オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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ざけんな

2017-03-11 00:47:38 | 千葉ロッテ

 

勘弁してください、この記事が本当であれば驚天動地、中4日なんてありえません。
球数が少なかろうが国際大会の大事な初戦を任されての石川には心身ともに相当な疲労感があるはず、むしろ間隔を空けるべきですらあります。
日程を考えてメンバーを選んだのではないのか、臨機応変に調子のいい選手を使っていくのは短期決戦では重要なことですからその方向性は間違っていませんが、しかし開幕前の大事な時期にチームの顔たる選手を預かっていることの自覚があるのか、そう膝詰めで小一時間ほど問いつめたい気分です。
本人に打診をすればそれがロッテであれば断ることができるであろう石川も日の丸を背負っていることからして否、とは言いづらいはず、そういった常識から外れた起用をするのであれば球団や伊東監督の了解が必要だと思うのですが、しかし記事からはそこまで読みとれません。
万が一にでも小久保監督が球団に打診もせずに決めたのであればこの監督の率いるチームにはロッテから誰一人出したくありませんし、球団は怒りのコメントを出してください。
そして打診に球団が認めたのであればペナントレース軽視ということにもなりますので、今季はそういう距離感で見守ることにします。


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コメント (13)

V.T.R.

2017-03-11 00:25:02 | 読書録

V.T.R.

講談社

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ここのところらしくない展開、作風が続いていた辻村深月、しかし今回は久しぶりに深月ワールドに浸ることができました。
作者はチヨダ・コーキ、そして解説が赤羽環とくればそう、スロウハイツの神様です。
この作品はチヨダ・コーキのデビュー作との位置付けで、いきなり見開きでその名前を見たときにはビックリ、読み終わったときに解説に赤羽環の名前を見て二度ビックリ、深月ファンにはたまらない構成になっていますがもちろん魅力はそれだけではありません。
軽快なテンポにここそこに秘められた伏線、あっという間に読み終わった二日間でした。

ただ残念なことにスロウハイツの神様、あるいは冷たい校舎の時は止まる子どもたちは夜と遊ぶ名前探しの放課後に比べればインパクトはありません。
伏線の回収が甘いと言いますか、設定に無理があると言いますか、キモであるアールの行動原理がよく分からないままに終わってしまいましたし、ティーとJの年齢関係が今ひとつイメージできず、SやAやYとの関係も濃密なようでどこか希薄、深いようで上っ面、ティーの思い込みでしかないような感じがあります。
それはティーの独白が延々と続いているのがその理由なのか、しかしチヨダ・コーキのデビュー作だからこそそういった青さを残した演出と考えればオチが早々に分かってしまったのも深月の掌の上で踊らされていただけなのかもしれず、そのあたりは読み手それぞれでしょう。
★5つのところから雑さを引いての★4つか、★3つのところからスロウハイツの神様の後押しで★4つか、いずれにせよ久しぶりの深月の秀作でした。


2017年3月10日 読破 ★★★★☆(4点)


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