落合コーチが隔週ローテーションを持ち出すぐらいに競い合いが激しい、のであればよいのですが、実際のところは決め手不足という気がしないでもありません。
今日の関谷はテンポが悪かったと反省しきりだったようですが失点をしなかったのが不思議なぐらいで、また1イニングしか投げていないのに松永が5安打、田中靖と宮崎が2安打を浴びてチームとして15安打を打たれながらも3失点ですから粘り強かったのか相手が淡泊だっただけなのか、なかなかに判断に苦しみます。
露骨に逃げているようなピッチングではなかったのが救いと言えば救い、何にせよ1試合でもミスったら終わりの関谷は追試、中継ぎ左腕にはもう少し頑張ってもらいましょう。
一方で打線も13安打を放ちながらも5得点ですから紅白戦で便秘合戦をやったようなもので、練習試合なんてやっていられるか、と両外国人選手が言ったわけではないでしょうが当落線上の選手からすればビッグチャンス、井上がもう一つ答えを出し切れない中での大嶺翔の4安打はインパクトがありました。
どんな形であっても結果を出すのが大事な立ち位置ですから、ここにきての伊志嶺のマルチヒットもgood、明日、明後日と続く同一リーグとの対戦で勝ち抜いてもらいたいです。
清田が残念なことになりましたが普通に考えれば穴を埋めるのは荻野、あるいは柴田なんて名前も報じられていますが、密かに伊志嶺に期待をしています。
注目のショートは左腕が先発だからか、はたまた優先順位が付きつつあるのか3試合続けての中村スタメンは3安打猛打賞、途中出場の平沢にもヒットが出ましたので明日の右左でどちらがスタメンなのか、当然に守りもポイントですが打たないことにはどうにもなりませんので中村は一歩前進、すがる平沢といったところでしょう。
とにもかくにもダフィーがお休みでしたからサード中村という選択肢がありながらもショートを守らせた伊東監督の思惑、もう少し模様眺めです。