かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

日テレのX記事削除・再投稿問題、本当に単なるミスか疑われてしまうのも、身から出た錆としか言いようがありません。

2024-06-06 19:45:22 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は15.6℃、昼の最高気温は27℃、五條市の朝の最低気温は13.7℃、昼の最高気温は27.7℃でした。今日は朝のうち晴れていましたが、昼には雲が広がり、以後はほぼ曇りがちで日が暮れました。このまま雨でも降り出すんじゃないかと思いたくなるほど午後、特に夕方は蒸して来ましたが、どうやら雨にはならず、明日も同じような天気になる模様です。
 
 さて、日本テレビがまたやらかした? と話題になった、1991年の雲仙・普賢岳大火砕流に関するXの投稿記事の削除からの再投稿問題ですが、許されざるマスコミの責任を追求したコミュニティーノートを削除するためにやった姑息な行為ではないかと疑われたのに対し、日本テレビ広報部から、「担当者が自分のコメントだけを削除するつもりで投稿を削除してしまったのは事実」との釈明がありました。更に、「事実に誤りがないのに投稿を削除するような対応をしないよう、徹底してまいります」ともコメントしました。これを信じるならば単なる操作ミスということになるのでしょうが、さすがに色々やらかしてきただけあって、広報部の言い分を額面通りに信じてもらうのはなかなかに厳しいようです。まあそもそもは、この大火砕流事故33年目の投稿で「1991年6月3日に長崎・雲仙普賢岳で大火砕流が発生、報道関係者や警察、消防、海外の火山学者など多くの人が犠牲となりました。長野・御嶽山の噴火からもまもなく10年です。火山噴火はいまだに完全に予知することはできません」と、43名が犠牲となった原因はすべて予期しない火砕流のせいというニュアンスで、自分たちマスコミ側の問題については何も語らなかったことがきっかけです。当時災害対策本部は避難勧告区域からの撤退要請を無視して居座り撮影を続行したばかりか、住民が避難した空き家に無断で侵入して電気を盗むなど傍若無人ぶりを発揮。その結果、消防団や警察は警備の強化を強いられ、報道関係者以外にも、消防団や警察、取材スタッフを乗せたタクシー運転手らが犠牲になってしまいました。その反省の弁もないまま、自分たち報道関係者が警察、消防などと同列の犠牲者であるかのごとく装えば、非難轟々は必至です。それをコミュニティーノートで穏便に注意喚起されただけで済んでいるのですから、そのとおりだ考えが足りませんでしたと頭を下げるのならともかく、削除してそのまままた投稿し直すというのをやらかしては、疑われるのももっともというものです。
 33年も前のことだけに、この記事を投稿した担当者はまだ生まれてもいなかったかもしれませんが、当時の先輩たちの振る舞いを報道人として肯定するにせよ反省するにせよ、あれほどの大惨事、社内でしっかり語り継がれていたならば、もう少し違う投稿があったのではないかと思うのですが、どうなのでしょう? 
コメント
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