ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

下半期予定、高山にて

2006年06月08日 | 旅先にて
今年は7月でコンサルと審査の両面での多忙さは一段落する。その理由は、コンサルしている業界でのISO14001の認証取得は一巡するためである。そのため、後半は新たな分野の審査やコンサルにチャレンジする必要がある。

審査に関しては、ISO14001とISO9001の複合又は統合審査を目指して、9001でのトレーニーとしての審査が始まりつつある。

コンサルの分野では、昨年9月に発行されたISO22000(食品安全マネジメントシステム規格)のコンサルテーションを目指している。

ISO22000に関しても、審査員補の資格は取得済みである。所属するコンサル機関から連絡があり、7月から某大手食肉加工会社のISO22000構築コンサルテーションの手伝いの誘いがあった。もっとも厳しくHACCPを運用している企業において、つぶさに現場を見ながらのコンサルなので、無償での参加ではあるが、願っても無いチャンスである。これも、謂わば、先行投資である。


いま、高山のホテルにて投稿中。明日は、コンサル顧客にて、私の仲間が内部監査を担当し、ISO14001の資格昇進の経験に役立てる。

この顧客でのコンサルもいよいよ大詰めの段階にあり、明日の後は7月下旬の初動審査(第1段階審査とも言う)に立ち会うだけになった。1年があっという間に過ぎてゆく。

なお、この顧客での審査に関しては、審査機関から最初に案内された審査員を断り、代わりの審査員を要求している。経歴やこれまでの審査での評判などから、指摘が細かすぎることや、中小企業に適した審査ができないなどの理由によるものだ。