今朝の奈良市の最低気温は13.6℃、昼の最高気温は25℃、五條市の今朝の最低気温は13.1℃、昼の最高気温は24.5℃でした。今日も朝からよく晴れていましたが、午後は雲が増えてきて、夕方には珍しく西日が遮られ、走りやすい環境でした。お陰で昼から北の方の大学へ仕事で出かけたのですが、特に帰りは西日に炙られ熱さに消耗することなく帰宅できました。6月に入り、いつから暑くなるのかと日々恐れながら天気予報を見ていますが、今のところしばらくは今の延長が続く模様です。ただ、日本気象協会の2週間予報によると6月12日以降は最高気温が30℃超えと予測されているので、このあたりで空気が夏に入れ替わって来るようですね。その後梅雨入りで蒸し暑いか雨で少し過ごしやすいかという2択となり、7月のどこかで梅雨明けして猛暑到来! となるのでしょう。今のうちから覚悟を決めて夏入りを迎えねばなりません。
さて、小学館から漫画家の芦原妃名子先生逝去に関する「特別調査委員会による調査報告書公表および映像化指針策定のお知らせ」と題した報告が、公式サイトにアップされました。こちらも本文90ページの大部なテキストですが、ぼちぼち読んでいます。まだ13ページほどとほんの触りの部分だけですが、すでに日本テレビと大きく食い違う内容が書かれており、まさに真相は「藪の中」なのだな、という印象を強くしました。ただ、日本テレビのディレクターが嘘をついて騙すなど葦原先生をないがしろにしていた行為の印象は最悪ですし、これまでのやらかしの数々もあって、「藪の中」と言っても現状かなり日テレ側のほうが黒くて責任重大なのではないかという印象が拭えません。結局第三者の証言なり録音記録なりが出てこない限り言った言わないの水掛け論から逃れることはできませんから第三者による客観的な調査が必要と言われるわけですが、今後の展開がどうなるか、これまで同様注目せざるを得ないでしょう。
それはそれとして、もう一つ今日は大きな訃報がもたらされました。声優の増山江威子氏逝去。享年89歳。死因は肺炎で5月20日に臨終と相成られたとのことでした。初代キューティーハニー、バカボンのママ、峰不二子など忘れがたい演技の数々がありますが、個人的に最も古く覚えているのは「悟空の大冒険」のヒロイン? 竜子の声でしょう。当時うちのテレビはモノクロで、モノクロ映像の記憶もなんとなくあるので間違いなくリアルタイムで観ていたはずですが、声の記憶は多分その後何度かあった再放送の分だと思います。何にせよ、可愛らしい子供から妖艶な美女まで幅広く演技された不世出な一人だッタと思います。まずは後世を弔い合掌黙祷を捧げることにいたしましょう。
しかし年の順からあの世に旅立たれるのは世の摂理ではありますが、現世がどんどん寂しくなる感が強くなるのは私が年寄りだからでしょうか? あの世のエンタメがますます人材豊富で隆盛を誇っているのならそれはそれで素晴らしいかもしれないわけなので、自分が逝くときはそう信じながら悔いなく旅立てるよう、今はしっかり現世を満喫しておきたいものです。