かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

選挙結果、違憲だとひっくり返されたりしたら大迷惑ですね。

2012-12-16 21:59:01 | Weblog
 今日は朝8時から近所の投票所へ衆院選の投票に行きました。低投票率と聞いていましたが、少なくともうちの選挙区は朝から結構住民が集まっていたように思います。まあうちの選挙区は奈良県の中では毎回投票率が少々低めなので、一時的な出足の良し悪しなどあまり意味は無いとは思いますが。それはともかく、ブログを書いている午後10時過ぎの時点で既に自民党大勝、与党民主党は惨敗、という結果が発表されています。民主党は閣僚級が軒並み落選、その他は維新が案外頑張っているようですが、民主党を抑えて第2党に進出するほどの勢いはなさそうですし、それ以外は全く振るわないようです。いずれにしても、今夜未明には結果が出るでしょうし、私は明日朝ゆっくり確認させてもらおうと思います。

 それにしても、このところの選挙はとにかく極端から極端へと議席数が振れますね。それが小選挙区制だ、と言えばその通りなのですが、300議席から100議席割り込む大敗とその逆の大勝が3回連続で入れ替わるなんて、昔の中選挙区制での選挙を知る身としては信じがたい光景です。その良し悪しはそれぞれにあるのでしょうが、あまりに極端過ぎる振れ方は、どうも切迫した何かが感じられて、ゆとりとか余裕とか言うような言葉からはほど遠い政治が行われそうな気がいたします。まあ中選挙区制や比例代表制で、居ても居なくても関係無さそうな絶対少数の政治家や政党が議席を得たり、今回の民主党みたいなのが惨敗まで行かずに生き残ったりするのを見るのはそれはそれでつまらないものがありますが、もう少し落ち着いた振れ方をするようなものであっても良いようにも感じます。色々議論はあるでしょうし、これから国会の定数削減の話とかも出てくるのでしょうから、またその中で選挙制度そのものに関する議論もあったりするのでしょう。その議論が出てきたところで、またじっくり追いかけてみたいと思いますが、さて、果たして今回の選挙はこれで決着がつくんでしょうか? 選挙区間の一票の格差で違憲状態なのは今回の選挙では改善されていませんし、それを理由にまたぞろ選挙無効の訴えをする弁護士さんの集団なども蠢きだすことでしょう。私としては、この何かと切迫した情勢の中でいじり倒すのは控えて、仮に違憲でも暫定的に今回だけは認めておいて次までに議論を詰めてもらったほうが良かろうと思うのですが、訴訟を起こすヒト達は、そんな情勢などどうでもよろしいのでしょう。何か国民の総意として、馬鹿な真似はおやめなさい、とたしなめるようなことが出来れば良いと思うのですが、今は裁判所の良識ある判断に任せるより無いのが歯がゆいですね。

コメント
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