バレンタイン監督も帰国して戦力補強も一段落ついたかと思いきや、新外国人投手を獲得との話が浮上しました。
ロッテ 新外国人アブレイユ獲得へ (12/5 デイリースポーツ)
ロッテが来季新外国人として大リーグ・ナショナルズのウィンストン・アブレイユ投手(30)を獲得することが4日、分かった。
交渉は最終段階に入っており、近日中にも発表される見通しだ。
アブレイユは今季、メジャーで中継ぎとして33試合に登板し、0勝1敗、防御率6.81だった。
だが3Aコロンバスでは37試合に登板して3勝0敗、防御率1.20の好成績。
力のある直球を武器に52回1/3で82奪三振、奪三振率は14.10という驚異的な数字を残した。
ロッテは今オフ、小林雅と薮田がFAでメジャーへ移籍。
戦力外で巨人へ移籍した藤田とあわせ、救援陣「YFK」がそろって退団した。
バレンタイン監督が「われわれは来季に大きな課題を残している」と話すなど、中継ぎ投手の補強が急務となっていた。
一方でエースの清水が抑えに回る構想があり、実現すれば先発陣が手薄になる。
球団関係者は新外国人の条件を「先発と中継ぎ両方ができるのがベスト。(投手陣の)バランスを考えればパワーピッチャーがいい」としており、先発の経験もあるアブレイユに白羽の矢を立てた。
デイリーというところが眉唾ではありますが、獲得できれば意外と面白い投手かもしれません。
記事には今年は33試合で防御率が6.81とありますが、実はこれは通算成績です。
メジャーでのキャリアは昨年からで、今年は26試合で0勝1敗、防御率は5.93となっています。
なぜ面白いかと言いますと、三振を獲れる割には四死球が少ない投手のようだからです。
今年は30回1/3を投げて26奪三振、与四死球は9です。
球威と制球力を兼ね備えているように数字からは見て取れます。
もっとも防御率が6点近いので、もしかすると単に真ん中ズドーンのタイプかもしれませんが・・・
ちなみに右腕です。
Winston Abreu (CBS SPORTS)