ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

環境ニュース 080831-080906

2008年09月06日 | 週間ニュース:ピックアップ
加入しているNPO法人JEMASが配信する「EM新聞編」から先週の記事で気に
なるニュースを抜粋。追加のコメントを<>で付記。なお、記事中の「刊」は
日刊工業新聞、「日経」は日経新聞、「環」は環境新聞の略。
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◎(刊9/5環境14)日刊工業新聞は大企業が中小企業の温暖化対策を支援する国内CDM制度を10月に始動を前に運用ルールが不明瞭と指摘(ルールが未整備とは信じられない)

○(刊9/5環境14)明治製菓は07年度に二酸化炭素排出量を前年比7.3%,90年度比32%削減,工場ボイラの燃料転換で,産廃も削減(まだ重油を使っていたのか)

○(刊9/5総合3) 日本環境取引機構は企業向けのCO2削減アドバイザー資格認定制度を創設,09年1月から講習会開催,10月に受講生募集(資格付与基準は不明,講習会受講内容での勲章では有効に機能しない)

◎(経9/3夕刊表紙1)日本経済新聞は環境SOS欄の猛暑を逆手にとれで,館林のゴーヤ栽培の成功に続き群馬県板倉町でシークワーサー栽培へ(温暖化防止は絶望的,温暖化後の生き残りが重要にとの本能的動き)

◇(経9/3企業12)排出枠を販売するリサイクルワンなど9社はカーボンオフセット協会を設立,啓蒙活動,商品販売の企業に参加呼びかけ(compensation?相殺で削減? 投資や寄付と削減は無関係)

◇(刊9/3自動車5)アウディジャパンは高出力で低燃費の新型クーペを発売,直噴エンジン,燃費10.2km/L(燃費10kmで低燃費とは,トラックでもないのに250馬力が必要なのか疑問)<技術・戦略が時代に追いつかない>

○(経9/1科学13)太陽光発電技術研究組合の桑野理事長は,太陽光発電システムの性能向上し割高感薄れている,排出量取引でなく太陽電池でと(取引より実削減をとの主張に賛成)

◇(刊9/1生活12)ニッポンレンタカーは中大型車の利用者に現金キャッシュバックキャンペーンを11月末まで実施(温暖化対策に竿をさすサービス)

●(経8/31社会38)環境省は地球全体のオゾン量がなお減少中で南極上空のオゾン層は依然深刻との報告書,HCFCが急速に増大中

◎(経8/31経済3)日本経済新聞はけいざい解読欄でEUの温暖化ガス排出枠取引の状況を紹介,強制も罰則もないと努力不明で意欲わかずと懸念