ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

秋の増刊号

2006-10-02 14:48:14 | 日記・エッセイ・コラム

それは昨日の夜起きた・・・私がパソコンに向かっていると、後ろで娘達の『キャァ!』という悲鳴が聞こえた。私が何かあったのか尋ねると『イニシャルGが落ちてきた!』とキャァキャァ騒いでいる。イニシャルGとは我が家では『ゴキブリ』の事を指す。(断っておくが我が家の衛生管理はちゃんとしているし、イニシャルGは年に1,2回程度、娘達にちょっかいを出すだけである。)私はイニシャルGが平気である。というのも仕事で半年ほど行ったビルマ、今のミャンマーのイニシャルGはMADE IN JAPANの2倍、大きいもので3倍近くあるのが宿舎に結構の数がいたからである。騒ぎもどうやら収まって、またパソコンに向かっていると私の頭に何か落下物!それも髪の毛にしっかり掴まって動いてる!私は絶対イニシャルGに違いないと妻にそのことを告げた。妻は慌てふためき、右手に雑誌を丸めたものを握り締め、左手に強力殺虫剤スプレーを持ち恐る恐る私に近づいてきた。そして次の瞬間!妻は『なぁんだ~カナブン(コガネムシ?)じゃない』と言って、カナブンを摑んで玄関から表に逃がしに行った。ゴキブリは何故嫌われるのだろう?居住している地区が悪いのかな?冷蔵庫の裏だったり薄暗い所を好む元祖引きこもり?(だから、ろくに進化せずに氷河期を乗り越えられた?(笑))ゴキブリも住処をお花畑にして、ついでに『鈴虫』の様に鳴いたりしたら、もっと可愛がってもらえるのに・・・なんて事を思っていて、ふと気が付いた。私の頭にとまっていたのがカナブンではなく、、本当にイニシャルGだったらと。妻の右手が動けば『火事場の馬鹿力』とやらで、きっとイニシャルGは原形をとどめないくらいに破壊されていただろうし、私の頭も力学的にかなりの衝撃とダメージを受けていただろうし、何よりもイニシャルGの遺体の始末をどうしたのか?また左手のスプレーを使えば、イニシャルGの致死量の何倍、いや何十倍もの殺虫剤を浴びせられた私の頭は一体どうなっていたのか?想像するには時間の有り余る『秋の夜長』だった・・・

コメント (4)
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