昨日は現状を把握できていないのかジュニアマリーンズイベントで「今日も勝ってください」と言われての悲惨な逆転負けでしたが、今日は「今日こそは勝ってください」との切実な願いに応えての久々の白星は対ソフトバンクの今季初勝利、全敗をするのではないかとすら思えるこれまででしたからホッと一息です。
マッチデースポンサーがチバテレだったことで10年以上もの長寿番組である白黒アンジャッシュを代表してのオオサワ、いやナカジマ、ミヤジマ・・・の児嶋一哉がファーストピッチセレモニーで、しっかりとマイクを仕込んでの「コジマだよっ!」で雰囲気が和んだのもよかったのかもしれません。
二木は5回4安打1失点で二勝目は、5月上旬にしては情けないチーム勝ち頭です。
強風の影響かいつにも増してばらけ気味でボール先行の苦しいピッチングでしたが、それでも2四球と大崩れをしなかったのが二木らしさでもあります。
先日ほどにストレートは走ってはいませんでしたが打者からすれば数字よりも押し込まれていたような、四回の満塁のピンチでギアチェンジできたのも収穫でしょう。
先発としては五回での降板でしたから満足な内容とは言えませんが、98球で六回を投げさせなかった判断は妥当なところだったと思います。
欲をかいてのもう一イニングでの失敗にようやく懲りたのであればいい傾向で、とは言え球数の多い先発陣には慎重かつ大胆なピッチングを願います。
継投はルーキー酒居、有吉に大谷、そして新守護神の内です。
酒居は二木とは逆に数字ほどのスピードは感じられませんでしたがそれでも140キロ台後半をビシバシ投げ込むポテンシャルは素敵、里崎ばりのストレートオンリーな田村のリードに物怖じせずに投げ込む姿も素敵、先発として期待をしていましたが性格的には中継ぎ適性が高いのかもしれません。
無失点記録の続く有吉はピシャリとはいかずに走者を背負うケースが少なくありませんが、これまた肝っ玉が太そうで頼もしいです。
正直なところ有吉は何がいいのかが今ひとつ分からないところもあるのですが、両投手とも松田、柳田とメインどころを併殺に切って取って自信になったでしょう。
また今後は八回を任されることになるであろう大谷はその軽さが心配ながらも、今日ぐらいに低めに投げられれば安心をして見ていられます。
そしていきなり連投となってしまった内はヒヤリとさせられるシーンはありましたが.094の被打率どおりの貫禄の今季初セーブ、驚異の奪三振率13.94で大きく花を咲かせてください。
験を担がずに三木がベンチスタートとなった打線は7安打4得点でチーム打率をちょびっと上げましたが、攝津との盾矛対決は痛み分けといったところでしょう。
初回に空振りが取れずにカットされて四苦八苦の攝津に衰えを見ましたが、結局はその攝津に完投を許すのですからロッテのこどもの日は延長です。
それでも今日はバントをこれ以上はないぐらいな絶妙なところに決められたのが大きく、打てないなら小技をきっちりと、その中でも荻野のスクイズは秀逸でした。
動きは派手ながらも足が付いてこない猪本でしたからあそこでなければ、といったピンポイント、その猪本も古巣を相手にプロ二本目のヒットは初長打となる二塁打が貴重な追加点に繋がりましたからお立ち台に呼んであげたかった、選手たちもそれは分かっていたのでしょう、WE ARE!の大役を任されて「チームの一員になれた」の言葉が響きます。
雑なスイングですしZOZOマリンの強風に慣れない守備は不安いっぱいですが、こういう元気者を上手く活かしてあげたいです。
仲良しの香月と競い高めあってくれればと、最後の守備でしょうもないエラーを帳消しにはしましたが外のボールを相変わらずに引っ張る中村の肝に火をつけてください。
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◆5月6日(土) 千葉ロッテ−ソフトバンク8回戦(ソフトバンク7勝1敗、13時、ZOZOマリン、25,224人)
▽勝 二木 3試合2勝
▽S 内 11試合1S
▽敗 攝津 3試合2敗
▽本塁打 鈴木4号(攝津)
▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、酒居、有吉、大谷、内—田村
ソフトバンク 攝津—高谷
からだつくれよ。
昨日の敗戦にもめげず今日観に行った甲斐がありました。
荻野のスクイズとか最高でしたよ。
あと村長様は特に挙げてませんが、守備のファインプレーが多かったのも勝利に繋がったんじゃないかなと思います。
打撃が低調なら小技で攻めるか守りきるしかないので、今日のような試合はまさに今期マリーンズにとって理想的な展開だったんじゃないでしょうか。
これも始球式でしっかり決めてくれたウシジマさんのおかげですね。
ホークスにはまだまだ白星貸してあるので、これから10日5割で取り立てましょう(笑)
猪本は初めて見ましたが明るい。デカい。
We are の際の「連敗(?)の向こうにパラダイス」、意味不明ながら笑いました。大砲になるのか神戸になるのかわかりませんが、川崎の死球後の全力疾走に匹敵する明るさ、楽しみです。
新人投手のセットアッパー2人は立派。田村のバントも荻野のスクイズも上手かった。まあプロだから当然ですがこれが欲しかった。
明日は敵は寺原だから、与し易し。唐川で勝ち越しましょう。
対照的なのが中村。同じ失敗の繰り返し。悔しがる感情も見えない。挫折を経験しないまま、野球エリート道まっしぐらでここまで来たであろうツケを一挙に払わされている感じがします。プロ野球選手としてこのレベルで終わってしまうかもしれないところまで来ているでしょう。自分から、思い切って、何かを変えないと。
さてあすは唐川。一皮むけるのか、煮え切らないままなのか、注目したいと思います。
三点取った後、ホークスに1点を返され「あれ今日も逆転されるのか」と思った矢先の鈴木プロのホームランはホークスの逆転の勢いを削いだ攻撃でした。
例年なら好調なスイングをぶった切って、コンパクトにバットを寝かせて不調になりましたが、
試合前に引っ張る練習をしていたので、鈴木プロはまだ打てるかも、と思った次第です。
4番らしくなってきました。
サブローの4番も当初は「史上最弱の4番」と揶揄したファンも多かったのを思い出しました。
バットの芯に当てる力はサブローより鈴木プロの方が上だと思うので、
そこそこ4番でやってくれると思います。
後は鈴木プロが腹をくくって4番の自覚を持つかどうかでしょう。
二木はソフトバンクが打ちあぐねましたが、かなり回転数の多いストレートを投げます。
自分のストレート軌道のイメージより上を振らないとジャストミートしないでしょう。
スピードガン表示より速く感じるのは回転数の多さではないでしょうか?
良い投手が入団してくれました。
猪本は明るいので、同タイプの肘井にも頑張って欲しいですね。
効果的なホームランもありましたが、まだまだ甘美な勝利ではないですね。
下位打者のタイムリーとか、摂津に完投させたところなんかが。
勝利の味は酸っぱい、しょっぱい、泥臭い。
これが1勝3敗ペースの1勝ではどうしようもないんで。
猪本はソフトバンクを戦力外になった時、「これはYahoo!ニュースに載りますか」と言っていました。
こういう森本稀哲的な面白いキャラも一つの戦力でしょう。
ムードを出す力。
猪本が叫んだようにパラダイスが訪れるといいですね。
勝ちグセをつけましょう。
その後、猪本選手の長打から帰塁し、ベンチに戻ってハイタッチした際は、誰が取り寄せたか、記念のボールを渡され、嬉しそうにポケットにそのボールをしまいこんでいました。
風が強かったので、ゴミ捨てに向かった際は、早坂氏の姿。
昨年のサブロー引退試合でも見かけましたが、相変わらずの茶髪、グラサンで、らしいなと思うとともに、そういうつもりがあったのかわかりませんが、サブローさんの身を守るべく遠征先で塀内氏といつも取り囲んでいたのを思い出しました。
これからは打撃をきちんと指導できる人をコーチ、スカウトに置いてください。
今の摂津ならノックアウトしないと。摂津を完投させた工藤監督はロッテにもっと点とってもいいよ、採れるならね、と言っているようでした。それともロッテにもっと元気になってほしいから塩を送っているのでしょうか。
猪本は体が堅そうで、やはり変化球に苦労しそうな若い青松というところですね。ここを乗り越えないと上げては落とされるを繰り返される感じがします。
補強については松本編成が「一年中動いています!」ときっぱり言ったとのこと。パラデス、ダッフイーをもう一回昇格させて駄目なら獲得があると信じます。