かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

真夏の炎天下で新幹線が停止して3時間冷房なしで閉じ込めなんて、繁忙期の混雑だったらと思うとゾッとします。

2024-07-06 19:33:45 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は27.4℃、昼の最高気温は35.7℃、五條市の今朝の最低気温は23.7℃、昼の最高気温は34.7℃でした。今日は午前中は雲が多く、特に朝方は今にも降り出しそうな黒雲が空を覆っていましたが、午後はきれいに晴れて燦々と苛烈な日射が地を灼き払いました。気温も上がって不快度マックスな日中ですが、夜になってもなかなか下がらないのがまた大変な苦痛です。明日もカンカン照りになる模様なので、熱中症にはくれぐれも気をつけねばならないでしょう。

 さて、この熱さの中、東海道新幹線が昼に掛川と静岡の間で停電し、上下線とも3時間あまり停止、電気の供給が止まったため、走行中の新幹線は停止して証明や冷房が切れ、トイレも使えなくなるという事態に陥りました。午後3時すぎには復旧したとのことですが、現在も大幅なダイヤの乱れが続いているとのことです。停電の原因とされるのがのぞみ12号で、0時15分頃トンネル内を走行中に1度停電、その後パンダグラフを上げたところ再び停電したとのこと。これだけでは原因はよくわかりませんが、パンダグラフを架電線に接触させたときに大規模な漏電でも起こしたりしたのでしょうか?
 しかし、この熱さの中、3時間も車内に閉じ込められるというのはなかなかえげつないですね。これが今だからまだ良いものの、もしお盆期間真っ最中の乗車率100%超えの新幹線で発生していたら、車内は阿鼻叫喚な有様になりえたのではないでしょうか。JR東海さんには原因究明について努力して欲しいと思いますが、開通して半世紀以上経過した東海道新幹線のこと、日常点検でどうにかできるレベルではない疲弊・損傷の蓄積が全体にあるのやもしれません。そのためにも一刻も早いリニア新幹線や北陸新幹線の京都・大阪接続による代替路線の確保が望まれますが、それも今すぐどうこうできるわけではありませんし、となると、現場から最寄り駅まで牽引するタグボート的なディーゼルの補助車両や一定時間冷房等を維持できる電源補助車両などを配備して、閉じ込め状態でも早期の乗客開放や最低限の環境維持を可能とするような装備を求めていく必要があるのかもしれません。
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