オリオン村(跡地)

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ハイサイ!石垣 キャンプ篇 二日目の巻

2017-03-28 00:14:38 | 千葉ロッテ

 

早出特打からと思っていたのですが前日夜からの雨が朝まで上がらず、二度寝をしながら雨が上がるのを待ってからの二日目のスタートです。
一番の予報の悪かったのがこの日でしたが石垣市中央運動公園に着いてから時折に弱めの雨が数分程度あったぐらいで、ただ風が強くて寒かったのには閉口しました。
選手たちもかなり寒そうにしていましたが、それでも屋外で練習ができるのは調整面でプラスのはず、子どもは風の子です。

5年前に来たときには屋外での練習は二日とも無かったため、ウォーミングアップからの見学は初めてとなります。
朝とは言っても既に10時ですが石川のように眠そうな選手も少なくはなく、一方でやたらにハイテンションな大嶺翔だったりもして、とにかく和気あいあいが印象的です。
この後はスタンドからそれなりに離れたところでの動きになりますので普段は使わないデジタルズームを駆使したため、ピントが甘かったり粒子が粗かったりするのはご容赦ください。

柔軟で体を目覚めさせてからはランニングかと思いきや、試合前にベンチ前でやるそれに似たようなものが中心でした。
キャンプと言えば声をかけながらぞろぞろとランニングをするイメージがあったのですが、このキャンプ見学では一度もそれを見ることなく、これも時代の変化なのかもしれません。
水が入っているのかそれなりに重そうなビニール製の器具を使った、おそらくはバランス感覚を養うためのものなのでしょう、ダフィーがふらふらしていたのをパラデスが大笑いです。

全員が一軍でプレーをして、それを観戦できればよいのですが、なかなかそうもいきません。
今オフの通信簿では全選手とも写真入りでいきたいのでブロマイド風の写真をとにかく撮りまくる、が今回の目的の一つでもあり、投手陣が途中から写真の撮りづらいサブグラウンドや陸上競技場に移動をしてしまったので肩すかしでしたが、こと野手陣についてはほぼ網羅できたのであともう一押しです。
以前にもご案内をさせていただきましたが、「clm.orion.mail@gmail.com」にご連絡をいただければご希望のサイズに加工してお送りします。

ウォーミングアップが終わり、いよいよ本格的な練習に入ります。
ケース打撃だからなのか山下コーチではなく清水コーチが練習の目的を説明しているのでしょう、中心になって数分程度、熱心に語っているようでした。
大嶺翔や三木などはティーバッティングで体を慣らした後に、いざ出陣です。

ウォーミングアップには姿を見せなかった伊東監督が登場、また山下コーチも全体の動きを俯瞰できるやや離れた場所からチェックをしていました。
しかし一死一二塁のケースで三木が引っ張っての併殺コースだったり、三家がポップフライを打ち上げたりと、かなり寂しいプレーが続きます。
酷かったのはバントで初球で決めたのは岡田ぐらい、二球続けて失敗をした井上にはコーチだけではなくスタンドからも「しっかりやれ!」の声がかかる始末でした。
それもあってか終わってからの円陣ではかなりの時間をかけて身振り手振りで叱咤の声が、当然と言えば当然です。
ただ打席には立たなかったものの走者として参加をしたパラデス、ダフィーだけではなく、他の選手も真面目に走っていたのにはホッとしたと言いますか、ちょっと嬉しかったです。

気がつけば昼前になっていたので慌てて第二球場に向かったのですが、ベテランコンビのランチ特打は既に終わっていました。
最後の慣らしなのかティーバッティングをしているところで、それでも多くのファンが詰めかけていたのはさすがに人気者、また本球場に比べて距離が近いからでしょう。
午後の練習のために戻ってきた選手たちが周りを囲むように見ていて、目で学ぶ、のも大切なことなのだと思います。

続いてのケース打撃は前日とは違って打撃投手を相手に、しかしこちらもまたバントのミスが目立ってガッカリです。
当然にミスると他の選手たちからからかいの野次が飛ぶのですが、その飛ばした選手が次にまたミスをするわけで、大塚さん、厳しい指導をお願いします。
それでも進塁打などは一軍よりもきちっとできていましたし、伊志嶺や荻野、根元などは鋭い打球でスタンドの拍手を誘っていました。

全体練習が終わった後は、香月と猪本の特守です。
この二人は仲良しのようで、ティーバッティングでもペアを組んでいましたし、翌日の休日には上下グレーのスウェットで市街を散策していました。
お互いに声を掛け合いながらの微笑ましい光景ではあったのですが、猪本は足が動かずに守備はやばそうな、打撃で相当にアピールできなければ厳しい感じがあります。

サブグラウンドでは前日と同じく、投手陣のノックです。
これはもう捕球などの技術的なところではなく下半身を中心とした体力作りが目的なのでしょう、右に左に振られてかなり辛そうでした。
それでも各選手とも笑顔、気合いも入っていましたし、この面々が中盤を支えてこその上位進出ですのでシーズンに入ってからも笑顔でいられるよう期待します。
ルーキーながらもすっかり馴染んだ様子の有吉は昨年の社会人組よりも年上なのが余裕に繋がっているのかもしれず、開幕一軍もすぐそこです。

本球場ではこちらも全体練習が終わっての個別練習で、目立っていたのは宗接のロングティーです。
前日にパワー全開、男宗接、なんて報道がされていましたが、確かにパワーは抜群で、ホームベースより後ろの位置からスタンドにぽんぽんと放り込んでいました。
もちろん投手の生きたボールを打つのとはまた別ですが長打力は天性のもので後からどうこうできるものではありませんから、打てる捕手として期待をしたくもなります。
江村の頑張りもあって残念ながら二軍スタートになりそうですが、その二軍では柿沼に一歩リードで正捕手としてマスクを被っていますので逆転の目はまだまだあります。

暫くまったりと本球場で過ごしてから、締めくくりに室内練習場に寄ってみました。
ただ距離があって誰が誰だか分からなかったりもして、5年前には二日間ともこれでしたので今から思えば相当に残念な見学だったわけです。
やはりキャンプ見学は一にも二にも天候次第、今回が大満足でも次回もそうとは限らないのが悩みどころです。

そんなこんなで室内練習場を早々に撤収して、この日の最後はブルペンです。
島、種市の両ルーキーに成田、岩下と魅力たっぷりのヤングメンが勢揃い、その中でもやはり島が一番の注目でしょう。
ルーキーの合同自主トレで佐々木らを凌いだ体力はその体つきを見れば一軍級、慣らし程度でしたが大きなフォームから重そうなボールを投げていました。
選抜大会で218球も投げさせられた金久保も潰されなければ上位指名でプロに入ってくるはず、その金久保を先輩として余裕を持って迎えられるよう、島にはじっくりときっちりと先発として育てることがロッテに課せられた使命ですので、福澤監督、小野コーチ、川越コーチにはよろしくお願いします。
気になったのは岩下、受けていた捕手から「痛いなら無理しなくていいぞ」と声をかけられていましたので昨秋からちょこちょこと実戦で投げてはいますが肘の状態があまりよくないのかもしれず、無理をしなければ何とかなるものなのか、あるいは再手術が必要なのか、期待の若手だけに今後が心配です。


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