじに半量加えてみました。
ついでに前回はオリジナルのレシピから手順を省いたレモンの皮も卵液に加えてみました。

今回はジャム量が少なかったせいもあって、爆発もせず見た目は相当な改善。生地も緩めにつくったため、量も少し増え前回よりさらに膨らんだ綺麗なキノコ型になりました。食感は今回の方が焼きが良かったせいか外側はカリッとして中はふんわり。味はレモン皮を入れたためなのかすっきりとした甘さになりました。ジャムも少なめにしたので、甘みが抑えられたためかもしれません。全体的に見ても今回の方がかなりいいものができました。やはり作りなれることは大事だなあと思います。

当日の朝は前回は見送ったイチゴ大福作り。前回も予定していたので小豆あんだけは作っておき、中止になったため冷凍保存してありました。モチ粉などの材料は購入してあったので、保存の利かないイチゴだけを再度買いなおすだけで済みました。ただ今週はややイチゴが高めだったので小粒の最安値を探すのにちと苦労しましたが。。。
マフィンを前日朝に作っておいたので、その夜はイチゴ大福の下ごしらえをしておきました。

イチゴは洗ってヘタをとり、水気をよく切っておきます。

ラップに小豆餡を大さじ1杯ほど置き、薄く広げてイチゴをのせます。

ラップで丸めるようにイチゴが小豆餡で隠れるようにくるんでフィリング完成。ノルマの22個を作ってバットに並べ、ラップをして冷蔵庫で翌朝まで保存。とりあえずここまでやっておけば、朝は大福生地をつくってくるむだけで出来上がります。

大福生地用に今回はもち粉を採用。白玉粉より1割ほど安かったのが主な理由ですが、作り方も味もほとんど遜色ないとのこと。一袋で約15個くらいの目安なので、小粒イチゴで小さめに作って何とか20個できるかが勝負どころです。

当日早朝、大福生地作り。今回も2バッチ仕様で作りました。大福生地も冷めると包みにくくなるので、暖かい間に餡を包み込まなくてはいけません。普段の10個程度なら何とか最後の1つまで暖かい状態でこなせますが、それでも最後は少し包みにくくなっていることがありました。20個となると最後はどうなることやら。
よって少し手間ですが、半量づつを2回製作することにしました。

ボウルにもち粉と水、砂糖をいれてかき混ぜておきます。もち粉が水を吸ってまとまってきたら蓋をして電子レンジにかけます。

600wで2分かけて一度とりだし、ゴムベラで全体を大きく混ぜながら軽くこねます。
まだこの段階では全体が加熱されておらず、加熱されている部分が半透明で、未加熱の部分は白い塊のまま点在しています。混ぜると全体が均一化して少し粘りがでてきます。
軽く捏ね混ぜてもう一度蓋をして電子レンジで1分加熱。

今度は全体に火が通り、完全なモチ状態に。今までの作ったレシピより水が少ない感じがして火が通りやすい気がしました。それとも今までは白玉粉で作っていたので、意外にモチ粉の方がうまくいくのでしょうか?

ここでまだモチ状態に不満足ならさらにかき混ぜてレンジで1分追加とのことですが、今回はこれで十分。

大皿に片栗粉を敷いて生地をボウルから移し、片栗粉を全体に軽くまぶして、10等分に手でちぎりながらまな板へ並べておきます。
思ったより在庫の片栗粉が少なかったため、片栗粉をセーブしながらの作業になり、ここからやや波乱な展開に。

片栗粉は手粉になり、多すぎてもダメなのですが、少ないと手や容器にモチが引っ付きかなり作業性が悪くなります。
10個に切り分けるときもかなり手について大変でしたが、無くなるともっと危険なので何とか粉を薄く薄くつけて作業を続けました。

ちぎり分けたモチ生地を平べったく伸ばして手のひらに載せて、前日作ったイチゴ餡のイチゴのとがったほうを上にして中央部にのせ、包み込んでいきます。モチ生地が暖かい間は生地がよく伸びるので簡単に包むことができます。イチゴが小さく小豆も薄く包んだ成果もあり、1バッチで11個程度作ることができ、何とかノルマは達成。

同じ工程をもう一度繰り替えし、何とか片栗粉の方も持ちこたえて22個作ることができました。

マフィンと共に箱に詰めてダンナさんの出勤前に無事完成。この日は先週とうってかわってかなり暖かく暑いくらいでしたので、花見にはかなりよかったと思います。
思ったより遅くまで花見をしていたようで、日がとっぷりくれた19時にかなりほろ酔いでご帰還でした。

今回のお花見菓子は2回作ることになり、やや大変でしたが、マフィンの技量アップにはかなり貢献してくれたと思います。



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ブルーベリー・マフィン。

2009-04-07 08:42:28 | 料理
気温の変動が週単位で激変していますが、それでも春は春。桜がちらほら咲いてきました。ということでダンナさんの職場でお花見ということに。よって例の通り差し入れ製作。今回はブルーベリーマフィンを作りました。

去年はマドレーヌとスノーボールを作ったのですが、今年の予定はマフィンといちご大福の予定でした。しかし当日は雨が降るとの予報。行くかどうか分からないとのことでマフィンだけをとりあえず前夜に製作して当日の様子をみて大福を作ることに。

コンテストモニターの商品でもらっていた秘蔵のワイルドベリーの缶詰を開封。先日アメリカで購入したミニマフィン型で作ってみることに。
レシピは御用達料理書の最新刊レシピから拾い、クイックブレッド法を使って作ってみました。

作り方はいつものマフィンとほぼ同じですが、日本ではあまり採用されていないクイックブレッド法で溶かしバターを使用。クリーミング法に比べ、バターを練る手間がなく、かなり簡単に作れるレシピになっています。

さらにオリジナルは生のベリーとジャムのダブルベリー仕様。オリジナルは生のベリーから煮詰めて少量のジャムを作るのですが、今回はベリーの手持ち量が限られているのと大量製作のためジャムは市販のブルーベリージャムで代用しました。

今回は量が多いので2バッチ製作に。粉は全量を一度に作ります。卵液は半量ずつ2回作り、1バッチ分の粉と卵液を混ぜて生地を作ります。1バッチ分天板に入れて焼き、焼いている間に2バッチ目の卵液を製作。天板が空いたら2バッチ目の粉と卵液を混ぜて焼き上げるというシステム製作にしました。
というのも2バッチ分一度に生地を作ってしまうと卵液と粉を混ぜ合わせたところで、ベーキングパウダーが反応を始めてしまうため生地ができあがったら10分以内に焼き上げるのが鉄則です。時間が経つとベーキングパウダーの勢いが弱まるためふくらみに影響が出るとのこと。
少々手間はかかりますが、2バッチ別製作にしました。

ボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、塩を加え混ぜ合わせておきます。今回も小麦粉は強力粉と薄力粉の等量ブレンド。日本のレシピでは薄力粉だけのものが多いですが、やはり強力粉が入ることで、ややもっちりとした重めのアメリカンマフィン独特の食感に近づけるようにしました。

別ボウルに砂糖と卵を加え、泡だて器で混ぜ合わせます。泡立てまではしなくて良いのですが、ある程度しっかり混ぜて卵と砂糖が均一に混ざったトロッとした液体になる程度まぜ混ぜます。

卵液に溶かしバターとサラダ油を加えてゆっくりと大きく混ぜ合わせます。

ヨーグルトと牛乳を混ぜ合わせたものを加えて、さらに混ぜ合わせます。
オリジナルでは牛乳とヨーグルトの代わりにバターミルクを使っていました。レシピの解説ではバターミルクの代わりに牛乳だけでもよいとのことでしたが、ベーキングパウダーのふくらみをよくするために酸が入っているヨーグルトの方が膨らみがよいのではないかと思い、ヨーグルトと牛乳の併用にしました。

今回はヨーグルトは水切りをしたものを使用。水切りは必須ではないですが、アメリカのヨーグルトは水分が少なくしっかりしたクリーム状のものが多いため、水切りした方が本場ものに近い硬さになると思います。水切りせずに牛乳の量を減らすという手もありますが、コクが少々少ないものになるかも。

粉のボウルに汁気を切った缶詰のブルーベリーを卵液に加え、粉へ投入。本来は粉にベリーも加えるのですが、間違って卵液に先に投入してしまいました。。。

ゴムベラで生地全体を大きく混ぜ合わせます。ここで混ぜすぎないようにするのがポイント。レシピのビデオを見ているとやや粉がまだ見えている状態で混ぜるをやめています。それを踏まえて少しまだ粉が残っている程度で生地完成。またブルーベリーをできるだけつぶさないように混ぜるのもポイントの一つ。つぶしてしまうと生地が紫色に染まってしまい、さらにベリーの粒食感もなくなってしまいます。
今回は缶詰のワイルドベリーで粒が細かく柔らかかったのでややつぶれて生地が少々染まってしまいました。

色々なマフィンを作っているとレシピによって生地の状態がかなり異なり、水っぽいもの、しっかりとした粉っぽいものと毎回状態が違うように思います。今回のものは画像からするとやや水っぽい系。"膨らみ"の点では水っぽい系より粉っぽい系の方がいいのが経験則。私の生地は画像よりやや粉っぽい系でしたが、1バッチ目はとりあえずこのままで焼いてみることにしました。

スプーンを使ってミニマフィン天板に生地を入れていきました。今回の天板は先月アメリカで買ってきたミニマフィン天板を初出動。普通のマフィン天板は1枚6個取りですが、これは12個。約1/2サイズのマフィン出来る計算になります。一口サイズなのでオードブル的なものや大量製作時には役に立ってくれそうです。

カップ山盛りに生地をいれてから、生地中央部にブルーベリージャムを小さじに半量ずついれ、お箸1本でぐるぐるとたこ焼きをひっくり返すような感じでカップ内で数回混ぜ込みます。
こうすることでアメリカンマフィンによく見かけるベリーがマーブル状に散ったマフィンになります。ジャムを入れるほうが粒単体よりも風味が強くなり、ジャムの甘さで砂糖を減らすことができ、すっきりとした甘さにすることができます。

最後に各マフィンの上にきび砂糖をちらして210度に予熱したオーブンで10分間焼きました。マフィンは200度以上のやや高温で焼くのも大事なポイント。高温で一気に焼き上げると膨らみもよく、キノコ状の形を冷めてもキープできるかりっとしたクラストに仕上がります。大きいマフィンは生焼けの心配がやや残りますが、今回のようなミニマフィンは生地の量が少ないので、高温で焼いても問題なし。

綺麗にキノコ型に盛り上がりましたが、ややジャムが爆発気味。量が多かったかもしれませんね。ちいさいながらなかなか迫力ある仕上がりになりました。

焼いている間に2バッチ目の卵液を作り、1バッチ目をオーブンから出して5分ほど冷まして天板から取り出し、冷ましている間に2バッチ目を焼きました。

2バッチ目は焼く前にきび砂糖を降りかけずに焼いてから降りかけてみることに。焼く前に振りかけると焼いている間に溶けてクラストにカリッと感と焼き色が付きやすくなります。焼き上げ後に振り掛けるとそのままトッピングとしてざらざらのまま残り、見た目のよさと食感を与えます。私的には後がけの砂糖がいいように思いました。

1つずつラッピングして箱詰めにして深夜に完成。

味はブルーベリーの風味は強いもののやや甘さは控えめといった感じ。形は良いもののジャムの爆発加減でやや見た目の美しさには課題が残りました。生地の味や食感は良かったのでベリーではなく、ナッツやチョコで今度は作ってみたいですね。

結局作ったものの、当日は雨。やはりお花見は中止ということになり、24個のマフィンはダンナさん職場から現在バイト中の私の職場へ。ご自由にどうぞという形で給湯室に置いておきましたが、思ったより好評で帰宅までにほぼ売り切れていたので良かったです。

このマフィンを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。
Cpicon ブルーベリー・マフィン。 by PCWP



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