ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

ラッキーバッグ

2008-11-12 07:58:21 | 身辺雑事

ラッキーバッグというのは、「福袋」と言う意味じゃござんせん。

文字通り、ラッキーな、ついているバッグのお話でございます。

ちょっとダーリンと出かけた帰りに、ホームセンターに寄りました。

そこで、ダーリンがトイレに行きました。

出てきて、そのあと、ダーリンは仕事仲間の人たちとの会合があったので、その場所まで送り届けて私はそのまま、家に帰ることになっていました。


そして、会合の場所まで送り届けて「じゃあね。忘れ物はない?」と言ったとたん、

「あれ? 俺、バッグどうしたっけ!?」

ない、ないと2,3分騒いだあと、

「あ!! そうだ! ホームセンターでトイレに入ったときに棚に忘れた!」って。

「ありゃま。大事なもの、はいってたの?」と聞くと、

「今日はその会合の会費を預かってるから、8万円くらい現金もはいっているし、郵便局の通帳もはいっている。」って言うじゃないですか!

そりゃ、大変と言うことで、あたふたと車を戻らせながら、走っている車のなかで先ほどのホームセンターに電話し、順序だてて伝えるのもどかしくその旨を伝えると、電話口に出た方がすぐに、トイレに行って見てきます、と言ってくださり、その結果はこの番号の携帯にすぐに返信します、ということになりました。

折り返しの電話が鳴るまでの数分の車内。

「まあさ、もし盗まれてても気落ちしちゃだめだよ。事故にあったりとか命からがら、っていう話じゃないんだからさ。金で済んだ話さ、って思わなきゃ。」と私。

「うん、でもさ。俺、あのバッグ、ある気がする。」と根拠のない希望を述べるダーリン。

「だって、今までも何度もそういうこと、あったんだよ。だけど、そのたびにあのバッグは戻ってきてるんだ。だから、今回もきっとある。」と空元気なのかへんに強気なダーリン。

「でもさ、バッグはあっても現金は抜き取られてる可能性はあるからね。」とあえて水を差すわたくし。

「うん、でも、そういうこともあろうかと札は財布には入れてないんだ。別の封筒に入れてあるから。」

そんな「そういうこともあろうかと」を考えられるくらいなら、そもそも忘れないようにしろよ!と突っ込みを入れようとしたら、ダーリンは、自分で自虐的に「その前に忘れんな、だわな。」と言いました。

まったく。

そんなことを言っているうちに私の携帯がなり、「ありました。」との返事。

「ありがとうございますぅ! すぐ戻りますんで」ともはや地獄の沙汰で神にあったかのように応答するダーリン。
で、ホームセンター、再びとうちゃあ~く。

気もそぞろにサービスカウンターに行くと、「あった、あった。」
中身を確かめると、中身もそっくりそのまま、何もなくなっていませんでした。

元気を取りもどし、テンションがあがるダーリン。

「しっかし、こんなことは奇跡やと思わなあかんよ。」とまたも釘を指すわたくし。

「なんでさ?」

「だって、トイレに忘れて私たちが気づいて戻るまでの数十分、誰もトイレに入らなかったと思われることがそもそも奇跡。そして、万が一入っても、誰も現金を盗もうと考えなかったことがまた奇跡。そして、最後の奇跡は、ホームセンターの人が電話を受けて、探しに行きましたけどありませんでした、って嘘をついて自分が盗ったってわからないわけだけど、正直に見つけてくれたこと。」と言うと、

「えぇ~、そんなこと考えもしなかった。ホームセンターの人がそんなことするわけないじゃん。」と言うので、

「そう思うのは日本だからだよ、きっと。こんなの治安が悪い国、ううん、アメリカでだって、まず、お店の人が知らん顔してなかったです、って盗っちゃうことのほうがきっと多いと思うな。だって、それで何の証拠も残らないし、そもそも一番悪いのは忘れた本人、っていう常識があるから他人のものを意識的に盗んだよりずっと罪悪感もないと思うし。」

「ふーん、そういうもんかなあ。」って何となく納得いかない感じのダーリン。

そうだってばさ!


それから嬉しそうに、バッグをなでて、「やっぱり、あると思ったんだよなあ。こいつは」だって。

なんだか私もそのバッグが単なるモノではなくて、何か生き物のような気がしてきて、

「わたし、そのバッグ、すごく薄汚れてるから今度新しいやつ買ってあげよう、と思ってたんだけど、もうずっと大事に使いな。なにかご加護があるわ、そのバッグには。」と言ってあげました。

皆さんもありませんか?

なんでだか、よく置き忘れたり駄々草に扱ったりしているのにずっといつまでも失くさないで身近にあるものと、気に入って買ったはずなのに「あなたとは縁がありませんでした。」とばかりにさっさと失くしてしまうものとが。

こういうのって、やっぱり何か必然の力というか波長の法則があるような気がしてしかたがありません。

そして、波長が合うってことはあまり意識せずともごく自然に身近にあるものだから、ついないがしろにしたり、それが大切だって気づいていないことがあるような気がする。

「大切にしている」っていう意識がなくても、なぜかずっとあるもの・・

そんなものを自分の身の回りでリストアップしてみませんか?

そこから自分の波長に合うもののキーワードがなにか浮かび上がってくるかもしれませんよ。



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