オリオン村(跡地)

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怖いもの見たさのポニーキャニオン

2011-11-08 23:54:13 | 千葉ロッテ

千葉ロッテマリーンズ オフィシャルDVD 2011

ポニーキャニオン

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さすがに今年は発売がされないのではないかと思っていたオフィシャルDVDが、ダントツの最下位でも律儀に予約が開始をされていました。
どう考えてもポニーキャニオンとしては採算が取れているとは思えず、おそらくは球団からの持ち出しがあると考えるのが妥当でしょう。
瀬戸山前球団社長、どう重光ジュニアと折り合いをつけたのかは分かりませんが今や瀬戸山球団顧問が道筋をつけたのであれば複数年契約がされているのかもしれず、逆に言えばもう暫くもすれば自然消滅をしてしまうかもしれない幻のDVDラインナップだと思って当然のごとくコレクションに追加です。

それにしても悲惨な2011年をどう編集するのか、まさに怖いもの見たさだったりもします。
120分の長丁場のうち唐川、岡田、伊志嶺で60分、大谷、上野、木村、角中で30分、伊藤、藪田、今江で15分、その他大勢で15分という苦しいコマ割りが予想をされます。
あるいは負けても負けても応援をし続けるQVCマリンのスタンド風景が黙々と30分ぐらい流れるのであれば、それはそれで観賞用DVDとしての価値が上がるかもしれません。
何にせよいい加減にBlu-rayにして欲しい、なんて我が儘を封印せざるをえないポニーキャニオンの苦闘に拍手喝采です。

 

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2011年通信簿 8 今江敏晃

2011-11-08 00:33:34 | 千葉ロッテ

8 今江敏晃 内野手 28歳 年俸1億4700万円

【2011年成績】 134試合 499打数 53得点 134安打 打率.269 30二塁打 1三塁打 8本塁打 51打点 2盗塁 28四死球 48三振 得点圏打率.229

隔年の今江に相応しく今季に成績を落としたようにも見えますが、低反発球の影響による2分の調整を加えれば3割に近い打率ですからさほど悪くもありません。
長打も昨年並ですし、まくらを並べて討ち死に状態の打線の中では踏ん張った選手の一人です。
このあたりは四球の少なさからも分かるとおり金森打法には一番に不適とも言える「打ちたくて仕方がない」今江が功を奏した、そんなところではないかと思っています。
待ちきれずに三塁側にファールを打ち込むぐらいの逸りが今江の持ち味であり、また欠点でもあるのですが、結果的には前者が勝った今季であったと言ってよいでしょう。

ここぞという場面で打ってくれた、と言うには得点圏打率が低すぎましたが、それでもチャンスに今江が打席に入ればスタンドは盛り上がります。
グラウンドでの真剣な表情は他の選手と一線を画していますし、やはりロッテの中心選手であることは間違いありません。
年齢的にも一番に脂が乗ってくるタイミングでの低反発球の導入は今江にとっては不幸な出来事ではありましたが、それでも一定の成績を残せたことは自信になるはずです。
典型的な中距離ヒッターとして着々と実績を積み上げてきた今江は来季にも1000本安打に到達をするでしょうし、今年にさらに上乗せした活躍ぶりを見せてくれると信じています。

しかしそれでもやはり全体的には今江に不満が残るのは、ミスターロッテとしてのキャプテンシーを発揮してくれなかったことに尽きます。
西岡がメジャーに移籍をしたことでチームを引っ張っていく最右翼として期待をしていたのですが、キャプテン指名が無かったからというわけでもないでしょうが、積極的に投手に声かけをしていた西岡の穴を埋めきれないままのその他大勢でしかありませんでした。
性格的なものなのか福浦と同様に前面に出てくることを嫌っているようにも見えるのがもったいなく、情けなく、歯がゆい思いでいっぱいです。
来季こそは今江に無理矢理にでもキャプテンの重荷を背負わせて、その自覚を成長の糧にするようなシーズンになることを願っています。

2007年通信簿
2008年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿


【オリオン村査定】 1億4700万円 → 1億4700万円 (±0%)

 

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