電脳筆写『 心超臨界 』

どんな財産も誠実にまさる富はない
( シェークスピア )

◆「日本の平和」と「日本人の国際化」

2024-07-19 | 05-真相・背景・経緯
米国の狙いも「日本の平和」だったはずだが、さすがにインディアンみたいに日本人を皆殺しにするのは、現代では難しい。それなら、彼らを恐れさせた「日本人」を日本人でなくしてしまう「民族改変」をやればいい。それが日本人に日本という国を絶望させるための自虐史観の押しつけであり、日本人の「国際人化」だった。この改変の手法の理解には、70年代にあった米国の「人民寺院」事件が参考になる。教祖ジム・ジョーンズは信徒を外界から隔絶した世界に置き、その閉鎖空間で繰り返し狂気を吹き込んだ。 . . . 本文を読む

◆日本が戦った「大東亜戦争」は戦後「太平洋戦争」という呼称に入れ替えられた

2024-07-19 | 04-歴史・文化・社会
昭和20年暮の、8日から15日にいたる僅か一週間のあいだに、日本人が戦った戦争、「大東亜戦争」はその存在と意義を抹殺され、その欠落の跡に米国人の戦った戦争、「太平洋戦争」が嵌(は)め込まれた。これはもとより、単なる用語の入れ替えにとどまらない。 . . . 本文を読む

◆GHQが推進した精神劣化政策

2024-07-19 | 05-真相・背景・経緯
多くの日本国民が、日本国憲法の、それも9条のおかげで平和が守られたと素直にそう思っています。理性では、軍隊は必要だと理解していたとしても、世界の厳しい現実からあえて目をそむけています。なぜなら、そのほうがラクだからです。そして、この「ラクでいい」という発想こそ、GHQが推進した精神劣化政策が見事に成功したことの一例です。 . . . 本文を読む

◆WGIP番組(洗脳放送)をたれ流したNHK

2024-07-19 | 05-真相・背景・経緯
占領期に日本人に先の戦争に対する罪悪感を植えつけるために、ウォー・ギルト・インフォーメーション・プログラム(War Guilt Information Program。以下WGIPとする)が実施されたことは江藤淳の『閉ざされた言語空間』(文芸春秋1989年)や櫻井よしこの『GHQ作成の情報操作書「真相箱」の呪縛を解く』(小学館文庫2002年)などですでによく知られているが、その中心的メディアがNHKだった。戦後は以前にもまして紙が不足していたので、日本国民にとってラジオが重要な役割を果たしていた。 . . . 本文を読む

◆NHKは日本人を自虐史観に導くための洗脳装置として利用された

2024-07-19 | 05-真相・背景・経緯
まず明らかなのは、プロパガンダ番組「真相はかうだ」に見られる通り、GHQはWGIPにのっとり、ラジオ放送を日本人を自虐史観に導くための洗脳装置として利用したということである。その施策を遂行するためのこと細かな放送内容指示のためにも、将来に亘り、ラジオ放送局は一団体独占の方が好ましいと当初は考えられていたのだ。 . . . 本文を読む

◆NHKをつくった占領軍の「WGIP」

2024-07-19 | 05-真相・背景・経緯
連合国軍、つまり戦勝国アメリカが、何よりも真っ先に実現したかったのは、「戦勝による利益確定」でも、「駐屯すべき兵士たちの安全確保」でもなかった。アメリカが欲したのは、「物理的道徳的両面から、当戦争の責任を全面的に日本に押し付けること」だったのだ。アメリカが日本全土を爆撃した挙句、広島・長崎に原爆を投下して、30万人を超える非戦闘員を瞬時に殺傷してから1ヵ月と経っていない時期にこの指令(WGIP)は出された。 . . . 本文を読む

◆アジアを分割統治し続けているアメリカ

2024-07-19 | 05-真相・背景・経緯
アメリカは1951年の「サンフランシスコ条約」で占領を終わらせ日本を独立させましたが、同時に「日米安全保障条約」を結び、日本の抑え込みを図るとともに、日本と隣国(韓国、北朝鮮、中国、ロシア)との間で争うように仕向けてきました。これがバラク・オバマ大統領まで続いた戦後の「東アジアレジーム」の基本的な構造です。 . . . 本文を読む

◆アメリカの戦略政策によって戦後日本の食生活が激変した

2024-07-19 | 05-真相・背景・経緯
学校給食法ができた1954年の2年後に、オレゴン州の小麦栽培者連盟っていうのが、東京に進出してきて、先程言った、米を食べると馬鹿になるとか、アメリカの小麦輸出代金を使って日本国内で洋食普及キャンペーンっていうのをやってるんです。例えば、キッチン・カーっていうライトバンの中に調理施設を積み込んだものがあって、それで、全国津々浦々の農村とか、団地を回って、小麦とか大豆、それから肉を使った料理のレシピを普及させる運動をやった。これ、実は厚生省がやっているわけです。その資金はPL480というアメリカから出た資金でやっている。 . . . 本文を読む

◆GHQ、禁断の「産児制限」――日本の少子化は「人災」だった

2024-07-19 | 05-真相・背景・経緯
闇堕胎による女性の健康被害が社会問題化したこともあり、ついに吉田茂内閣はそれまでの政府方針を転換した。24年4月、産児制限拡大を検討するため人口問題審議会の設置を閣議決定した。これを受け、同年6月には優生保護法に改正が加えられ、日本は「経済的理由」で中絶が認められる国となった。結果として、第1次ベビーブームは突如終焉したのである。主権回復から間もない27年5月に同法は再び改正され、「経済的理由」に該当するかどうかの判断は医師に委ねられた。それは、現在に至る長い少子化の歴史の始まりでもあった。 . . . 本文を読む

◆人工妊娠中絶

2024-07-19 | 05-真相・背景・経緯
激しい戦争がようやく終わり、長い間女性と接することができなかったアメリカの兵士が大勢日本に押し寄せ、日本では強姦(ごうかん)が多発するとともに水商売が非常に栄えた。その結果、日本女性とアメリカ兵士との間に子供が生まれるようになった。そこでサムス軍医は日本の自称エリートと結託して、中絶に関する法律を変えてしまった。人種改良という恐ろしい「科学」に基づいた、優生保護法である。 . . . 本文を読む

◆封印されていた占領下の米兵「日本人婦女子凌辱事件」ファイル

2024-07-19 | 05-真相・背景・経緯
1946年4月東京・大森で恐ろしい事件が勃発した。〈N病院(=中村病院。その後廃業し、跡はビルと道路になった)は三台のトラックに分乗した米兵によって、およそ一時間ちかくも病院じゅうを荒らされた。彼等の総数は二百人とか三百人という説もある。婦人患者のうち重症者をのぞく四十数人と看護婦十七人、ほかに十五ないし二十人の付添婦・雑役婦などが凌辱された〉「彼等は大病室に乱入し、妊婦・産婦・病気の婦人たちのふとんを剥ぎとり、その上にのりかかった」「二日前に生まれたばかりの赤ちゃんフミ子ちゃんは、一人の兵隊にユカに蹴落とされて死んだ」「M子などは続けさま七人の兵隊に犯され、気絶した」そして「裸でころがっているあいだを通って、侵入してきたときと同様、彼等は表玄関と裏口から引き揚げていった」……慄然とする内容である。 . . . 本文を読む

◆敗戦以来、日本は植民地的な状況にある

2024-07-19 | 05-真相・背景・経緯
最近、『一度も植民地になったことがない日本』という書物を目にした。しかし、私にいわせれば、日本が植民地状態に置かれた時期はあった。というよりは、今、そういう状態にある。敗戦以来、日本は植民地的な状況にあるといったら、驚く人も多いだろう。しかし、そのこと以上に私は、日本最大の国難は、敗戦後の日本がその状況の中で日本人としての誇りを失ったことにあると考えている。 . . . 本文を読む

◆「敗戦利得者」が戦後の日本を牛耳った

2024-07-19 | 05-真相・背景・経緯
外交交渉で愚かな使者に花を持たせるという手法が、孫氏の兵法に出てきます。宮澤(俊義)氏が公職追放にならなかったのは、この孫氏の兵法の応用ではないかと評したくなります。こういう言い方は品がないけれど、バカな学者を東大法学部の教授に置いて置くことで、東大法学部出身の人間が中央官僚や政治家として日本政府の中枢を占めるようになり、日本国全体の知的水準の程度を下げた。これは社会を潰すときの最もいい方法です。 . . . 本文を読む

◆敗戦利得者とはどういう人たちであったか

2024-07-19 | 05-真相・背景・経緯
戦前「アカ」と疑われて大学を追放された人たちが、戦後はアカデミズムに戻って、しかも大学の世界では位人臣(くらいじんしん)をきわめました。日本が負けたおかげです。日本の敗戦がなければ大学を追われたままでした。彼らが戦前を悪く言い、東京裁判および公職追放を経たあとの戦後を褒めそやすのは当然なのです。 . . . 本文を読む

◆公職追放が敗戦利得者を生んだ

2024-07-19 | 05-真相・背景・経緯
日本の敗戦によって得をしたのはどういう人たちであったかといえば、第一は戦犯追及や公職追放令によって空(あ)きができた席を埋めた人たち、第二は共産主義者や在日外国人など、戦後になってから急に待遇が上がった人たち、第三は農地解放によって土地を持てることになった小作人です。 . . . 本文を読む