オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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走る走る千葉ロッテ

2018-03-26 00:39:17 | 千葉ロッテ

オープン戦の最終戦は井口監督が目指す走る野球を強烈にアピールをした、サザエさんから撤退をする東芝も真っ青な走りっぷりでした。
数え間違いでなければ企画7で成功5は肩に難のある松井雅やまだ肘に不安があるらしい大野奨だからにせよ他球団のスコアラーに印象づけるには充分すぎるもので、加藤や中村であればまだしも菅野や田村までもが走れば相手バッテリーも神経をとがらさざるをえないのではないかと、菅野と鈴木の組み合わせでのダブルスチールは素敵すぎます。
もちろんリスクを伴うものですし走塁死、盗塁死も4ありましたから無謀と紙一重ではあるものの、打力に劣るだけに失敗を恐れて動かないよりも積極的にチャレンジをするべきだと推してきたのでこの姿勢は大賛成、結果オーライのランエンドヒットもそうですが、失敗を重ねることで選手たちにもその境界線が見えてくることもあるでしょう。
公式戦ではほとんど記憶に無いダブルスチールを今季はナマで見ることができるかもしれない、そう考えるだけでもワクワクします。
もっとも打線としては13安打7得点ながらも昔の名前で出ています、の松坂、吉見、岩瀬を相手にしてのそれですので額面どおりに受け取るにはなかなか勇気が要ると言いますか、照れ隠しなどがあるにせよ本人がボールがいっていなかったとは松坂、それを攻略しきれなかったのですからこんちくしょーといったところではあります。
全盛期を知っていますので変化球中心で寂しさしか感じられなかった松坂の低めのボールを引っ掛けていた打者のなんと多かったことか、それだけにそれをはじき返した鈴木や藤岡裕がかなり目立っていて、これで守備でも鬼肩を魅せた藤岡裕の開幕スタメンはほぼ決まりでしょう。
分からないでもないですがさすがにファーストはどうよ、藤岡裕が離脱をしている間に結果を残したのに、と平沢には残念なことになりそうですが、それでもまだスタートラインでの結果でしかありませんのでめげることなく挑み続けてもらいたく、当たり前ですが下を向く必要はありません。
またどん詰まりでしたが久しぶりにヒットを打った菅野は次の打席でもセンターに運んでこちらも開幕スタメンが有力になったのではないかと、荻野と加藤が数字を残しているので今日も欠場だった角中が間に合えば押し出される可能性も高くはなりますが、小坂&清水将から21年ぶりともなれば記事になりますのでロッテならそれを優先することもありそうです。
そして角中も絡む四番問題、もし角中がダメなら既に散ってしまった感のある超春井上でいくのか、思い切って福浦という選択肢もあるのではないかと思ったりもしています。
投げる方では開幕三戦目を予定されている酒居が6回5安打2失点、四回にやや単調になって失点をしましたがボール先行でも歩かせない、走者を出してもホームを許さない、その粘り、安定感は現時点でチーム随一ではないかと、画面越しで空気感が伝わらないため何とも言えませんがもう一つ数字の乗らなかったストレートが唯一の懸念といったところでしょう。
やはりそのストレートに力が感じられなかった益田はさておき田中はようやく開幕から一軍でバリバリ投げてくれそうですし、スライダー頼りなのが気にはなりましたがボルシンガー、オルモスの現状を考えればシェッパーズが中継ぎとして開幕ベンチに入るのは確実で関係者もホッと一息ではないかと思います。
オープン戦2位、リーグ首位であっても戦力不足は昨年と変わりはありませんので努々油断はないはず、勝てずとも変化が感じられる戦いを楽しみにしています。



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◆3月25日(日) 中日−千葉ロッテ3回戦(ロッテ2勝1敗、14時、ナゴヤドーム、36,096人)
▽勝 酒居 4試合2勝
▽敗 松坂 3試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 酒居、田中、益田、シェッパーズ—田村、江村
中日 松坂、吉見、伊藤準、岩瀬—松井雅、大野奨、武山

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