電脳筆写『 心超臨界 』

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( ベンジャミン・ディズレーリ )

従軍慰安婦という嘘 《 「韓国軍慰安婦」問題――呉善花 》

2024-06-20 | 04-歴史・文化・社会
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■超拡散記事『榎本武揚建立「小樽龍宮神社」にて執り行う「土方歳三慰霊祭」と「特別御朱印」の告知』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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韓国人には、自分で責任をとりたくないので人のせいにしたがる人がとても多いのです。「米軍慰安婦」や「韓国軍慰安婦」の問題についても、「ベトナムでの虐殺」などの韓国軍兵士の残虐さについても、「日本のせい」にしたくてならない心理が働いています。韓国の軍隊内部ではたびたび悪質で残酷ないじめ事件が起きていますが、韓国の新聞が報道にあたって「日本軍の残虐さの影響」を主張することは珍しくありません。


◆「韓国軍慰安婦」問題

『「反日韓国」の自壊が始まった』
( 呉善花、悟空出版 (2014/11/11)、p46 )

先に、「米軍慰安婦」問題が出てきたことで、韓国は日本の「従軍慰安婦」問題批判をできなくなるのではないか、という見方は甘いといいました。また、「韓国軍慰安婦」問題が白日の下にさらされるとなると、韓国が日本の「従軍慰安婦」を厳しく批判することが著しく困難になってくることが予想される、ともいいました。韓国軍兵士がベトナムで行なった大量虐殺事件や大量強姦事件については、韓国人の間に「戦争とはそういうものでしょう」という考え方のあることを紹介しました。

いずれも罪を問われるのは韓国であり、韓国が明確にその責任を認め、きちんと謝罪や賠償を果たさなくてはならない問題です。しかしながら韓国政府は、今のところすべからく黙殺を決め込んでいます。

ここにも「セウォル号事件」のところで述べました「自ら責任をとろうとしない韓国人の無責任」が顕著に現われているわけですが、「セウォル号」とは桁違いに大きな国際問題であるところが異なります。

韓国人には、自分で責任をとりたくないので人のせいにしたがる人がとても多いのです。「米軍慰安婦」や「韓国軍慰安婦」の問題についても、「ベトナムでの虐殺」などの韓国軍兵士の残虐さについても、「日本のせい」にしたくてならない心理が働いています。韓国の軍隊内部ではたびたび悪質で残酷ないじめ事件が起きていますが、韓国の新聞が報道にあたって「日本軍の残虐さの影響」を主張することは珍しくありません。

それだけではありません。本格的に「日本のせい」とする論を張っている人物もいるのです。その代表的な人物が、「韓国軍慰安婦」問題を熱心に追及している金貴玉(キムキオック)氏です。

彼女は「なぜあれほど軽蔑した日帝の軍『慰安所』を、韓国軍は朝鮮の地に作ったのか。私はこの問題を解明しなければならないと考えて」という疑問から出発します。そして、次の結論に達します。

「解放後、米軍政下での韓国軍の設立にあたって形式的には日帝の軍隊制度が米国式へと改編されていったが、李承晩政権下において親日派が政治権力を握るに従い、軍部でも親日派が勢力を得ることになった。こうして韓国軍は米国制度の影響を受けつつ、日帝の軍隊文化と制度を事実上踏襲することになる。日本軍出身幹部たちが身につけた日帝の軍隊文化は、それほどまでに彼らの意識と無意識の奥深くに内面化されていたのである。こうしたなか、日本軍性奴隷制度は当然視してきた彼らにとって、それを模倣することは別段おかしなことではなかったのかもしれない」

「韓国にあって植民地主義は1945年8月15日に終わったものではなく、その後も人的・物的に継続した。むしろ米国との不平等な関係のなかでより複雑かつ隠然と植民地主義は強化された。よって韓国軍『慰安所』は、継続する植民地主義の一つの表れであり、韓国軍『慰安所』制度は日本軍『慰安所』制度の延長とみることができる。解放後に植民地清算をできなかった大韓民国が軍『慰安所』制度を設立したことは、決して偶然ではなく十分蓋然性のあることだった」
(金貴玉「朝鮮戦争時の韓国軍『慰安婦制度』について」)

こうして韓国の責任が和らげられ、ほとんど回避されていきます。こうした「問題の根源にあるのは日帝の植民地主義」として日本に多くの責任を振り向けようとする考えは、金貴玉氏に限らず、彼女ら左翼系運動家や愛国団体などの間には広く見られるものです。


【 同、p82 】

2005年、韓国陸軍の訓練所で、中隊長が訓練兵192人に人糞を食べさせるという事件が発生しました。当時の新聞は、「これまで軍内では、殴打など様々な過酷行為が行なわれてきた。しかし、今回の事件は、野蛮性を超え『人間性破壊の犯罪』の性格まで帯びている」として、軍人の考え方を徹底的に変えなければならないと論じています。それは当然のことです。しかしながら、(中略)次のようにこの事件は「日本のせい」だと断じているのです。

  「依然として、日本による植民地支配時代(約1910~45年)
   の虐待文化が、軍内部には生きていた、との証拠だ」
  (『中央日報』日本語版/2005年1月21日)
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