ZOZOマリンでの初の週末ゲームは自称盟主を蹴散らしての快勝、首位をキープです。
その成績を支えているのは12球団で唯一の1点台の防御率を誇る投手陣で、今日も5安打1失点でその数字どおりの内容でした。
もちろん対戦相手のほとんどがセントラルですから差し引いて考えなければならないものの、先発、中継ぎともここまでは大きな誤算もなく順調にきています。
今日に先発で開幕投手が決定をしている涌井は5回3安打1失点、落ちなくなったことで封印をしていたフォークを今年からまた投げ始めたのは落差を取り戻せたからなのか、大きく落ちたのは2球程度に見えましたが本人が意欲を持てる状況になったことこそに意味がありますので、これで投球の幅が広がれば目標の18勝への強い味方になるでしょう。
次の登板が25日とのことですから中5日で開幕戦を迎えるプランニングには首を傾げたくもなりますが、福岡の地でのエースのピッチングを期待したいです。
その相手となるソフトバンクはデスパイネ、松田、内川らが不在ながらも12球団3位の.274にダントツの20盗塁、手強さがマシマシ状態です。
そうなれば投手がいかに抑えられるか、だけではなく打線の援護が必須、こちらも足を使って貪欲に1点を取りにいくしかありません。
今日の重盗はサインが不徹底だったのか失敗に終わりましたが、大嶺翔はともかくとしてダフィーには本人はもちろんのこと周りもビックリではないかと、それこそが誰でも走る、と選手たち、あるいは相手バッテリーに思わせる意義だと思いますし、毎度のような尻切れトンボではなくシーズンを通してそういった野球をやってくれれば希望が見えてきます。
足に意識を置けば今日に一二番を任せた荻野、伊志嶺、岡田、加藤らも活きてくるはず、今年こそ、今年こそ足でかき回しましょう。
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◆3月18日(土) 千葉ロッテ−巨人2回戦(ロッテ2勝、13時、ZOZOマリン、15,185人)
▽勝 涌井 3試合3勝
▽敗 内海 3試合1勝1敗
▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、藤岡、有吉、松永、高野—田村、吉田
巨人 内海、谷岡、戸根、中川—河野