電脳筆写『 心超臨界 』

明日死ぬものとして生きろ
永遠に生きるものとして学べ
( マハトマ・ガンジー )

自分を鍛える! 《 「生きた教養」とはこのことを言う――ジョン・トッド 》

2024-07-11 | 03-自己・信念・努力
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あなたがある特定の問題について情報を得たいとする。そして、それについてことごとく書き尽くした本と、それを完全に理解している友人がいるとする。その場合、本よりもむしろ友人のところへ出掛けて行って話を聞こうと思うのはなぜだろうか。それは、情報を得るのに最も興味深く、手っとり早い手段は、書物ではないとわかっているからである。


『自分を鍛える!』
( ジョン・トッド、三笠書房(2002/02)、p173 )
6章 人間関係がうまくいく「話し方・交際術」

◆「生きた教養」とはこのことを言う

忠告したいとか自分を強く印象づけたいと思う友人がいる場合、一番よい方法は直接会って話すことだ。まず彼の立場や望むこと、いやがることをよく考え合わせる。何に心を惹かれているか、どんな弁明だったら納得してもらえるか、自分なりに何をやろうとしているのかを考える。それから相手に印象を与えるような話題について考える。そうして、その友人のところへ行き、声や口調に注意しながら自分は彼の友だちだと確信させるように努める。あらかじめ考えておいた通りに、選び抜いたやさしい言葉で自分の気づかいを述べ、自分の心を打ち明けるのだ。

会話による説得に全力を使いきった時、あなたは自分の持てる最善の手段を存分に使いきったのである。それでも相手の心や良心に通じなければ、断念するしかない。

あなたがある特定の問題について情報を得たいとする。そして、それについてことごとく書き尽くした本と、それを完全に理解している友人がいるとする。その場合、本よりもむしろ友人のところへ出掛けて行って話を聞こうと思うのはなぜだろうか。それは、情報を得るのに最も興味深く、手っとり早い手段は、書物ではないとわかっているからである。

友人のところへ行けば、その特定の問題だけについて情報を求められるし、自分の反論も述べられる。すでに自分の知っていることと友人の言うことを比較でき、友人の知識をことごとく自分のものにすることができるのである。それから改ためて、その問題を理解するために勉強するのだ。誤解していたところを正すだけではなく、それを完全にものにして自分の教養の一部にするのだ。

自分の生活している集団、あるいは自分がその中でより進歩できるかもしれない集団の人々の心をしっかりととらえるのに、会話以上の手段はまずない。会話では、誰もが相手からできるだけ多くを引き出し、それを自分のものにしてもよいのである。そして、今まで一度も書物に書かれたこともなければ将来も書かれることのない莫大な量のアイデアや情報が、教養ある大勢の人々の集まりの中にはあふれているのだ。

絶えず友人と率直に心から接していれば、その人の感情は柔和な洗練されたものになりやすい。だから、よい友人を持っている人は、洗練された礼儀正しい人物だと考えられる。その人の使う言葉は、少なくとも洗練された考えや感情を表わしているように思われる。
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