電脳筆写『 心超臨界 』

心地よいサマーレインのように
ユーモアは一瞬にして大地と空気とあなたを洗い清める
( ラングストン・ヒューズ )

「こんばんは」と明るく大きな声で挨拶をした――江川ひろし

2024-06-26 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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彼が休暇をもらって岡山県の倉敷市へ旅行に出かけたときのことである。一日市内を見て歩き、夜、食事をするために小さな料理屋へ入った。空いている席がないかな、と見まわすと、奥のほうに一つだけ空席がある。そこへかけようとしたときに、話し方・生き方教室で私にいわれたのを思い出し、先に座っていた一人の紳士に、「こんばんは」と明るく大きな声で挨拶をした。するとびっくりしたような顔をしながらも、その紳士も「こんばんは」と声を返してくれたという。


◆「こんばんは」と明るく大きな声で挨拶をした

『人生を変える話し方 77の法則』
( 江川ひろし、ベストセラーズ (2001/11/1)、p124 )

広告会社の営業部門に勤めるセールスマンの塩田さんの話を紹介したい。

日本話し方センターでは、毎月JRに車内づりのポスターを掲載している。この取り扱いをしてくれていた塩田さんが、私のところへやってきて、「先生から教わった挨拶を実行して素晴らしい成果をあげてきました」と、次のような体験を話してくれた。

彼が休暇をもらって岡山県の倉敷市へ旅行に出かけたときのことである。一日市内を見て歩き、夜、食事をするために小さな料理屋へ入った。空いている席がないかな、と見まわすと、奥のほうに一つだけ空席がある。

そこへかけようとしたときに、話し方・生き方教室で私にいわれたのを思い出し、先に座っていた一人の紳士に、「こんばんは」と明るく大きな声で挨拶をした。するとびっくりしたような顔をしながらも、その紳士も「こんばんは」と声を返してくれたという。そこで、すかざず「お隣の席、空いていますか?」と聞くと、「ええ空いていますよ」という返事だ。「そうですか、ではかけさせていただいてよろしいですか」とさらに聞くと、気持ちよく、「ええどうぞ、どうぞ」といってくれたのである。

そこへ座り、すぐつづいて「私、東京から今日来たんですが、倉敷という街はいいところですね、白壁の家なんかもたくさんあって、ほんとに心が落ち着きますね」と感想をいうと、「あなた東京からおみえなんですか、ではこういうところは見ましたか、こういうところはどうですか?」といろいろ教えてくれたという。

そしてその紳士が名刺をくれた。見ると山陽新聞社の業務部長である。

「失礼いたしました。私はこういう者です」と塩田さんも名刺を差し出すと、「あれ、あなたは広告会社におつとめなんですか、これはいいところでお会いしましたな、実は私どもの会社でも、今度、東京で新しく事業を始めるものですから、東京で広告をしなければいかんと思っていたのですが、あなた、その仕事やってくれますか?」と話がトントン拍子に運び、初対面同士でありながら750万円の仕事をもらってきたというウソのような本当の話である。
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