かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

比較的大きな地震も震源地から離れていれば、一晩でまるで無かったように日常が帰ってくるのがなんとも不思議です。

2018-06-19 20:26:33 | Weblog
 今日の奈良市アメダスの最低気温は20.2℃、昼の最高気温は26.4℃、五條市アメダスの最低気温は18.9℃、最高気温は25.4℃でした。今日は朝から小雨がぱらつき、夕方になって短時間ながら局地的な豪雨が降り注ぎ、一時は帰宅が危ぶまれるほどでした。雨は短時間でまた小降りへと移行したのでちゃんと帰宅できましたが、あんな豪雨の中傘を差して駅に向かうのは余程でない限りは願い下げです。それにしても、昨日の地震であれだけ混乱した交通機関や人の流れも、一晩経つとまるで無かったみたいに日常に復しています。まあいつまでも混乱したまま、というのも厄介ですからこれはこれで良いのでしょう。個人的な心情として、もっと非日常的な何かが残るのではないか、とかすかな期待をしていたのですが、まさしく夢のごとく一晩でそんな世界は消え去りました。
 もっとも高槻市や茨木市と言った北摂の諸都市の人々は、未だそんな非日常のさなかで苦闘されていることでしょう。昨夜は混雑して開くこともできなかった両市のホームページは、いずれも災害モードという断り付きですがちゃんと開くようになりましたし、詳しい情報も続々集まるようになってきております。この辺りは、流石に阪神淡路大震災の経験が活かされているのかもしれません。
 ちなみに、安否不明だった我が両親は無事枚方の自宅に帰り着きました。こちらが懸念していたほど家は荒れてなく、とりあえず生活するのに苦労するような状況ではないようで安心しました。場合によっては仕事を休んで復旧作業の手伝いに向かわねばならないかと覚悟していただけに、問題なかったというのは助かりました。まあそれでも年老いた両親二人の様子は心配は心配ですし、週末には一度確認に行って見ませんことには、本当にどこも問題ないのか気になります。

 しかし、巷では東日本大震災や熊本地震の例を上げて、本震と思っていたのが実は前触れで、近いうちに本震が来る可能性もある、と警戒が呼びかけられていたりします。鵜呑みにする根拠もありませんが、かと言って否定する根拠も無く、なんとなくでも不気味な感じは拭えません。まあ揺れたら揺れたでどうしようもないことですから、その時どうするか、だけ頭の片隅に置いて生活を続けるよりないでしょう。とりあえず電車の車内に閉じ込められるというような、身動き取れない事態にだけはならないように祈るばかりですね。

コメント
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