Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

缶詰談義。

2006-12-22 00:37:09 | 料理
こちらに来てからよく缶詰を利用するようになりました。
日本に比べて価格も安価なこともあるのですが、種類が非常に多い。
もちろん日本でも売られているものも多くありますが、缶詰の形状がさまざま。

例えば、トマトもダイス、ホール、スライス、ソース、ピューレなど味つきのものからジュース付けのものまであります。さらにこの種類が1社だけでなく数社から同じ製品が同じ種類ほぼ出されているので、相当な数があることが想像していただけるでしょう。
もちろん野菜だけでなく、果物、豆、肉、魚、貝などあり最近やっと何の材料がが缶詰として売られているか把握できるようになりました。ただ何の料理にこれらを使っているのかまだまだ分かっていませんが。。。

こちらで日本より安価といえば、クランベリー缶。一缶約100円。クランベリー缶は日本では製菓材料として使われることが多いせいか普通のスーパーでは見かけませんし、これを使って料理をする習慣はないのですが、こちらでは肉料理のソースとしてよく使われます。七面鶏ローストの時などはよくこれでソースをつくるため、サンクスギビングのときはどこのスーパーでも山積みで特売になっていました。
ツナ缶などはこちらでは基本は水煮。オイル漬けも売っているのですが、種類は断然水煮の方が多く、油好きな国なのに意外なものでした。

昨日はコーン缶が特売で一缶30円ほど。量は日本の中サイズ以上はあるかと思います。これとパイナップル缶を購入しました。パイナップルも生で常時売られていますが、秤うりで葉付き。1kg120円程度なのですが、我が家としては切り売りはされていないので量が多すぎるので今回は缶詰を購入。
パイナップル缶は日本では輪切りが主流ですが、これも種類があって、輪切り、ペースト、クラッシュ、角切りなど。シロップ漬けのものだけでなくジュース付けのみのものあり、昨日は味がついていないクラッシュ缶を買いました。

もちろんパイナップル缶を買うのはこちらに来て初めてでクラッシュといえども表示だけで中身はどういう状態かよくわからないまま購入していますので、缶を開ける時はどきどきでした。
中身はフレーク状のパイナップルとその水分だけ。味も砂糖が添加されていないので、あっさりしていて合格。これを使って豚肉の塊を煮ることにしました。

豚肉の塊の表面をソテーしてから、この缶詰を汁ごと半分加え、塩を少々。フタをして2時間とろ火で煮れば完成。いたって簡単なのですが、パイナップルの酵素と酸のおかげで、肉がとろけるほど柔らかく仕上がりほとんど味付けをしなくても十分いい味になっていました。もとからパイナップルはクラッシュされているので、切る必要もなく、包丁も使わずに出来、そのまま煮汁もソースとなって仕上がるので手間要らずでした。

缶詰クッキングもうまく中身を選べば、とても料理には役立ちますね。ただ添加物や味付けなど中身をよく吟味しなければいけません。いつも缶詰を選ぶときは15分くらい内容表示と格闘して決めています。これからもうまく利用して行きたいですね。

昨日の献立は、豚肉のパイナップル煮、ジャガイモとブロッコリーのチーズ炒め、キャベツのミルクスープ、ナスとカリフラワーのサラダでした。
コメント
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