62 金澤岳 捕手 23歳 年俸470万円
【2007年成績】 E 71試合 182打数 24得点 51安打 打率.280 10二塁打 0三塁打 3本塁打 26打点 0盗塁 16四死球 38三振
気がつけば来季は6年目、待ったなしのところまできてしまいました。
絶対に勝負をかけなければならない2008年に向けて、ブレイクを期待したい選手です。
ただでさえ絶対数が少ないロッテ捕手陣ですが、その中から田中雅がほぼ内野手に転向し、青松や新里も一塁を経験しています。
しかし野手には2ポジション以上というバレンタイン監督の方針があるにもかかわらず、この金澤だけは一貫して捕手だけをやっています。
これは単に金澤が不器用なだけか、あるいは次世代の正捕手として英才教育をしているかのどちらかだと思うのですが、ファンとしては後者と思いたいところです。
1軍で捕手2人体制を維持できているのは里崎と橋本という図抜けた選手がいるのが理由ですが、橋本が出番を求めてFA移籍もありうるとの報道もありましたので、下手をすると1軍出場経験のある捕手は吉鶴だけ、という1997年の悪夢の再来もありえます。
現場も次の捕手を考えなければならないはずで、金澤にとって来季は大きなチャンスが訪れると思われます。
打撃がいいので攻撃型の捕手と思いがちですが、スローイングなどに光るものがあるらしく、守備もこなせるオールラウンド型の捕手として期待しています。
しかしリードだけは経験を積まなければ身に付くものではありませんので、やはり早く1軍でマスクを被らせてあげることが必要だと思います。
それもこれも金澤の努力次第、今年の2軍投手陣崩壊の原因の1つが自分のリードにあると反省し、考える捕手になって欲しいと思います。
とにかく1試合でも多くマスクを被ること、絶対に1軍を経験すること、これが金澤の来季の目標です。
金澤がもたもたしているようですと、来年のドラフトで東洋大の大野あたりを指名する流れになり、首の周りが涼しくなってくるかもしれません。
是非ともそんなことにならないよう、来季は千葉マリンでプレーする金澤を応援できるよう頑張って欲しいと思います。
【オリオン村査定】 470万円 → 470万円 (±0%)