電脳筆写『 心超臨界 』

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( ブリガム・ヤング )

不都合な真実 歴史編 《 不正選挙で大統領になったウィルソン――馬淵睦夫 》

2024-05-22 | 05-真相・背景・経緯
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問題は、政界で無名のウィルソンが当選する可能性は極めて低いことでした。そこで彼らはタフト大統領の基盤である共和党の分裂を図ったのです。彼らは前大統領のセオドア・ルーズベルトの担ぎ出しに成功し、彼は第三党のアメリカ進歩党を結成して大統領選挙に名乗りを上げました。彼がなぜこのような暴挙に出たかはまだ十分明らかになっていませんが、バーナード・バルークたちに買収されたと言われています。あたかも、今回の大統領選挙において共和党議員の多くがディープステートに買収されていたことを彷彿(ほうふつ)とさせる出来事です。


◆不正選挙で大統領にしてもらったウッドロー・ウィルソン――馬淵睦夫

『ディープステート 世界を操るのは誰か』
( 馬淵睦夫、ワック (2021/6/20)、p20 )

ディープステートがアメリカに地歩を築いたのは、ウィルソン大統領の時代でした。私たちが教科書で学ぶウィルソン大統領像は大変歪められています。理想主義を掲げて世界に民主主義を広めた指導者と言われるウィルソン大統領は、実はアメリカをディープステートに売り渡した張本人でした。残念なことに、本人はその自覚がなかったことが、アメリカをディープステートの餌食(えじき)にしてしまったのです。ディープステートとはなにかを論じるに当たって、どうしても第28代大統領ウッドロー・ウィルソンから始めなければならない所以です。

ワシントン政治のアウトサイダーだったウィルソン・ニュージャージー州知事に1912年の大統領選挙の民主党候補として白羽の矢を立てたのは、米金融の聖地ウォール街の大富豪バーナード・バルークでした。ところが、私たちの歴史教科書には彼の名前はほとんど出てきません。ユダヤ系ドイツ移民のバルークこそ、第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけてアメリカの影の大統領として君臨した人物であるにもかかわらずです。バルークは第一次世界大戦中にアメリカのみならず連合国の戦争物資調達を事実上一手に差配し、また戦後処理を話し合ったベルサイユ講和会議に、ウィルソン大統領の経済顧問として参加した経歴があります。その後も、フランクリン・ルーズベルト大統領の側近として影響を及ぼし、またチャーチル英首相とも深い関係にありました。

当時のロシアではニコライ2世の統治に対する民衆の不満が高まっており、帝政転覆の革命機運が熟しつつありました。ウォール街のユダヤ系国際金融家やユダヤ人国家の樹立を目指すシオニスト勢力はロシア革命運動に対するアメリカ政府の支持を期待していたというわけです。しかし、タフト大統領は彼らの願望に冷淡でした。ところで、なぜ彼らがロシアの革命運動を支援しようとしたかと言いますと、ロシアの革命家たちの大宗(たいそう)はユダヤ人だったからです。ロシアに住むユダヤ人はニコライ2世のユダヤ人抑圧政策に反旗を翻して、ロシア国民の生活不満につけ込みながら暴力テロを繰り返していました。世界に散らばって住むユダヤ人にとっては、虐(しいた)げられているユダヤ人を見ると連帯感が高まる傾向があることを、イギリスの高名な歴史家ポール・ジョンソンも指摘しているほどです(『ユダヤ人の歴史』徳間書店)。一般的な連帯意識に加えて、これら金融資本家たちはロシアという広大な国家を支配する誘惑に駆られたのです。それには、世界の強国に躍り出ていたアメリカの支持が必要でした。

問題は、政界で無名のウィルソンが当選する可能性は極めて低いことでした。そこで彼らはタフト大統領の基盤である共和党の分裂を図ったのです。彼らは前大統領のセオドア・ルーズベルトの担ぎ出しに成功し、彼は第三党のアメリカ進歩党を結成して大統領選挙に名乗りを上げました。彼がなぜこのような暴挙に出たかはまだ十分明らかになっていませんが、バーナード・バルークたちに買収されたと言われています。あたかも、今回の大統領選挙において共和党議員の多くがディープステートに買収されていたことを彷彿(ほうふつ)とさせる出来事です。

このように、選挙は現職タフト、民主党候補のウィルソン、進歩党ルーズベルトの三つ巴の戦いになりましたが、共和党票が分裂した結果ウィルソンが勝利しました。一般投票数を見ると、ウィルソンの42パーセントに対し、ルーズベルトが27パーセント、タフト23パーセントでした。反ウィルソン票が全体の50パーセントだったことは、もし共和党が分裂していなければウィルソンが大敗していたことになります。いわば、大敗したウィルソンが大統領に就任できたのです。歴史は繰り返すのかもしれません。ウィルソンはこのような「不正選挙」によってかろうじて当選したと言えるのです。
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