ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

宇宙の構造2

2008-11-07 06:52:37 | 精神世界

さて、宇宙の構造が近代科学に基づくものではなくて、カバラでは古代宇宙論を採択している、と言う話でした。


今日は、具体的にどのような構造で成り立っていると言っているのかをご紹介いたします。

カバラでは宇宙の果てまで何もない、音もなければ光もない、色もなければ形もない、果てしない闇のなかに「最高天球」があると考えます。

この球体は燃えて輝いているために「炎上天球」とも呼ばれます。

最高天球は燃えて光を放ち、輝いており、それは球体の外側に向けて行われていると考えると、球体の中身は闇となります。

そこはとてつもない力が充満していて、自分自身の始末がつかない状態で振動しています。つまり、天球の外側には果てしない闇が広がっていますが、内側は天球に沿って輝く光と、中心の闇とがせめぎあっている状態だといいます。

この最高天球は天使たちの棲家で「天使界」と言います。

天使界の外側、つまり、光と闇の共通の源泉、それが「神界」です。

つまり、神が最初に創造した光の世界が天使界であった、というわけです。

そして、その内側で光から遠ざかる度合いに応じて「星辰界」と「四大界」があります。

「星辰界」は上から順に恒星天球、土星天球、木星天球、火星天球、太陽天球、金星天球、水星天球、月の天球が入れ子となって重なっており、それぞれ異なった比率で回転しています。このうち恒星天球だけがほかの7惑星と逆の回転をしているそうです。

一方、「四大界」のほうには火の天球、風の天球、水の天球、地の天球があります。

そして近代人の使っている地球と言う言葉は、古代人の四大界に相当します。

地球のうちには地ばかりでなく、水も風も火も含まれるからです。

地の天球だけでは生きていない、そのまわりには水の天球と風の天球が取り巻いており、地殻や海や川、雨や雲などの水圏に取り囲まれ、さらに風の天球に相当する大気圏に包まれているからです。そして火の天球はオゾン層と呼ばれているものに相当するらしく、星辰界からエーテルを取り入れ、一方、四大界の穢れから星辰界を守っている保護膜のような働きをしている、一種の守護霊のようなものだそうです。

しかし、四大界を単なる物質世界のコトね、とみなしてはいけないそうで、地殻、水圏、大気圏、オゾン層は惑星としての地球がもっている地水火風の対応物ではあるけれど、そのような科学的に観察可能な領域だけを四大界というわけではない、とのこと。

地の天球とは物体、あらゆる有機物、無機物の領域と考えられているけれど、実はそうではなく、大地のもっているある不可視の力の影響圏内を意味するのです。その影響圏内のことを古代人は人格化して「妖精たちの影響圏内」としました。

地の精を小人の姿であらわしたグノーメー、水の天球はウンディーネ(水の精)、風の天球はシルフェ-(風の精)、火の天球はサラマンデル(火の精)の活動する範囲としたのです。


つまり、地水火風の四大界を単なる物質界だとすると、それだけでは生物は生まれない。月から上の星辰界からエーテルを介してある波動を受け取らないと、地上の生物は生まれることも生きることも出来ない。その働きを古代人は妖精の活動と見たのです。

火の天球の上にはアメジストのような色をした透明な月の天球が重なっており、一定の回転比率で回っている。目に見える月が軌道を描いて地球の周りを回っているのではなく、目に見えない月の天球が回転し、私たちが三日月や満月だと言って見る月はこの月の天球の一角に張り付いているに過ぎない。(!)

そしてその上を覆うように、薄い橙色の水星の天球が重なっており、この天球はわれわれの知性、思考、言語、情報に関わっている。

その上にはかすかな緑色の金星の天球があり、そこから私たちの情念、愛情、快楽、美意識は大きな影響を受けている。その上は淡い黄色の太陽の天球で、ここからは活力、想像力、個性、自己意識がやってくる。

透けるような赤い火星の天球からは意志力、行動力、主導権、達成感がやってきて影響を与える。

青い紗のかかった木星の天球からは膨張、拡大の気運がやってくる。向上心に富み、常に理想を追う人はこの天球に感応する。

一方、うっすらと黒い土星の天球は凝縮、抑制の力が働いており、現実化に向けて地道な努力をさせる。

この7重の惑星の天球を、抜けるような高みから恒星の天球が取り巻いている、というのです。

ここの記述だけからも、色彩が私たちに与える心理的な影響がいかに根源的なものであるかがわかります。

そして、地水風火がまさに「生命の木」の源になっていることにも気づかれたかと思います。

どうしてこのように最高天球から四大界までのことが見てきたようにわかるんだよ? どうやってそれが実証されてるわけ? と言う疑問が当然わきあがりますよね。

そもそも古代宇宙論は、科学的でないものなのですからそれに説明をつけようとした前日のジョン・スチュアート・ミルの提唱はあてはまらないわけで、実証しろ、と言われてもできないものなのでしょう。

しかし、それを体感することは可能なようです。

まさに見てくることができるわけです。

自分が宇宙の中心なのだから、自分でそれは体感できる、というのがカバラの考え方です。そもそも知識ではなく、体験で得ていくのがカバラなのだそうですから。

その方法についてはまた後日ご紹介いたしましょう。

私はこれでそれこそコペルニクス的見解といいましょうか、天と地がひっくり返るくらいびっくりした理論にであいました。




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