ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

前世療法

2008-11-14 17:19:18 | 精神世界

オーラソーマのボトルのなかには、過去世とつながっているものもいくつかあります。

ただし、これについてはレベル2のときの授業でも割とスルー気味で、過去世とつながっているボトルを常にソウルボトルとして選ぶようになったら、あなたはどこそこの過去世を持っていると思ってまず疑いないですよ、ということなのか、逆にそのボトルをせっせせっせと使っているうちにふっとその過去世を思い出すこともありますよ、と言う意味なのか(その場所に過去世があった場合ですが)いまだに私にはよくわかりません。

でも、オーラソーマと関係なく以前から私は前世療法と言うものに興味がありました。

なぜなら、昔にテレビでペルー(だったかな?)には前世の記憶をもった子供たちが大勢いる、っていう話をやっていたことがあって、大人ならいざ知らずこどもがそんな流暢な嘘をつけるわけもなく、たちまち私は「これはホントの話だ!」と思って、そのときから興味深かったのでした。

これについてはオーラソーマには深く理解を示してくれる友達さえ、

「なぁ~んでぇ!? そんなものに興味があんのぉ? 人生、これから先が大切なんじゃないの。常に前向きに生きようよ。んな、後ろばっかり見てたってしかたないでしょーに。」
と言い放ち、私もそういわれるとそのとおりだな、と思って、なんで私は前世療法に興味があるんだろう・・・?と自分で自分の興味のありかに合点がいかないのでした。

それが、最近、ワイス博士の「前世療法」を読みましたら、自分がなぜ前世療法に興味があったのかが理解できました。(ワイス博士とは、1988年に世界中に前世療法という概念を広めたはじめての精神科医です。)

そこにはこのように書かれていました。

過去の記憶を取り戻すと「現在」をもっと鋭敏に感じられるようになると言うのは、矛盾する話のように聞こえますが、でも、本当のことです。「今」に集中し、「今」と言う瞬間を楽しめるようになった自分に気がつくのです。ひとつには、退行瞑想は意識を集中させる練習であり、続けて行っていると、私たちの中に今感じていることや認識していることに集中する力が育ちます。さらに、退行によって明らかになった過去は、今の一瞬を見えなくしている壁を壊します。その結果、必要以上に過去にくよくよしたり、未来を心配したりすることがなくなります。そして自由に「今」に存在できるようになります。私たちが喜びを体験できるのは「今」の中だけだからです。過去の重荷や未来に対する不安から自分を解放すれば、私たちは今と言う瞬間、「ここにある今」に集中することが出来るのです。』

そうだったのかぁ!

「今を生きる」「今に集中する」ために過去を知る。これだぁ!

私は、知ろうとすれば知ることができるものをそのままにしておくのがとってもイヤな性格です。

過去を知ろうとすれば、知ることができるかもしれない。なのに靄がかかったような状態で放っておくから「わたしってこういうところがあるのはどうしてなんだろう?」とか「いつも私は、こういうときこのパターンになるな。どうしてなのかな」ということに活路を見出せない。

それらに対して過去世を知ることによって、「そうだったのかあ!」と靄のなかから晴れた空の下にでることができたら、そりゃあそれだけですっきりしますもんね。

それから、こんなすばらしい効果についても書かれてありました。

『瞑想や退行から得られる数多くの利点の一つに、価値観の変化があります。自分にとって真に大切なことと大切ではないことを見分けるときの視点の変化、といってもよいでしょう。このような価値観の変化は、自分は不滅であること、つまり、肉体が滅びても自分はしなないということを知ったときに起こるものです。過去世退行を体験すると、私たちは自分が前にも生きていたこと、いつか再びここに生まれてくること、そして愛する人と再会することがわかるようんあります。さらに家族矢友人と、身体的なふれあいは失ってしまっても、向こう側の世界か、次の人生で再び出会えるとわかると、苦しみや悲しみの本質が変化していきます。私たちが実は魂の存在であることに気づくと、根本的な変化が促されて、愛、より深い人間関係、思いやりなどを大切にするようになります。そして、ほかの全ての存在とのつながりを、もっとはっきりと感じ始めます。このような新しい価値観が幸せの基礎になるのです。』

「自分にとって真に大切なことと大切ではないことを見分けるときの視点の変化」。

確かにこれが身につけば、人生こわいものなしでしょう。

あ~ん、ぜひとも手に入れたい!その視点。

それから、それからこんなことも書いてありました。

『退行催眠を練習していると、自分のなかにある普段は気づかずにいるエネルギーを解放できることがわかった。するとやがて、霊的な目覚めもはじまって、人生に新たな深い意味がもたらされるでしょう。』

ちょっとお! すばらしいじゃないの。前世療法。

ふだんは気づかずにいるエネルギーの解放。

霊的なめざめ。

全部、手に入れたいわぁ。

というわけで、この本には過去世を体験できるCDが付いておりましたので、さっそく聴いてみました。

もちろん、本にも書かれてありましたが、1回や2回聴いただけでおいそれと簡単に過去世を体験できるものではないらしい。

私は、誘導の言葉の間隔が初めての人間にとっては短すぎてその世界に入っていけませんでした。

例えば、

「さあ、美しい階段を下へ下へ降りていきましょう。一段下るごとにあなたはさらに深いレベルへ向かっていきます。さあ、一番下へ着きました。」とかいうようなところがあったりするのですが、目を閉じ、瞑想モードにはいっていても、心の中では(ちょっ、ちょっと待ってよ。まだ、一番下へ着いてないの。もうちょっとゆっくりさせて)と言う感じなのです。

まあ、何回か試みるうちにどこかへインナートリップできるんでしょうかねえ。

私の魂のふるさとをみつけるまでとうぶん、続けてみたいと思っています。




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