オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

シコースキーが帰ってくる!

2007-12-14 23:43:09 | 千葉ロッテ

新外国人選手として、ブライアン・シコースキーの獲得が発表されました。
そう、2003年までロッテに在籍していたシコースキーです。

シコースキーがロッテ復帰 (12/14 スポーツ報知)

ロッテは14日、今季ヤクルトに所属したブライアン・シコースキー投手(33)の獲得を発表した。
総額7000万円の1年契約で、背番号は49に決まった。
シコースキーは球団を通じて「大好きなロッテに戻れて興奮している」とコメントした。
日本での通算成績は22勝22敗9セーブ。

シコースキーだけは絶対にないと思っていただけに、本当に驚きました。
ないと思っていた理由は以前もコメントへのお返事で書きましたが、バレンタイン監督が就任の際に解雇した投手だからです。
タフネスぶりと絶大な人気で中継ぎの軸となっていたシコースキーだけではなく、それなりの活躍を見せていた外国人選手を入れ替えたのは、バレンタイン監督の意向が強く働いていました。
さすがに3年連続2桁勝利のミンチーは残留させましたが、息のかかった選手を集めたがるのは今も昔も一緒です。
シコースキー側からしても納得のいかない解雇であったと思いますので、今回の復帰はびっくりとしか言いようがありません。

そういった経緯を抜きにすれば、これほどピッタリの補強はないと思います。
ヤクルトに復帰した直後の交流戦で対戦した時には里崎に逆転アーチを浴びましたので、力が落ちたとの印象が残っていました。
しかし終わってみれば2点台の防御率、イニングと同じぐらいの奪三振、まずまずの制球と、なぜヤクルトが解雇したのか理解に苦しみます。
巨人を解雇された時もそうですが、どうも結果を出しながらも解雇を繰り返したレオンと同じ様な道を歩んでいるように思えます。

気分的には藪田の穴が埋まったような感じです。
里崎のアーチの様に大事な場面で被弾することの多い投手ではありますが、ロングリリーフもできますし、連投にも耐えうるタフネスさを備えているのは心強いです。
150キロ近いストレートの威力が衰えていなければ、中継ぎの軸として活躍してくれることでしょう。

あのラインまたぎや腕のぐるぐる回しを再び見ることができる、それだけでも心が躍ります。
再び背負った49番が千葉マリンでフル回転する姿を来季は楽しみにしたいですし、今度こそ末永くロッテで頑張って欲しいと思います。

 

コメント (12)