いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

ブラフで終わらせない町村発言

2005年07月28日 16時16分09秒 | 外交問題
町村外相は随分と思い切って発言したようです。G4案とAU案の一本化に向けて努力を重ねていますが、うまくまとまっておらず、米国の「反対投票」要請発言まで出てましたから、苦しい現状を乗り切るには何か手が欲しいところでした。これくらいの牽制は、日本に言う権利があるでしょう。中々いいぞ、スマート町村。

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <町村外相>「分担金削減世論強まる」理事国入りで“脅迫”


世界各国の注目を集めて、こうした日本の現状を知ってもらうことは意味がある。国民感情として、他の常任理事国がまるでカネを分担してなくて、それなりの責任を果たしてないくせに口ばかり偉そうならば、大幅に減額するべきであると主張したいところである。湾岸戦争の時には、「カネだけ出して、人を出さない」という米国のメディア戦術に嵌められたが、今後は日本もアナウンス効果をよく考え、メディア利用の戦術を用いるべきだな。町村発言については、「地道・地味な日本人」もさすがにキレたか(ぶち切れではなく、怒ってるということで)と、海外メディアが思うならばいくらか効果が期待できるかもしれない。日本の賛成派に回ってくれるかどうかは不明であるが。


もしも、大国が強硬にG4案への反対姿勢を崩さないとなれば、それなりの対応を考慮する必要が出てくると思う。国連に期待できないという失望を、現実的な形で表すことになるだろう。とか?


それから、米国のWTO協定違反に対して報復措置をとると報道があった。報復関税を検討するそうだ。

Yahoo!ニュース - 時事通信 - 初の対米報復関税発動へ=WTO協定違反に対抗-政府

彼氏彼女の関係であっても、いつも穏やかな訳でもなく、時には波風の立つ時もあるだろう。マンネリもあるし、たまには刺激くらいあってもよい。針で突付いてみる程度ですから。言われっぱなし、やられっぱなし、よりはずっとよい。

国連問題や六カ国協議は関係ないよ、と言いながらも、交渉材料として使っていくのは必然。使える手は何でも考えた方がいいですね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。