ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

週間環境ニュース060312-0319

2006年03月19日 | 週間ニュース:ピックアップ
◎(経0318特集31)日本経済新聞は2月14日に開催した環境金融シンポジ
ウムin東京-経営リスクからビジネスチャンスヘ-の概要を紙上紹介,環境保
全融資や事業評価の仕組みづくりなど<持続可能な社会実現をどう支援出来るか>

◎(経0317夕刊22)山形大学のグループは蔵王の樹氷を分析した結果中国山
西省の製鉄所などで使用されている石炭が原因の硫黄分であることを突き止
めた,pHは過去10年で5.3から4.5に進行
<中国の環境破壊が引き続き日本に種々の環境影響を及ぼす。記憶に新しい例では、
昨年(2005年)末に起きた中国の松花江事件。有害なニトロベンゼンが
大量に川に流れ流域の飲料水源が著しく汚染された。汚染は、下流のロシアに
も広がり、アムール川を経て日本海やオホーツク海にも影響の可能性がある>

●(経0316商品31)日本の輸入業者は中国が割り箸の生産と輸出の規制に乗
り出す方針と,森林資源の保護などで,日本向け輸出禁止も視野,日本の割
り箸の9割が中国産,年間240億膳<使い捨てはモッタイナイ>

◎(経0315企業12)サッポロ飲料は2000台の省エネタイプのノンフロン
型自販機を今年導入,サントリーも1500台導入へ,コカコーラは20年
までに代替フロン自販機を全廃<自販機も環境配慮無しに開発できない>

◎(経0314全面広告24)東京電力は投入した以上のエネルギーが使える!電
力会社だからできましたとヒートポンプを全面広告<エネルギー保存の法則
に反する広告,正確には投入ではなく購入エネルギー以上に>

○(刊0314環境12)キリンビバレッジは飲料製品の工場から卸業者への直送
比率を11%から今年中に21%に,物流センターの配置や輸送ルートも見
直す
<京都議定書の目標達成には、市民生活と物流業界の一層のCO2削減が必要>

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加入しているNPO法人JEMASが配信する「EM新聞編」から先週の記事で気になるニュースを抜粋。独断のコメントを付加。なお、記事中の「刊」は日刊工業新聞、「日経」は日経新聞の略。