電脳筆写『 心超臨界 』

人生は歎き悲しむよりも
笑いとばすほうが人には合っている
( セネカ )

理念を伝え、経営資源を配分したら、あとは邪魔しない――ジャック・ウェルチ

2024-06-22 | 08-経済・企業・リーダーシップ
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散記事『榎本武揚建立「小樽龍宮神社」にて執り行う「土方歳三慰霊祭」と「特別御朱印」の告知』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


「もっともっとこころを開かなければならない。部下よりも少しものを知っているのがマネジャーだという考え方はもう古い。マネジャー(わたしはリーダーという言葉を使いたいが)は、すべての部下と情報を共有し、全員が同じことを知り、共通のビジョンをもてるようになるまで、意志の疎通に努力しなければならない。それが、明日のマネジャーである」


◆理念を伝え、経営資源を配分したら、あとは邪魔しない

『ウェルチ―リーダーシップ・31の秘訣』 
( ロバート・スレーター、日本経済新聞出版 (2001/1/1)、p879 )
リーダーシップの秘訣 15、16、17より

15 理念を伝え、経営資源を配分したら、あとは邪魔しないようにする。

16 従業員全員に、意思決定に必要な情報をすべて与える。

17 従業員が自分の能力を伸ばし、いつでも何かを学ぶことができ、視野を広げられるような環境を作る

「わたしは、ビジネスについては、きわめて単純な考え方をしている。部屋に6人いて、だれもが同じ情報をもっているとすれば、まず、6人すべてが、ほぼ同じ結論にたどりつく。問題は、もっている情報がちがうことである。だれかが知っていることを、だれかは知らない。ビジネスは複雑ではない。それが複雑になるのは、必要な情報を得られないからだ」

「管理職という言葉を使うのは考えものである。
〈ものごとを先に進めるよりもコントロールしようとする。ものごとを単純にしないで複雑にしようとする。アクセルを踏まずに、ブレーキをかけようとする〉 …… そういう人たちを、管理職と呼ぶからだ」

「どうすれば事態は改善するか。その明確なビジョンを人々に示すのがリーダーである。ルーズベルトも、チャーチルも、レーガンも、みんなそうだった。それに対し、どうでもいいような細かいことに時間を費やしているのが管理職である。管理職は、ものごとを複雑にすればよいと考えている。そうすればひとよりも頭がよくみえると勘違いしている。これでは、部下は絶対に発奮しない。わたしは、管理を連想させるものがすべて大嫌いである。部下をコントロールし、抑え込む。必要な情報を与えない。報告書作成などのつまらない仕事で部下の時間を無駄にする。部下にまとわりついて監視する。これが管理である。管理をして、部下に自信を植えつけることはできない」

「従業員がもてる力を存分に発揮し、いつでも何かを学ぶことができ、視野をひろげ、人生を展望していける空気、環境、機会、報奨制度をつくらなければならない。会社がやるべきことはまさにそのことなのだ。
部下が拒否反応を示さず、上司といっしょにあたらしいことに取り組もうとするような開放的な環境をつくれば、〈コントロールを失うのが怖くないか。業務査定をしないのか〉と不思議な顔をされる」

「もっともっとこころを開かなければならない。部下よりも少しものを知っているのがマネジャーだという考え方はもう古い。マネジャー(わたしはリーダーという言葉を使いたいが)は、すべての部下と情報を共有し、全員が同じことを知り、共通のビジョンをもてるようになるまで、意志の疎通に努力しなければならない。それが、明日のマネジャーである。部下の知らないことを少しばかり知っていて、その力を使ってボスの地位を保とうとするのは、1950年、60年代のやり方で、これからはもう通用しない」
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 事故の全責任は私にある――松... | トップ | 人間は一生のうち逢うべき人... »
最新の画像もっと見る

08-経済・企業・リーダーシップ」カテゴリの最新記事