オリオン村(跡地)

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おーりとーり石垣島 キャンプ篇 三日目の巻

2018-03-30 00:23:26 | 千葉ロッテ

 

前日の夜から降り出した雨は幸いにも夜半には止んで、しかし第二クール最終日はかなり肌寒い一日でした。
またグラウンドコンディションが不良だったのかウォーミングアップからシート打撃、守備練習は第二球場をメインに、ただ結果的にはこちらの方が観客席からグラウンドが近いので見学にはラッキー、昨年は井口と福浦のランチ特打がありましたし、もっと有効に使って欲しかったりもします。
何はともあれ鳥越改革を間近で感じられたのが大収穫、これをやらされている感から当たり前になるまでにどれだけの時間がかかるのか、井口ロッテの命運を握っています。

レアな選手からサインをもらうには朝駆けが有効、だったこともありメイン球場でのウォーミングアップをサボったので、選手が全員で走っているのを見たのはこの日だけです。
このあたりは昨年と同じくよく見た風景でもあり、井口改革、鳥越改革とは言っても上から下まで全てのやり方を変えるというものでもないのでしょう。
目立っていたのは鈴木と加藤の仲良しぶり、年齢が近いこともあるのでしょうが行動を共にしていることが多かったです。

コーチ陣ががらっと入れ替わり、鳥越コーチが目立っているので勘違いをしがちですが、実はほとんどがOBコーチです。
鳥越コーチを除く新任、復帰は清水直コーチ、清水将コーチ、的場コーチ、金森コーチ、今岡二軍監督、諸積コーチで、再任を含めてもロッテのユニフォームを着るのが初めてだったのは鳥越コーチと鶴岡コーチのみ、ただかつてのように外の飯を食ったことがないコーチばかりではないのが変化の一つでしょう。
やはりファンとしてはOBの顔を見られるのは嬉しいですし、他球団でやっていたということは指導力を評価されていたことでもありますので大歓迎です。
ただやはり年月の流れは残酷と言いますか小坂コーチや諸積コーチの白髪を見ると、自分が老いさらばえていくことを実感してしまいます。

シート打撃はメイン球場で見たものと当然ですがほとんど同じ、ただ距離が近かったことで迫力がありました。
シート打撃と言うよりはケース打撃と言った方がよいのか走塁に重きを置いている練習で、見ているととにかく走ってやれという選手たちの姿勢にも思えたのですが、これまでそれなりのタレントを揃えながらもほとんど足を使った野球をやってこなかっただけに変化のためには無茶も必要なのかもしれません。
公式戦になれば簡単ではないですがオープン戦では三度のダブルスチールなどやりたい放題でもあり、相手に警戒をさせるだけでも有用でしょう。
そしてとにかく声が出ている、一番に目立っていたのは香月で安田の入団で追い出されるかと思っていたのですが石垣島ではサードでの練習、ただ二軍が開幕をしてから安田がサードでフル出場をしているのが理由か、あるいは故障でもしたのか、ここまで出場がゼロなのが気がかりです。
また練習の途中から姿を消した田村が気になっていたのですが堀コーチの「発熱?」のとおりに翌々日にインフルエンザでの離脱が発表となり、江村に端を発したインフルエンザが和田、田村に繋がり、さらに後日に荻野、酒居、香月、オルモスと広がっていったのは残念至極、そのうちにと思っていた荻野とオルモスにサインをもらい損ねました。

ちなみにこちらは練習後のミーティングではありません。
シート打撃の途中に気になったことがあったのでしょう、練習を止めて鳥越コーチが全員を集めて5分ほどでしょうか、なにやら指導をしていました。
こんなのは他球団では当たり前なのかもしれませんがロッテでは初めて見ましたし、選手たちも驚きとともにフレッシュな指摘は身につきますので歓迎でしょう。
鳥越コーチの背後で選手たち以上に食いつくように見ているのが大塚コーチ、正直なところ一軍に昇格となったときにどうなんだろうと思ったのですが指導力を評価されているのか、ミーティングの中心にいるのは鳥越コーチでなければ金森コーチ、そして大塚コーチが多いのはオープン戦に入ってからのベンチ前でもそうでした。
コーチ陣を育てるのも井口ロッテの重要な課題ですので、新たに加わったコーチ陣も今後にふるいがかけられていくのかもしれませんし、そうあってもらいたいです。

全体練習後もコーチ陣の活動的な姿が目立ちました。
誰が一軍で誰が二軍担当なんだっけ、なんてのは一二軍合同なので関係ないのかもしれませんが複数のコーチが入れ替わり立ち替わり、それはそれで指導がまちまちだと選手は戸惑うだけでしょうから不安がないわけではありませんが、これまではただ見ているだけのコーチもいましたのでいい傾向だと思います。
その中でやはり気になるのは堀コーチ、見えている部分だけでないのはもちろんでしょうが、ずっと期待をされながらもそれに応えきれなかった高沢元コーチを思い出してしまいます。

第二球場での練習が一段落したので、ブルペンに足を運べば昨年と今年の推しメンが並んで投げていました。
土肥は昨年の石垣島で力強いボールを投げていたので推したのですがシーズンに入れば別人、130キロ台半ばのストレートにコントロールの定まらない変化球と一年目にしてロッテ化をしてしまい、そして残念なことにそれは今年も変わらず一軍に臨むにはかなり厳しいでしょう。
一方の種市は昨年はシーズン終盤にようやく実戦登板でしたが台湾遠征、フェニックスリーグと経験を積んで、後日の紅白戦の先発に抜擢をされるなど期待をされています。
まだムラはありますがしっかりと腕を振っていてボールに伸び、キレがあり、すぐに一軍がどうのとはならないとは思いますが同じくそう思っていた二木がその年に一軍を経験し、翌年以降に先発ローテーションの座を奪い取りましたので種市にも続いてもらいたく、まずは二軍でローテーションを守って秋に一軍が目標となります。
また昨秋に腰椎椎間板ヘルニアの手術をして出遅れが心配だった岩下もブルペンに、既に二軍で実戦登板もしましたしこちらも先発でじっくりと育ててもらいたいです。

そしてサブグラウンドには高濱が、これまで何度も振られてきましたがようやくサインをもらえました。
オープン戦では出番が無く当たり前のように開幕二軍スタートとなりましたが吉見と同じく不本意な形でロッテに移籍をしてきただけに幸せになって欲しい、内野であればどこでも守れるユーティリティは武器にならずに地獄の一丁目でしかありませんので、二軍でパワーをアピールして戻ってきてもらいたいです。

ちなみにこちらは現地に行かれた方にはご存じかと思いますが、室内練習場から陸上競技場に移動をする際の近道です。
第二クール初日にはただの坂でしかなかったのですが、人が集まっていたので何をやっているのかと思えば階段を作っていました。
前日に益田が左膝痛で別メニュー、というニュースがあり「あそこで益田がこけたのでは」とはもっぱらの噂で、それで突貫工事をしたのではないか、はい、都市伝説です。



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コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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さすが笑 (ひふみんAi)
2018-03-30 07:17:46
階段になっていたとは全く知りませんでした…笑。細かい!

ぬかりなく写真におさめてくるあたり流石です。

石垣市に許可取ったんですかね笑。
市長が交流戦の始球式で見事な球、投げてましたから大丈夫か笑。
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高濱 (兵庫民子)
2018-03-30 09:12:53
やっと高濱からサインをもらえたんですね、良かったです。
高濱のサインは時間がかかりそうな字体ですが、丁寧に書いてくれます。

肝心の野球の方ですが、石垣島でも今でも差別とは言い過ぎかもしれませんが、区別はされていたように感じました。
それでも、ノックなどの時に、少しかん高い良く通る大声を出して頑張っていたのですが…。

イースタンで最近はヒットも出ていないのですが、昨年同様1試合出ては1試合全く出番がないのが気になります。
調子が上向いて、どこかのタイミングで1軍に上がる機会が有ることを祈りたいです。

香月は、2週間ほど前に大学との練習試合で負傷し、まだずっと別メニューですね。
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おお~ (さんだー)
2018-03-30 15:26:20
高濱のアップ写真、イイですね。
今季は安田の加入もあってか、一軍の戦力として見られていない気が。オープン戦も殆ど出番なしでしたし。前監督は割りと目を掛けていたと思うんですけどね…
仰せの通り、内野の便利屋ではダメなんですよね。ファームではセカンドも守っているようですし、個人的にはセカンドで頑張って欲しいです。自分はまだ中村は半信半疑ですし…
とはいえファームでも全く打ててないので、何とか頑張って欲しいですね。
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お返事 (オリオン)
2018-03-31 02:17:24
>ひふみんAiさん
いや、現地ではちょっと騒然としたんですよ。
まあ「ネタ、キターッ!」と思ったことは否定しません(笑)

>兵庫民子さん
やっともらえました、別の日にももらって色紙とボールが揃いました。
プレーはそうですね、そのプレー以前に最初から線引きがされていた感があります。
100%のフラットなどはありえないのですが、井口監督が謳うほどにフラットでないのが実際のところかなぁ、投手なんかも外国人に期待をしすぎているようにも思えます。
香月は怪我ですか、どこをやっちゃったのかしら、心配です。

>さんだーさん
そんな感じですね、二軍で相当な数字を残さないと一軍に呼ばれることはないような状況です。
三木がファースを守っているのが痛い、それはそれで三木のためにもならず、高濱ともどもロッテ寿命が縮まりそうで怖くもあります。
野手の数が少ないので今日明日にどうの、にはならないにしても。
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