13 橋本健太郎 投手 31歳 年俸1530万円
【2011年成績】 E 40試合 1勝5敗11S 防御率3.60 35回 33被安打 3被本塁打 15与四球 3与死球 29奪三振
移籍3年目の橋本は一軍のマウンドに登ることなく、シーズンを通して浦和で過ごす最悪の一年となりました。
そうなれば年齢的にも戦力外通告が妥当なところだと思うのですが、緊縮財政にひた走る球団からすれば頭数を揃えるのには都合のいい存在なのでしょう。
そんな仕打ちに来季も甘んじるのか、それとも下降線を描き始めた久保と入れ替わるように上昇曲線の途を描くのか、待ったなしの背番号13の戦いは続きます。
この手の投手は一軍で投げてこそだと思いますので、正直なところ浦和のみでの40試合は迷惑ですらあります。
抑えを任されながらも5敗は勝負弱さの証しでもありますし、これだけ制球を乱しては一軍を目指すには厳しすぎるでしょう。
それでもストレートの威力に魅力を感じて期待感を持っていただけに、チームとして橋本をどうしたいのかが見えないのが不満です。
一軍は望めないが二軍ではそこそこ抑えるので便利使いをしている、そのように思えてなりません。
それは橋本にとってもチームにとっても結果的に不幸なことですので、いい加減に答えを出してあげるべきだと考えます。
そもそも浦和でこれだけ投げながらも一軍のチャンスが無いこと自体が異様であり、これが浦和から推薦がされなかったのか西村監督の視野に入っていなかったのかは分かりませんが、これでは何を目標に投げていけばいいかに迷う投手が出てきても不思議ではありません。
どうにも伸び悩んでいる若手や中堅の投手が多いのは一二軍の入れ替えの少なさに起因をしているところが大きいと思われ、その象徴とも言える橋本の来季に注目です。
【オリオン村査定】 1530万円 → 戦力外通告