かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

十津川・玉置神社参詣の写真を整理しておきましょう。

2010-08-10 20:51:19 | Weblog
 台風絡みで今日は盛大な夕立が降り、涼しい夜を迎えております。7月の梅雨明け直後はただ暑いばかりの印象しか残っていませんが、このところは、昼間こそ暑いものの、夕方以降は比較的過ごしやすい感じがします。

 さて、今日は遅れていたこの間の十津川探訪の際に撮影した写真をアップしておきましょう。あんまり放置していると忘れてしまいそうですし、一度にアップするにはちょっと枚数が多いので、何回かに分けてアップする第1弾として、上げておこうと思います。

まずは、国道から見えた滝、です。
十津川に沿って走る168号線には、結構あちこちに滝がかかっています。中には大雨の時だけ現れる幻の滝もあるそうです。これは、以前十津川筋を訪れたときにも気になっていた滝で、水量はごく僅かなのですが、突然切り立った崖上の緑の中から吹き出して落ちているのが面白く、また、水量が少なく、距離があるためか全く滝の音が聞こえ無いところが神秘的にも感じられる、お気に入りの滝です。





 手前に十津川も入れて撮影するとちょっと小さくなってわかりにくいので、アップにしてみました。ざっと4,50m落ちているんでしょうか? 怖いもの見たさでこの滝の出口から下を覗いてみたいものですが、山伏とか特殊な技能や訓練を積んだ人でもないとたどり着けないのでしょうね。




 今回の目的は、この玉置神社を訪れることでした。どこかのサイトに、境内撮影禁止、と書いてある、とあったので、かなり念入りにその種の注意書きを探してみたのですが、どうも見当たらなかったので、必要最小限を旨に、撮影してきました。
 1.5車線の林道のような道を延々15キロ位上り詰めますと、駐車場に出られます。そこから山道を10分くらい降りて登ってしたところに、忽然と本殿が現れる寸法です。以前行った時もそうでしたが、いくら材料の木が周囲に充ち満ちているからと言って、よくこんな山の中に立派な社を建てられたものだ、とほとほと感心してしまいます。さすがに朱は色あせておりますが、残った塗の様子から観ても、往時の荘厳さはそれは素晴らしかったものと推察されます。
 この時は低く垂れこめた雲が標高1000mの山頂付近を覆って深い霧がかかっており、一段と幻想的な光景が堪能できました。



さすがに大峰修験道の基点のひとつだけあって、境内のところどころに人の背丈ほどのこんな錫杖が植えてありました。結界でもこさえているのでしょうか?



境内にある、日本一の高杉を観に行こうとして、案内看板を読み違え、迷い込んだ山道です。すぐ近くのはずなのに10分ほど歩いても全然そんな気配もなく、よくよく考えてみたら玉置神社のあちこちにあったのぼりや紙垂(しで)?付きのロープも無い事に気づき、これは単なる登山道だと判断して、引き返しました。霧が深くて、一歩間違うと遭難しかねない怖さを感じさせる道です。



 こちらが目的の杉。案内看板をよく見ておれば、迷わずにすぐ辿りつけたはずでした。樹の傍らにお年寄りの夫婦がいますが、樹肌に触りに行って見上げると、本当にとんでもなく高い樹です。この山には、こんな素晴らしい樹がまだたくさん山中に立っています。



 こちらは、本殿の脇にある神代杉。推定樹齢3000年と伝えられる古木です。キレイな垣に囲われて、まさに神様そのものです。

 今回は雨模様の中の探訪でしたが、天気の良い日はまた格別の眺望が楽しめますし、また季節を変えて行ってみたいですね。


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