今日の奈良市アメダスの最低気温は22.5℃、昼の最高気温は34.3℃、五條市アメダスの最低気温は21℃、最高気温は32.9℃でした。暑い。蒸し暑い。じっとしていても汗が滲み、やたらと水が飲みたくなるという、いきなりの真夏日です。ところが、空模様は雲ひとつ無い夏空からは程遠い、やたら分厚い雲が南から流れ込んできて日差しが陰る展開。暑くて風があるので洗濯物はよく乾きましたが、時折分厚い黒雲が流れてきて今にも降りそうな気色を見せるのが困りものでした。昨日の天気予報ではにわか雨が予報されていましたし、午後3時ごろ急に暗くなった時は雷らしき轟きが聞こえてきたりもしましたから、なかなか気が抜けませんでした。明日も暑い一日になるらしいとのこと。やっぱりこれ、梅雨はもう明けているんじゃないでしょうか?
さて、ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が出資していることで話題となっている宇宙ベンチャー企業インターステラテクノロジズのロケット「MOMO」2号機が打ち上げに失敗、地上で爆発炎上する、という「事件」がありました。このロケットは高さ10m、直径50cm、重さ1150キロ、推力1.2トンの小型の液体燃料ロケットで、高度100キロ到達を目指していますが、電子部品に民生品を使うなどで極力コストダウンを図り、莫大なお金がかかる打ち上げを劇的な低価格で実現、衛星ビジネスに乗り込もうという野心的な取り組みのための開発機体です。昨夏に行われた打ち上げ実験では一応20キロまで上がったもののロケットからデータが送られてこなくなり、エンジンを緊急停止して打ち上げを中断、今回は電子機器関連を強化するなど改良を施しての挑戦となりましたが、点火直後赤い火を引いて上昇し始めたロケットのエンジンノズル付近に小さな横向きの火が吹き出るのが見え、更に少し上がったところで突然火炎の代わりに大量の白煙を吹き出して上昇を停止、そのまま真っすぐ発射台に落下して、爆発炎上するという衝撃的な結末を迎えました。今の所原因は不明ですが、次の挑戦に繋げられるデータが得られたのでしょうか。
純民間のロケット打ち上げは浪漫ですし是非成功して欲しいとは思います。また、この手の開発は初期段階で様々な問題が噴出するのは、NASAでもJAXAでも経験していることで、問題なくいきなり成功するほうが余程珍しいものではあります。ゆえにこそこれにめげずに更なる飛躍のための挑戦を続けてほしいと思いますが、一方で打ち上げや着陸まで成功させたSpaceX社のロケットなどがあるのをみるとかなり遅れをとっているのは否めず、果たして今この開発を続ける意味があるのか、という疑問も頭をもたげてきます。
第一、小型の液体燃料ロケットで高度100キロ到達なら既に70年以上も昔にドイツのV2号がすでに成し遂げていることでもあり、幾ら安く作って安く上げるという目標があるにせよ、その基本技術はとっくに枯れているのではないか? と素人目には見えます。それなのに原因不明の事故を起こし打ち上げに失敗しているとなると、これは何か根本的なところで齟齬をきたしていたりしないでしょうか? 次の挑戦がいつになるか判りませんが、ぜひともその失敗「原因」を突き止め、更なる改良がなされることを期待したいです。
さて、ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が出資していることで話題となっている宇宙ベンチャー企業インターステラテクノロジズのロケット「MOMO」2号機が打ち上げに失敗、地上で爆発炎上する、という「事件」がありました。このロケットは高さ10m、直径50cm、重さ1150キロ、推力1.2トンの小型の液体燃料ロケットで、高度100キロ到達を目指していますが、電子部品に民生品を使うなどで極力コストダウンを図り、莫大なお金がかかる打ち上げを劇的な低価格で実現、衛星ビジネスに乗り込もうという野心的な取り組みのための開発機体です。昨夏に行われた打ち上げ実験では一応20キロまで上がったもののロケットからデータが送られてこなくなり、エンジンを緊急停止して打ち上げを中断、今回は電子機器関連を強化するなど改良を施しての挑戦となりましたが、点火直後赤い火を引いて上昇し始めたロケットのエンジンノズル付近に小さな横向きの火が吹き出るのが見え、更に少し上がったところで突然火炎の代わりに大量の白煙を吹き出して上昇を停止、そのまま真っすぐ発射台に落下して、爆発炎上するという衝撃的な結末を迎えました。今の所原因は不明ですが、次の挑戦に繋げられるデータが得られたのでしょうか。
純民間のロケット打ち上げは浪漫ですし是非成功して欲しいとは思います。また、この手の開発は初期段階で様々な問題が噴出するのは、NASAでもJAXAでも経験していることで、問題なくいきなり成功するほうが余程珍しいものではあります。ゆえにこそこれにめげずに更なる飛躍のための挑戦を続けてほしいと思いますが、一方で打ち上げや着陸まで成功させたSpaceX社のロケットなどがあるのをみるとかなり遅れをとっているのは否めず、果たして今この開発を続ける意味があるのか、という疑問も頭をもたげてきます。
第一、小型の液体燃料ロケットで高度100キロ到達なら既に70年以上も昔にドイツのV2号がすでに成し遂げていることでもあり、幾ら安く作って安く上げるという目標があるにせよ、その基本技術はとっくに枯れているのではないか? と素人目には見えます。それなのに原因不明の事故を起こし打ち上げに失敗しているとなると、これは何か根本的なところで齟齬をきたしていたりしないでしょうか? 次の挑戦がいつになるか判りませんが、ぜひともその失敗「原因」を突き止め、更なる改良がなされることを期待したいです。