ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

環境ニュース 080907-080913(改)

2008年09月13日 | 週間ニュース:ピックアップ
●(経9/13国際8) EUは世界が直面する深刻な問題に関する世論調査で68%が食料と水不足,62%が温暖化と気候変動,53%国際テロと

◎(刊9/12環境14) 農林水産省は経済産業省のカービンフットプリント制度の指針案に意見書,気象条件で排出量変動や表示場所のスペースに配慮(どうして関係省庁が合同で検討しないのかな)

○(刊9/12総合2) 環境省は09年度概算要求で国内排出量取引制度推進に35億円,低炭素地域づくり面的対策で24億円要求

◎(経9/12社会38) 厚生労働省は吹き付け石綿を使用している病院が全国で1335施設に上るとの調査結果,一部露出が109施設,対策要請

◎(経9/12経済5) 中西部太平洋まぐろ類委員会は漁船の増加などでクロマグロの漁獲能力が拡大しないよう各国が必要な措置をとることで合意

○(経9/12社会38)気象庁は南極上空のオゾン層が9-10月にかけて過去最大になる見通しと,気温が例年に比較して低く
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&word=&category=11&serial=19109

◎(経9/11夕刊総合3) ノルウェー政府年金基金は保有しているリオ・ティント(資源大手)の株式を売却,インドネシアでの事業で環境破壊と

●(経9/11夕刊表紙1) 熊本県知事は国の川辺川ダムの計画を白紙撤回しダムによらない対策を模索すべきと計画に反対する考えを県議会で表明(受益地が反対で)

◎(刊9/10環境13) 日刊工業新聞は食品や流通業界の二酸化炭素排出量評価制度でルールや数字の意味の消費者への伝達で悩みと紹介

◎(刊9/8環境11) 日本製紙は古紙パルプ配合率管理システムの監査を第三者審査機関に依頼し調査した結果適切に運用を確認<社会は信用するだろうか?第三者認証制度のISO14001を取りながら法規制関連データーの改竄を続けた業界。仕組みの問題ではなく、改竄が実質的に不可能であることこそ検証し表明すべき>

◎(経9/8社会39) 農林水産省はノリ用として大阪市の三笠フーズに出荷した事故米350トンが食用に転用されたと発表,農薬で汚染(産業廃棄物と類似のマニフェスト制があれば防止できたはず)

●(経9/8表紙1) 日本経済新聞は上場企業が環境対策にかかる将来の支出を引当金として貸借対照表に計上する動きを紹介,計上額も急増