ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

文書審査、古巣訪問予定、認証取得

2006年03月29日 | 審査・コンサル
企業にとって3月末は決算期で最も忙しい時期。このため、審査やコンサルは最も暇な時期になる。ので、この数日はノンビリできるはずだった。しかし、結局は今日も仕事をする羽目に。

昨日、会社から新規登録を希望する顧客の文書類が届いていた。ファースト審査(審査機関によっては第1段階審査とも言う)を4月中旬に控えており、当方としても早めに内容を検討し回答してあげたい。昼を挟み数時間かけて環境マニュアル、規程類などに目を通し、システムとして大きな欠落や問題点が無いかを検討した。結論としてファースト審査が可能なこと、現地審査時に確認したい事項などを列記し会社に報告書をメールした。

一方で、今週土曜日から来週土曜日までは、1日おきで計4回コンサルが入る。新潟、磐田、宇都宮そして高山とその都度出掛けることになる。顧客満足のためには、出来るだけ早めに準備をしておくことが大切だ。前日の準備は、一夜漬けで試験を受けるようなもので、効率が悪く何かと避けたい。ので、これらの準備もしておきたいと言う訳。

ところで、2週間ほど前、上野駅ホームで古巣の会社の上司にばったり出会った。彼は昨年度まで社長を務め、いまは会長職にある。互いに急ぎの用事があったのでほんの数分間のホームでの立ち話しだったが、「先日、大先輩の○○氏が遊びに来てくれたよ。君もたまには顔を出しなさいよ。」と言われ、独立以来一度も古巣に顔を出したことが無いことを思い出し訪問してみようと思っていた。

コンサルや審査の仕事を楽しめるのも、嘗て古巣で様々な経験をさせてもらったお陰であり、そうした機会を与えてくれた先輩たちに感謝しなければならない。また、その当時親しく、忌憚の無い話し合いが出来た当時の技術部長も今や常務まで登っている。思いたって、久しぶりに会社に電話をかけ、2週間後の工場訪問を誘われた。

夕方、某コンサル顧客から「おかげさまで認証されました。ありがとうございます。」とのメールが届いた。その企業が、環境パフォーマンスを改善し、社会的信用を増し事業の発展に繋がるよう活用してくれることを期待している。