かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

悪名も名なりを地で行ったマスコットキャラ「せんとくん」が、ライセンス無料化を掲げて再び打って出るのだそうです。

2018-06-13 20:13:16 | Weblog
 今日の奈良市アメダスの最低気温は17.6℃、昼の最高気温は25℃、五條市アメダスの最低気温は15.3℃、最高気温は24℃でした。今日は午前中は雲が多く、日差しが遮られることが多かったのですが、午後はスッキリ晴れて、暑い日差しが戻ってきました。その割には空気は冷たく、時折吹く風は以外なほど冷ややかで、日光で加熱した身体を冷やしてくれました。明日は朝は一段と冷えこみそうですが、昼間はしっかり気温が上がって久しぶりの夏日になるかもしれません。なんとか家人の熱は下がりましたが、こうも寒暖の差が激しくなると体力回復に支障をきたしそうで難儀ですね。
 一方こちらは、今朝も多分4時過ぎくらいに一度目が覚めましたが、珍しくウトウトながらも二度寝していつもの時間に起きました。わずかながら睡眠時間が確保されたためか、ここ数日では一番目が覚めた日中を過ごしましたが、明日以降も続いて欲しいと願うばかりです。

 さて、そんなさなか、奈良県では、県の公式マスコットキャラクターである「せんとくん」の商業利用ライセンス料金をこの8月より無料にして、ここ数年衰退が目立つせんとくんの利用を再び盛り上げようという動きに出ることを、知事が発表されました。これまでは、商用利用の際は、事前の申請と県の承認が必要とされ、その上で売上げの3%を県に納める必要がありましたが、これからは、その出費が必要なくなるとのことです。ただ申請と県の承認は相変わらず必要ですし、勝手な改造はご法度で、色やサイズ規定も順守しなければなりません。
 せんとくんは、賛否両論、というより否定的な意見が大勢を占めていたような気がするそのある種不気味なフォルムが、これまでのただ可愛らしいマスコットキャラクター像を覆し、悪名も名なり、を地で行くような評判を取って一世を風靡したのが今から10年前のこと。2010年には平城遷都1300年祭の公式キャラクターを務め、4900万円を稼ぎ出したスターになりましたが、祭りの終了とともに人気は陰り、昨年は年収161万円とガタ落ちしていました。そこでテコ入れ、というわけでしょうが、果たして成功するかどうか。個人的にはやや遅きに失したかも、と思わずにはいられませんが、やらないよりはマシでしょうし、せんとくんの名前自体は全国津々浦々に鳴り響き、知名度ではくまモンに匹敵するという奈良県には珍しい人気キャラでもありますから、プロデュース次第ではまた化ける可能性もあるかもしれません。ただ、どうせならもう少し大胆な施策、例えば自由なアレンジを許容する、パロディ大歓迎とかいうくらいのインパクトが必要なんじゃ、とも思います。まあいずれにしてもせっかく決断はされたんですし、夢よもう一度でせんとくん全国区への再征が成功してくれることを、期待したいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする