ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

ラクイラ主要国首脳会議:環境ニュース 090705-0900711

2009年07月11日 | 週間ニュース:ピックアップ
◎(経7/10夕刊総合2) 国際化学工業協会協議会(ICCA)は化学工業が温暖化ガス排出量に与える将来予測,30年に05年の2倍排出,貢献も大 (排出量65億トン,だけど製品による抑制効果160億トン,IT業界も同様の主張,この手の効果を認めると私たちは努力不要なの?言葉の魔術に注意)

◎(経7/10社会34) 内閣府はクールビズで世論調査,実践しているが57%と07年より10ポイント上昇,政府目標は09年度で64-68%  (クールビズは温暖化防止の手段なのに目的化。調査には室温や消費電力量の減少値などが必要。)

●(経7/9夕刊表紙1) ラクイラ主要国首脳会議は地球温暖化対策などに関する合意文書を採択,先進国が50年までに温暖化ガス80%以上削減合意  (世界全体で50年までに温暖化ガス排出量半減は合意ならず)

●(環7/8裏面8) 環境新聞はビジネスワイド特集で農林水産省が市町村のバイオマスタウン構想の策定・公表を急いでいるが,実現わずかと  (ばらまき行政の末路)

◎(環7/8総合2) 薬事食品衛生,中央環境,化学物質の3審議会は合同会合でストックホルム条約で追加決定12物質を1種特定化学物質指定へ  (ストックホルム条約;POPs条約,ハロゲン系化合物)

◎(経7/8企業総合11) GSユアサは電動バイク市場に参入,自社のリチウムイオン電池を搭載,三輪バイクのプラグイン型  (部品メーカはローエンド(最終製品)に進出したい夢あり,付加価値と市場の声聞くため,失敗も多い)

○(経7/8表紙1) 政府は温暖化対策の一環として20年までに全国の公立小中学校のすべてに太陽光発電を導入する方針,12年に10倍に  (財源の記述なし,選挙対策ではないでしょうね,まだ高価だから低価格システム開発支援の方が効率的だと思うけど,同じ税金投入するなら,民間別)

●(経7/6地域総合21) 日本経済新聞は無駄な公共事業を追跡,593億円かけ水が貯まらぬ熊本県産山村の大蘇ダム,工事途中で判明も中止せず改修

○(刊7/6環境15) 東京ガスは温水器と調理機器の18種で省エネ性能の表示の一部に誤りと経済産業省に報告書を提出,13機種で実際より低く  (表示の訂正については言及なく,お上を向いた経営,消費者対応が弱いのは地域独占だからかな)

◇(経7/6総合2) 週刊東洋経済は7月11号でエコバブル狂騒曲,景気対策は早くも失速と,過熱の環境株などを特集 <緊急経済政策が選挙対策で産業構造改革でなかったため。国民の我慢も限界に。どこぞの国の無能前大統領の上を行く無能首相は一刻も早い退場を>