オリオン村(跡地)

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2007年通信簿 61 角中勝也

2007-12-20 17:31:13 | 千葉ロッテ

61 角中勝也 外野手 20歳 年俸450万円

【2007年成績】 9試合 17打数 2得点 4安打 打率.235 0二塁打 0三塁打 0本塁打 2打点 0盗塁 0四死球 4三振 得点圏打率1.000

四国ILから高卒1年目で入団した角中が、まさか1軍で出場できると思っていた人は皆無だと思います。
この想定外の1軍デビューは、大打者への第一歩として歴史に残るかもしれません。

ドラフト会議倶楽部の小関の選手を見る目の無さは有名ですが、それにしても角中については酷評し過ぎました。
ロッテの昨年の大学生・社会人ドラフトをやる気無しと批判する材料として角中を挙げて、四国ILリーグから指名することを目的とした指名と、一刀両断に切り捨てていました。
確かに実績を考えればわからないでもありませんが、彼は今はどういった心境なのか膝詰めで聞いてみたいところです。

ロッテのスカウトの眼力、もうこれを誉めるしかないでしょう。
2軍ではリーグ2位の打率.335で、フレッシュオールスターでは4番を任されました。
打高投低のイースタンとは言え、ルーキーでこの成績は凄いことです。
1軍でもあっさりとプロ初安打に初打点までマークし、今や若手野手の期待の星に成長しました。

私の中で彼への期待感が異常に高いのは、その言動の大物ぶりが理由です。
好調の原因などを聞かれても「ただバットを振っているだけ」「人にはうまく説明できない」と答え、1軍への手応えについても「こんなものかという感じ」と他人事のように語ります。
これは大物かただの馬鹿かのどちらかで、漂う雰囲気は明らかに前者だと感じています。
まさに飄々とプレイし、いとも簡単にハードルを越えていく、そんな未来が私には見えています。

だからと言って来季にレギュラー獲得となるほど甘くはないでしょうが、大松や竹原がうかうかしていると間隙をついて角中が追い抜くこともありえると思います。
強肩で走力もそこそこあるようですから、ポストサブローは角中になるのではと考えています。
ドラフト7巡目で入団した選手にここまで期待できる、そんな雰囲気を角中は持っています。

守備力が劣る選手が多いロッテ外野陣ですから、角中は来春のキャンプでのアピール次第では開幕一軍も夢ではないと思います。
もう少し2軍で実績を積ませたい気もしますが、天才肌の選手には高いレベルで一気に開花させる方が良いと思いますので、来季は貪欲に1軍を目指して欲しいですし、1軍で起用して欲しいと思います。


【オリオン村査定】 450万円 → 480万円 (△7%)

 

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今回の胃カメラは楽だった

2007-12-20 14:52:42 | 独り言

今日は人間ドック、8時過ぎから3時間ほど病院に詰めていました。
今までずっと同じ病院、胆嚢摘出手術をした病院で受診していたのですが、今年は新しい病院をチョイスしました。
同じ病院で7年間ぐらい続けたことでマンネリ化して問診などがいい加減になってきたこともありますが、何より今年から導入された提携病院への予約システムがお馬鹿さん過ぎて使い物にならなかったことが最大の理由です。
予約を頼んで結果が出るまで1週間近くかかり、挙げ句の果てに「ご希望の日は予約できませんでした」という回答にブチ切れて、提携外の病院で直接自分で予約しました。
当然ですが、あっさりと予約完了です。
誤算は胃の検査がバリウム飲んでのレントゲンではなく、内視鏡が標準だったということです。
そう、いわゆる胃カメラというやつです。

私は胃カメラは嫌いです。
まあ好きな人はいないでしょうが、私は大嫌いです。
今まで5回ぐらいやったことがあるのですが、1回を除いて非常に苦しい思いをしました。
あれは完全に技師のテクニックで苦痛に差が出るもので、私は下手くそにあたる確率が高かったのか、涙・鼻水・よだれを垂れ流しながらもだえ苦しむのが通常でした。
検査前の喉の麻酔、うがいのようにガラガラと5分ぐらいやるのも嫌いです。

ところが今回は非常に楽でした。
まず胃の中の空気を抜くための目的で妙な液体を飲まされました。
これがバリウム並みに非常にまずく、何で香料でも入れないのかと思いながらも我慢できないレベルではありませんでした。
そして喉の麻酔はシャーベット状のものを口で溶かしながら飲み込むタイプで、いつものガラガラがないので楽でした。
さらに検査直前に喉にスプレーで再度麻酔をし、静脈麻酔(鎮静薬)を注射しました。
これで頭がぼーっとしたせいか、検査中は全く痛みを感じずにあっさりと終わりました。

この鎮静薬を使った検査は賛否両論あるようですが、これだけ楽に胃カメラをできるのであれば今後もこれでいきたいというのが正直な思いです。
検査後は足元がふらふらしているので1時間ぐらい休む必要があるため普段より長い時間の拘束でしたが、レントゲンよりも胃カメラの方が正確な検査ができますし、その胃カメラに苦痛が伴わないのであれば間違いなくこちらの方がいいです。
今までの苦痛や苦労は何だったのか、そう思えるぐらい今回の胃カメラは楽チンでした。
胃カメラの苦痛に悩まされている方は、体質によって合う合わないがあるようなので注意が必要ですが、鎮静薬を使った検査を検討されるのもよいと思います。

 

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