電脳筆写『 心超臨界 』

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( ブリガム・ヤング )

不都合な真実 《 私が逮捕に至るまでの経緯と真実――田母神俊雄 》

2024-05-22 | 05-真相・背景・経緯
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私が横領していないと分かった時点で横領の追求は終わりになったようだ。しかし水島氏の私に対する攻撃は続いた。彼は政治資金では使えないと分類された領収書をチャンネル桜の番組で取り上げて、田母神(たもがみ)はこんなことにまで政治資金を使っていると、私を貶めることだけを目的として実態とは違う嘘、捏造を報道し続けたのだ。その他にも私が行ったこともない赤坂の高級クラブの名を挙げて、そこで私が政治資金を使っているという報道も繰り返した。


私が逮捕に至るまでの経緯と真実――田母神俊雄

『愛国者』
( 田母神俊雄、青林堂 (2017/11/10)、p211 )

◆選対本部長が候補者を訴える前代未聞の事態

平成28(2016)年4月14日、私は2年前の公職選挙法違反容疑で東京地検特捜部により逮捕された。逮捕より1か月半ほど前の3月7日、私は政治資金横領容疑で東京地検特捜部の強制捜査を受けた。その後数回にわたり任意の事情聴収を受けたが、特捜部も横領は立件できないとあきらめて、公職選挙法違反容疑に切り替えたのだ。平成26年(2014)年2月9日に行われた東京都知事選後に、選挙運動に頑張ってくれた人たちにお金を配ることを私が指示した、または私がお金を配ることに承認を与えたというものである。これも私には全く身に覚えのないことであり、特捜部の取り調べに対し私は否認し続けたが結果として逮捕され約半年間東京拘置所で生活することになった。検察の主張する罪状を認めれば逮捕されないが、それを認めなければ逮捕されるようだ。

拘留中から裁判が始まり、平成29(2017)年5月22日東京地裁で判決があり、懲役2年の求刑に対し、懲役1年10月、執行猶予5年の判決が言い渡された。私は、現在控訴中であり、控訴審の初公判は12月14日の午後3時からに決定している。12月14日は赤穂浪士の討ち入りの日であるが、何か因縁めいたものを感じている。1審の判決では私が有罪である具体的証拠はないが推認(すいにん)で有罪とされている。刑法では疑わしきは罰せずということなのに、わたしの場合は推認で有罪であるから納得できない。控訴するか、しないか迷ったが、私の裁判は、日本を取り戻そうとする保守派と日本を壊そうとするリベラル派の戦いの様相もあると思い、途中で戦いをやめるわけにはいかないと考え控訴することにした。

それにしても民主主義国家日本で、証拠もないのに罪をでっち上げ、罪なき人を有罪にするようなことがなぜ起きるのか、信じられない思いである。しかしこの事件の背後には、平成28(2016)年夏の参院選に私を立候補させたくないと思っていた人たちの政治的思惑があったのではないか。東京都知事選で全くの組織票なしに61万余の票を獲得した私が全国区で立候補した時のことを恐れる人たちが何らかの行動に出たのだと思っている。

私を5000万円にわたる業務上横領を行ったと検察に告発したのは、現在「チャンネル桜」の代表取締役を務め、都知事選時は私の選挙対策本部長を努めた水島聡(みずしまさとる)という男である。通常、選挙の立候補者が不正行為を働いた場合、選挙対策本部長がともに罪を被るものだが、逆に本部長が候補者を訴えるという例は前代未聞だそうだ。しかも、私が実際に不正行為を働いたならともかく、証拠もないのに私を告訴したのである。

◆強制捜査

平成28(2016)年3月7日の午前8時ごろ、毎朝の日課にしているジョギングに出かけようとしていた私の耳に、自宅のチャイムの音が鳴り響いた。早朝の来訪に不自然さを感じた私が応答すると、相手は東京地検特捜部だと名乗り、すぐさま10人以上の捜査員たちによる家宅捜索が開始されたのである。主任検事から業務上横領容疑で家宅捜査をするという令状が提示された。彼はまるで極悪人(ごくあくにん)を見るような目つきで私を凝視して「証拠が挙がっている」と言っていた。

それから1か月以上にわたり事情聴取が行われた。当初は政治資金の横領容疑で事情聴取が行われたが、検察側も取り調べが進むにつれて、私が横領をしていないことを認識したようであった。そして検察側の事情聴取は次第に、私が都知事選終了後に事務局長及び会計責任者と共謀して、関係者に政治資金を配ったという公職選挙法違反に移っていった。

政治資金の使い方について言えば、選挙時の私は、会計責任者からあらかじめ資金を預かり、そこから使用した金額の領収書を提出するという手法を採用していた。会計責任者から「政治資金というのは極めて応用範囲の広いものだから、一部私的な領収書であっても、状況によっては政治資金から支出できる場合があります」という説明を受けた私は、彼に政治資金として使用できるお金の判断を任せるために、全ての領収書を渡していたのである。

年末に会計責任者が政治資金取り扱いの資格を持つ税理士に仕分けを依頼したところ、政治資金として使用できない金額が120万円程度あると聞いた。私は銀行振り込みでこれを返却したのだが、検察側の説明によると、実際は450万円ほどの金額が政治資金として不適切だったそうだ。仮に会計責任者から事実と伝えられていれば、私は素直に450万円を支払っていたところだが、450万円については、私は全く話を聞かされていない。検察の取り調べで私ははじめて450万円を知ったのだ。検察は当初、450万円の差額330万円が横領に当たると言っていた。

しかし平成26(2014)年12月の衆院選後に選挙事務所でお金が不足して、私は個人的に1500万円以上のお金を補填(ほてん)した。横領容疑で捜査を受けるなどということを全く想定していない時期に自主的に補填したのである。だから私は検察に言った。「使った金より補填した金が多い横領なんてあるものか」と。そして、横領は不起訴になった。

◆水島氏による攻撃

お金が足りなくなった原因は会計責任者が使い込みをしたせいであるが、検察は会計責任者の横領には全く興味がないようで、私が横領していないと分かった時点で横領の追求は終わりになったようだ。しかし水島氏の私に対する攻撃は続いた。彼は政治資金では使えないと分類された領収書をチャンネル桜の番組で取り上げて、田母神(たもがみ)はこんなことにまで政治資金を使っていると、私を貶めることだけを目的として実態とは違う嘘、捏造を報道し続けたのだ。その他にも私が行ったこともない赤坂の高級クラブの名を挙げて、そこで私が政治資金を使っているという報道も繰り返した。私を告発する前までに、チャンネル桜で何と13時間半にわたり、私に対する根拠のない批判を繰り返したのである。田母神事務所の政治資金横領が日本の最大の問題であるかの如く、それにしても彼のこの継続的な情熱は、いったいどこから生まれるのだろうか。公共の電波を使って私に対する恨みを晴らしているようだ。

日本の保守と言われる人たちは仲間を簡単に裏切ることはしない。しかし水島氏にとっては、それも平気のようだ。そして彼は日本の保守の論壇から私が消える方が日本のためになると思っているのだろうか。今年(平成29(2017)年)7月22日の田母神俊雄を応援する会には全国から700人もの人たちに集まっていただいた。まだまだ私を担いでくれる人は多い。これからも国家、国民のため、子供や孫の世代のために頑張っていかなければと心に言い聞かせている。

水島氏はひどい男だと私は思っている。だから現在(平成29(2017)年10月)彼を名誉棄損で告訴している。
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