ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

ヘア・ドライヤー

2006年06月05日 | 健康と食
白い髪が増えるに従い、頭髪のしなやかさが薄れ髪の癖が出るようになってきた。出張先のホテルには必ずヘア・ドライヤーが置いてあり、使い慣れてきたこともあり、購入することにした。

写真にあるナショナルのマイナスイオン ターボドライミニ(¥4000)なるものを購入。高圧放電式でマイナスの電気を帯びた酸素と空気中の水分が結合したマイナスイオンが上部から放出され、一般的にはプラスに帯電しやすい髪に当たって、髪に水分が浸透するとある。

髪の毛の話になると、なんとなく軟弱になる。単純なドライヤーなら¥1000前後で買えるし、本格的なマイナスイオン発生機能を有する機種だと¥10,000位する。

先日の恩師の米寿祝のとき、同期のM氏とY氏が対照的だった。大学院の頃からY氏は頭髪が薄くかなり後退していた。ので、化粧品会社に就職が決まったとき、「きっと発毛剤」を開発するだろうと半分冗談、半分本気で皆思ったものだ。

一方、なり振り構わず頑張るタイプのM氏は化学会社に就職した。約40年後、Y氏の頭髪は以前とあまり変わらず、M氏の方はすっかり加齢減少が進行し、頭髪も非常に薄くなっていた。

その間、Y氏は予想どおり発毛材の開発にも係わり、最近発表された「Aデノxx」なる発毛剤は、彼が基礎材料研究所の所長として開発に係わったという。

手入れをすれば、増えることは無いが、現状維持が可能であることを「歩くエビデンス」であるY氏が示している。やれば、それなりに効果があるのだと。

「でも、マイナスイオン効果なんて本当なの?」。「でも、何がしかの効果があればいい」。この迷いが、中途半端な価格帯選択の理由になっている。中途半端な選択は有効ではないだろうに、ね。

今日も結局遅くまで仕事にかかりきりになった。明日こそは、息抜きしよう。ダビンチ・コードも未だ中巻の半ばだが、かなり状況がわかってきたので、もう一度、明日、映画を見に行くぞーー。きっとだ。