オリオン村(跡地)

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2011年通信簿 13 橋本健太郎

2011-11-12 18:29:46 | 千葉ロッテ

13 橋本健太郎 投手 31歳 年俸1530万円

【2011年成績】 E 40試合 1勝5敗11S 防御率3.60 35回 33被安打 3被本塁打 15与四球 3与死球 29奪三振

移籍3年目の橋本は一軍のマウンドに登ることなく、シーズンを通して浦和で過ごす最悪の一年となりました。
そうなれば年齢的にも戦力外通告が妥当なところだと思うのですが、緊縮財政にひた走る球団からすれば頭数を揃えるのには都合のいい存在なのでしょう。
そんな仕打ちに来季も甘んじるのか、それとも下降線を描き始めた久保と入れ替わるように上昇曲線の途を描くのか、待ったなしの背番号13の戦いは続きます。

この手の投手は一軍で投げてこそだと思いますので、正直なところ浦和のみでの40試合は迷惑ですらあります。
抑えを任されながらも5敗は勝負弱さの証しでもありますし、これだけ制球を乱しては一軍を目指すには厳しすぎるでしょう。
それでもストレートの威力に魅力を感じて期待感を持っていただけに、チームとして橋本をどうしたいのかが見えないのが不満です。
一軍は望めないが二軍ではそこそこ抑えるので便利使いをしている、そのように思えてなりません。
それは橋本にとってもチームにとっても結果的に不幸なことですので、いい加減に答えを出してあげるべきだと考えます。
そもそも浦和でこれだけ投げながらも一軍のチャンスが無いこと自体が異様であり、これが浦和から推薦がされなかったのか西村監督の視野に入っていなかったのかは分かりませんが、これでは何を目標に投げていけばいいかに迷う投手が出てきても不思議ではありません。
どうにも伸び悩んでいる若手や中堅の投手が多いのは一二軍の入れ替えの少なさに起因をしているところが大きいと思われ、その象徴とも言える橋本の来季に注目です。

2009年通信簿
2010年通信簿


【オリオン村査定】 1530万円 → 戦力外通告 

 

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2011年通信簿 12 吉見祐治

2011-11-12 02:53:48 | 千葉ロッテ

12 吉見祐治 投手 33歳 年俸3300万円

【2011年成績】 24試合 1勝3敗0S 防御率3.72 46回 56被安打 3被本塁打 19与四球 1与死球 34奪三振 被打率.311

正直なところ今季の吉見には同情をしています。
吉見に限った話ではないのですが、昨年に活躍をした途中加入組が一転して今季は冷遇をされた流れに飲み込まれてしまった感があります。
シーズン中盤以降はそれなりに使われましたが左のワンポイントといった起用がほとんどで、その持ち味を活かし切れたとは思えません。
あわよくば先発ローテーション入りもと期待をしていただけに、見ている方からしても消化不良な一年でした。

その被打率からしてピンチできっちりと抑える、との起用法が裏目に出ることは昨年に実証済みでしたので、なぜにベンチがそういった使い方に固執をしたのかが分かりません。
これでもかと左のワンポイントの存在を作ることにこだわったのが理由であれば、古谷の失速と服部の崩壊が吉見に悪影響を及ぼしたのでしょう。
それなりの長いイニングをのらりくらりと投げきるのが吉見であり、左打者への刺客と考えると失敗をするのは今野と双璧とも言えます。
ただ無駄な四球が目立ったのもまた事実で、こういったピッチングを嫌うベンチですので吉見にも反省材料はありますから、ここを来季に向けての課題としなければなりません。

藤岡、中後と期待されるルーキーが一軍に殴り込みをかけてくるであろう来季は、吉見にとっては正念場となります。
年齢的にも厳しいところにきていますので、今季のような足踏みは許されません。
西武にはやられましたが他の5球団には1.11の防御率を誇る吉見ですので、使い方さえ間違えなければ充分に戦力になってくれるはずです。
とにかく弱気の虫を抑えて持てる力を発揮する、そんな吉見の来季に期待をしたいです。

2010年通信簿


【オリオン村査定】 3300万円 → 3000万円 (▼9%)

 

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